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「飢えと寒さ」が人を健康にする 検証260日目  夏のヴィム・メソッド効果

寒さの健康法(ヴィム・ホフ・メソッド)と空腹の健康法(甲田式健康法)を検証しています。

記事の結論を言います。

ヴィム・メソッドは高温時の体の発汗作用を高め、体温の上昇を抑えるのに効果がある。(推測)

ヴィム・メソッドは寒さの耐久力を上げる方法です。

ヴィム・メソッドによって、人間は寒い環境で体温を上昇させる能力が高まる(褐色脂肪組織を活性化させる)ことがわかっています。

では暑さの耐久力はどうなるか?

ずっと疑問に感じていました。

私がヴィム・メソッドを始めて最初の夏が来ました。



ヴィム・メソッドを続けている私が真夏に気づいたことがあります。

汗の質や流れ出る量と早さが、昨年とは違うと感じました。

体温が急に上がると、汗が一気にたくさん流れ出ます。

ヴィム・メソッド以前の夏は、どんなに暑くても汗はにじみ出ていたような気がします。


一般に高齢者ほど汗が出なくなり、夏は体温が上昇しやすくなります。

そのため多くの高齢者が、真夏に熱中症になっています。

高齢者は一般に、体温の調節に関わる生理機能が低下しています。
具体的には、暑くなった時に汗腺が汗を分泌するタイミングが遅くなり、出せる汗の量も減少します。また、皮膚に分布している、汗をかく能力のある汗腺(能動汗腺と呼ばれます)の数も、加齢とともに低下していきます。皮膚への血液の流れは暑さとともに増加するものですが、この力も発汗と同様に、高齢者では低下します。

テルモ体温研究所


体温を一定に保つ能力を高めるヴィム・メソッドは、体温上昇を抑えるため普通の人より多量の汗を素早く出す効果があるのでは?

これは現時点の推測です。

大量の汗が一度に素早く出るため汗が体熱を奪い、体が急速に冷やされているようです。

そのため暑さをあまり感じません。(蒸し暑さは感じます) 

汗の質もサラッとした「いい汗」になっています。

今年は汗に濡れたインナーを着続けても、汗が乾いた後はベタつきません。

以前の夏は、汗が出るとインナーは乾いた後もベタベタして不快になり着替えていました。

「悪い汗」ではなく、サラッと乾く「いい汗」だと感じます。

つまり『ヴィム・メソッドは、冬だけでなく夏も効果がある』というのが今の実感です。

「いい汗」はサラサラにおわない!
「悪い汗」はベタベタ汗くさい…!

サラッと乾く「いい汗」は体温調節に有効!
ムダに流れる「悪い汗」は疲労の原因に!

元気通信  /  養命酒製造株式会社


【良い汗は、内外からキレイな体をつくる】
良い汗は、体温調節だけでなく、体内の浄化や美肌づくりにも役立ちます。
 良い汗をかくと代謝が高まり血行が促進。老廃物の回収や排せつもスムーズです。また良い汗をかけば、皮脂の分泌も盛んになります。新しい皮脂と粒の小さな汗によって質の良い皮脂膜が形成されて、肌がしっとりスベスベに。皮脂膜には、肌の乾燥を防ぎ、細菌などの侵入を防ぐバリア機能もあるので、肌と全身の健康を守ってくれます。

 一方、悪い汗はミネラル分が皮膚に残り、それが皮脂腺にたまって酸化した古い皮脂と結びつくと、雑菌が繁殖。においが発生しやすくなり、肌にも良くありません。

【好循環】
良い汗をかく 
⇒ 血行が良くなる ⇒ 老廃物の回収・排せつ ⇒ 体内の浄化 ⇒ 細胞の活性化 ⇒ 良い汗をかく 

サントリー健康情報レポート




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