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おにっ誌 2024/1/29 | 想いに想いを馳せる

「作品」の裏にはひとの「想い」が横たわっている


別に芸術作品でなくても良い。何かのルールといった、一見無機質なものでもそうだ。そのアウトプットを作った経緯や背景が必ず存在し、そこには、程度の差はあれど何らかの「想い」が込められている。

だから、受け取る側や使う側としての自分は、その「想い」をほんの少しでも理解できるように努める。

受け手としての自分は、作り手と同じではないので、「想い」を理解するのは難しい。作り手としても、受け手に理解してもらえない限り嬉しくなれないわけではなく、受け手が理解しようと考えてくれたことで喜びを感じることができる。

作り手は、「伝わらないこと」は当然わかっているので、こんな些細な願いを持っているだけでしかない。


良いものが、結果、特に数字につながるとは限らない。

きちんと想いが込められた、想いを汲み取ってつくられたものならば、数字という無機質な情報には現れない「良さ」を出してくれる。

受け手や使い手は、「良い」ものに込められた「想い」に「想いを馳せる」。

これが「リスペクト」だと、私は思う。

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