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おにっ誌 2023/12/11 | 金利動向

米国債30年金利は日足でパラボリック陽転、上げ目線(債券価格が下がる方向)に転換した。

各種指標も弱くなりつつあり、インフレピークアウト示唆で金利の頭打ち期待が高まっている

なので、この長期金利上げはどちらかというと自然反発に近いものに見える

そこでこの金利反発が終わったあたりから債券価格が本格的に上がる…という見方が多いのだと思う

が、

未だに逆イールドであることを忘れないほうが良い気がしている🤔

長期債である以上は、タームプレミアムが乗らなければ誰も買わない
(短期債と比べてよほど利回りが良くなければ、わざわざ30年も資金拘束される商品など買わない)

今は単純に政策金利の頭打ち期待でどのタームの金利も下げ方向になりつつある。が、長期債においてはどこまで下がるかは微妙なところ。タームプレミアムの分だけ他と比べて金利下げ余地は小さい、と見ておくことも大事だろう🙄

というわけで、引き続き金利動向には注意しつつ、TMFを買い入れるタイミングをしっかり見極めたいと思う

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