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犬山さんぽ執筆マニュアル

いつも地域メディア「犬山さんぽ」へお越しいただきありがとうございます。ライター・編集者になりたい、すでに参画されている方、いつも執筆活動ありがとうございます。

この記事は大して大事じゃないことからちょっと大事なこと、執筆にあたって壁にあたってしまった時の対処方法まで、皆さんからの苦情や問題提起も盛り込みつつ、犬山さんぽの執筆マニュアルとして誰の目からも読めるようにnote記事としておいておきます。(ちょこちょこ追記したり改訂したりします)

またこのnoteには犬山さんぽを立ち上げた理念やその役割も載せておきます。これは筆者である私の目的であり信念です。もし参画にあたり疑問や疑念が湧きました。その項を読み返していただけますと幸いです。前置きが長くなりました。では本編、どうぞー!

はじめに…

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大袈裟にはじめにとか書いてますが、犬山さんぽを始めた理由を述べておきます。はじめて犬山さんぽに触れる人もいるかと思いますが、ここに共感していただけると私の目的も目標も理解が早いのではないかと思います。

犬山さんぽとは平たくいえば地域メディアです。
地域のいいもの、美味しいもの、楽しいこと、新しくできたお店、イベントなどなど、犬山で起きる小さなことから大きなことまでを発信できる媒体にしよう、が始まりです。
恐らく皆さんのイメージだとフリーペーパーがその役割を担っているのではないでしょうか?新聞を定期的に購読されている世帯であれば地域のフリーペーパーが折込チラシとして挟まってくることがありますよね?立ち上げ当初は地域で発行されているフリーペーパーを目標に広告案件なども織り込んで発展させていこうと考えていました。
しかし、時代は紙の延長戦のWEBメディアではなくなり、WEBメディアの自由度こそこれからの広告、報道業界を席巻していく存在となって来ています。そのため犬山さんぽは当初の予定にはなかったニュースメディアとしての立ち位置や速報性の高い話題をお届けしていました。

犬山城ご城印記事はその最たる記事で、発表その日のうちにGoogle検索で上位表示され、朝日新聞や中日新聞のWEB版よりも上位に表示され続けていました。

また、2019年に行われた犬山市議会議員選挙では市議会議員候補者全員にインタビューを行い記事化、微力ながら市議会議員選挙を普遍的に考えていただくきっかけにもなりました。

ニュースばかりではなく犬山で活躍する人やお店の紹介もいくつかされています。若い世代が犬山で何をしよう?なんて実は知りたいけど興味あるけど、どの媒体も取り上げにくい話ですよね?そんな内容も記事になるんです。
犬山さんぽとは犬山市内で起きてる出来事を市民目線で眺めてみるメディアにしたいんです。読み物的なメディアに特化してる訳じゃないんですが、一つ一つきちんと取材して記事にしています。

さて、一つ疑問が湧くと思います。「なんでここまで犬山なのか?」と。では次は理念的なお話を残しておきます。

町が元気ならどんな環境もポジティブに守ることができる

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「町が元気ならどんな環境もポジティブに守ることができる」これが犬山さんぽの理念です。大変個人的な理念を押し付けるようで悪いのですが、町に元気がないと税金収入が減り、市民のQOLが低下し、誰も環境に目を向けることがなくなってしまいます。すごく正直に書いておくと、筆者である私がなぜ犬山にこだわっているかと、その点を気になさる方が多いと思うんです。
「筆者が犬山にこだわってるのはいい歳したおっさんになっても入鹿池でバス釣りして遊んでいたいから」
じつはこれが本当の目的です。

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入鹿池は後世に残るんだろうけど、ブラックバスという魚や今井地区の田園風景、山から流れる水など、開発を名目に変えられてしまう環境を文章を通じて守っていきたいという邪念にも似た想いがあります。
というより邪念です。読んでるあなたにとって入鹿池でブラックバスが釣れることなんて、ほぼどうでもいいでしょ?
でも、ブラックバスすら住めないDEATH湖を後世に残したいかって言ったら、ちょっと考えものではないでしょうか?

町に元気がない→経済活動を含めた=犬山やその周辺、犬山に関わるヒト、モノ、コトが活性化していなくて、元気がないと何が起こるのかを想像してみてください。

先ず「祭り」がなくなります。ここ2年間、新型コロナという望まない疫病のおかげで犬山で最も大きく盛大であった犬山祭が例大祭を除いて中止になりました。結果、犬山祭に命をかけていた人たちは涙をのんだ結果になっています。

城下町をみてみましょう。そこかしこに居た金持ちな外国人は消え、大学生か高校生が歩いて犬山の城下町を散策するようになりました。店舗は平日を閉めてしまっている店もあり、健全な経済活動が回っているとはとても言えません。

経済的な鎖国はおそらくですが格差も産んでいます。今までは単にかわいいだけで売れていた何かも、一つ工夫があったり、ニーズを掴み時代にあったモノを提供しないと話題にもならなくなりました。

祭りがなくなったことで城下町で営業して成功を収めているお店への風当たりは強いでしょう。しかしその店はきちんとニーズを掴み経営努力を怠らないから人気なのであり、たまたま当たっただけのお店ではないことは明らかです。しかし町が潤わないから結果成功は妬みに変わります。人間って怖いですよね。

逆に町が元気だとどうでしょう?
不思議なことに小川で両生類や小魚を観察したり、田園風景が綺麗だと眺める余裕が生まれます。その上、水を綺麗にしようとかゴミ拾いしようとかのボランティアティーも育ちやすくなります。町が潤うって実は経済的な意味合い以外にも大事なんですよね。お金がないと人の心は荒みますから。

で、犬山さんぽは町が元気であることを伝えるメディアでありたい。
こんな店ができたよーとか城下町って裏通りも面白いよーとか実は可児や多治見へ歩いて抜けることができるよーとか、犬山に住む人も、犬山に住んでた人も、犬山に住みたい人も、遊びに行きたい人も楽しめるメディアでありたいなと。

「町が元気なら環境も場所も景色も守ることができる」が犬山さんぽの信念で筆者である編集長の理念です。やっぱり町は元気じゃなきゃ。で、そのためには犬山だけじゃなくてせめて隣接してる市町も元気になってくれなきゃ。

と、言う訳で犬山市だけの話題だったこれまではこれまで通り記事にしていくとして、ほかの市、小牧や各務原、私鉄沿線の名鉄犬山線、小牧線、JR高山本線とかも話題にしていこうかなと。「犬山さんぽ」だけど犬山からさんぽに出かけるとか、犬山へさんぽに出かけるとかそんな話題も記事にしていって大丈夫!(ただしネタの提案はしてください、詳しくは後記)

記事の書き方は自由だけど一つ守ってほしいこと

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記事の書き方は自由です。ここで自由とはフリーダムな方の自由ではなく、秩序のある自由を指します。要はなんでも書けばいいってことではないです。
このnoteを読んでくれてるあなたなら少しお気づきかと思いますが、300から500文字くらいを一つの見出しとしています。
記事を読んでいただければわかるのですが、見出し直下に写真が一枚、次に詳細記事、1見出しが長くなるようなら写真を入れ込んで直下に記事を続けるというスタイルをとっています。見出しでは1つと書きましたが、実は記事構成を作るにあたり結構な決まり事を設けているので、全て合わせなくてもいいので頭の片隅に置いておいて欲しいなと思います。
記事作成ルール1
記事を書くにあたり、編集部および編集長へメールかTwitterのDMでネタ詳細を送ってください。これはネタの重複を避けるためで、もし過去の記事で書きたい場所がありネタが重複してしまうと思いましたら、編集長へご連絡ください。
ネタの提案は以下のことを必ず記載した上で送ってください。例外は認めません。

1.記事にする内容
2.なぜ記事にしたいのか?

1は記事のネタが何かを知りたいです。
重複してる内容であれば却下してしまいますが、オリジナル歓迎なので大抵大丈夫。ただし「期間限定」とか期間のある記事についてはいつからいつまでを添えてください。
取材が必要となる場合は事前に教えて欲しいです。あとで報告されてトラブルになっても対処できません。
2は記事にする理由を熱く語ってください。
これもオリジナル大歓迎なのでその熱量をぶつけていただければいいです。編集で骨は拾います。

写真について

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写真についてですが、オリジナルの写真のみ掲載可能です。ご自身で撮影した写真以外使わないでください。特に食べログやRettyなどの食レポSNS、Twitter、Instagram、Facebookの写真は基本的に使用禁止です。あとで訴えられるのはごめんだぜー。頼むから他のサイトからの転用はやめておくれ…。

写真の著作権は写真内に記載がなければCreators Re:Publicに帰属されます。帰属された場合、犬山さんぽ以外のメディアでの使用は不許可とします。撮影された本人が本人のブログやポートフォリオに使用することは全然OKです。実績としてどんどん使ってください。

※写真の許諾について追記
写真許諾を個人に指定したい時は記事の文末に必ず自分のCopyrightを入れてください。ない場合はすべて編集部帰属になります。

記事構成について

記事の構成についてはこれまでの記事を読んでいただければわかると思いますが、あえて記載しておきます。テクニック的な箇所は読み取ってくださいwww

・タイトル
記事の顔です。タイトルを読んで魅力がないとブラウザバックしますよね?読まれない記事ってタイトルが独りよがりなんですよ。個性を出すのはいいけど読みたいと思うようにタイトルつけてくれ。

・導入文
最初の3行に命をかけろ。
ここを読まれないとその記事はただのゴミじゃ。読ませる記事とは導入文が秀逸。興味ないけど思わず読んじゃったってのは秀逸な導入文あってこそ。そして3行でその記事の結論を書け。命をかけるのはここだ!
落語家で落語の枕詞が面白くないと内容も頭に入ってこないし程なくつまらないよね?これ映画とか好きなドラマも同じ。第一話の冒頭3分間がどれだけ面白く作り込まれてるかで決まる。プロのライターで売れてるやつはここが違うんだな。つまらんやつはここを磨け、一瞬でも面白いと思わせたら勝ちだわ。

・見出し
見出しだけ読んでおしまいにできるだけの情報をもたせるように心がけてくれ。ほとんどの人は見出しと写真で記事を想像する。いい意味で裏切るなら見出しのインパクトは必要。見出しは「ここにあなたの必要な情報が載ってます!」っておしらせする場所だ。
見出しはなるべく短く、長くても20字内に収めておけ。

・写真
写真しか見ない人も中にはいる。写真が綺麗だと本文を読みたくなるだろうし、料理の写真ならその店のイメージもつく。場所だと目印にもなる。
ただ、掲載する写真の中に本文の情報を入れるな。そんなのはInstagramだけにしておけ、くどくなる。あと一枚撮っておしまいではなくなるべく複数枚撮っておくと何かで失敗した時にリカバリーできる。で、撮影は最大解像度で撮影して、掲載はオリジナルのサイズを加工してくれ。でかい写真は読み込みが遅くなるから結果読まれないことになる。サイズは縦960pix、横1200pixで1M以内で掲載してほしい。加工の方法やなんかは改めて専用の記事にしておく。

・本文
本文は導入文や見出し、写真に込められなかった情熱を込めてくれ。ただし1見出し500字以内はルールだから守ってね。あと1記事だいたい1500文字に収まるようにすると読みやすいと思う、ただし思うだけ、ありったけの情熱を込めるのはあり。でも情熱かけるとそんな文字数じゃすまないよね?どんどん書いていいけど500文字で一区切りつけるくらいの書き方は守ってほしい。
本文は必要な情報を詰め込むよりも余裕を持って読ませるくらいで。取材メモがおそらく箇条書きになってると思うから接続詞をつけて文章にできるくらいでいい。
補足だけどほとんどの人は本文を読まない。読ませるなら情熱をかけないと難しいよ。その辺は経験値だね、経験積んでくれ。
あと本文のコピペは厳禁!コピペ記事が発覚したらどんなにいい記事書いてあっても有無を言わさずに退場してもらう。食レポサイトの感想文も要らない。必要なのは読者さんがそこへ行きたいと思う熱量を起こせるかどうか。理念にもそぐわないのでコピペだけはやめてくれ。ついでに言うと人の悪口とか店の悪口とかも。あなたの感想文はあなたのところでやればいい、犬山さんぽで出す内容ではない。この辺は厳しくさせてもらう。

犬山さんぽの基本姿勢は読者ファースト

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1番大事なところなのであえて長々と述べるけど、読者ファーストってなんだと思う?
読者さんがいてくれるから犬山さんぽが収益をあげたり出来るわけで、読んでくれる人がいないと意味がないんだよね。だからあくまでも読んでくれた人に届く記事を書いてくれ。

あと絶対に独りよがりな記事は書かないようにしてほしい。ニュースよりのサイトとして立ち位置を設定してるから、公正中立の立場だけは忘れないようにしてもらいたい。ブームだからとか流行ってきたならまだ賞味期限があっていいんだけど、お店から「流行らせたいから」とか「話題に載せたい」とかは別の次元の話になるし、それを無償で受け入れるのはやめてくれ。有償で受けるのでも犬山さんぽとは関係ないところで受けてくれ(つまり編集長の名前で仕事するな)

もしもニュース記事を書くことがあるなら、事実だけをまとめて記事にしてもらいたい。下手に個人の意見を記事内に持ち込むと無用なトラブルを生む。そこまで編集部は責任が取れないので、ニュース記事なら事実だけ書くって忘れないようにして欲しい。

読者とは、スマホやPCの画面の向こう側にいる人を指す。つまりは自分のことだって忘れないようにしてもらいたい。自分の記事を最初に読むのは自分、書いてて恥ずかしくなるような内容は修正したほうがいい。伝わらないからね。

と、こんなもんかな。理念や信念的なところを先ず理解してもらいたい。その上で参加するしないは自由だし、書く、書き続けることって結構大変。「あ、何かブレたなー」と思ったらこのnote読んでくれるとヒントがあるかも知らん。またネタ出しの時に相談してくれてもいい。筆者は書くことが生活の一部なので辛くはないが、辛くなったら少し休んでもいい。けど自分が出したネタは完遂してくれ、そこだけお願い。

※初版2021年5月22日

※改訂・追記2021年5月24日

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