2022年5月2週目以降の見立て(決算week)

■先週の振り返り

先週の相場を一言で表すならFOMC相場だった。5月3~4日で開かれたFOMCの会合でパウエル議長は5月に0.5%に利上げを実施すると正式に発表。材料出尽くしで直後の市場は急上昇。しかし次の日(5/5)には$1000を超えて大暴落。市場は5月0.5%、6月0.75%の利上げを予想していたが、パウエル議長は「それは今の段階ではない」と名言。しかし5月0.5%,6月0.5%の利上げを裏を返せば想定していると市場は考えたのか「そもそもそれもやばい」と思い暴落したと仮説立てられている。そもそも0.5%の連続利上げも過去例がないほど凄まじい利上げ。
今の市場は非常に難しい状況。きちんとセクターを見極めて戦う必要がある。

一方の日経市場は先週は5月2日、6日の2日間だけ開いていた。
売買代金もそこまで多くはなく、パッとしない相場。決算weekなので、材料などが出た銘柄に関しては上昇なども観られる。今週が決算の山場weekなのでホールド中の銘柄などある人は整理・注意が必要。

▼空売り比率

空売り比率も一時の50.5%からだいぶ回復してきた。

▼日経平均株価

先週はかなりボラティリティーが高く26000円台をウロウロ。今週も同様の展開が予想される。決算weekでもあるので、影響度の大きい銘柄の決算内容次第で上下することも考えられる。

▼マザーズ

さようなら。

▼ダウ

$32287を割れたら終わり。今はまだセーフ。やばくなったらすぐに逃げたほうがいい。

▼ナスダック

やばい。さようなら。今ならまだ間に合う。逃げて。


■投資主体別売買状況

海外投資家は4週連続の買い越し。個人投資家も同様。。。。この地合で?!という感覚だが資金が流入しているセクターをきちんと見極めることが重要。いずれにしても何を買っても上がる相場ではない。



■5月2週目の主要決算

・5月9日
日本郵船、川崎汽船、アウトソーシング、
・5月10日
川崎重工業、三菱商事、プレイド、住友金属鉱山、ヤマトHD、レノバ、出光興産、BEENOS、メンバーズ、IHI、任天堂、伊藤忠商事
・5月11日
トヨタ、スプリックス、ローランド、三井金属鉱業、共栄タンカー
・5月12日(今週2番目に決算発表が多い)
ベルトラ、SUMCO、JTOWER、東京エレクトロン
・5月13日(今週1番目に決算発表が多い)
ENEOSホールディングス、三井松島HD、楽天、いすゞ、メドレー、すらいらーくHD、クレディセゾン、エネチェンジ、チャットワーク、KDDI、スノーピーク



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