かたやきそば

点滅社「鬱の本」を読んだ。
84人のみひらき1ページずつのエッセイ集。フォロワーのエッセイがいくつか載っているので気になっていた。新宿紀伊国屋書店にて良い位置に配置されているのを見かけたので購入。

森千咲さんのエッセイで取り上げられている「解放区」という言葉が目にとまった。誰にでも自分をだす場所がないと息がつまってしまうという。わたしにとっての解放区はもちろんTwitterです。10年ものあいだ、世界でいちばんくだらない事柄から、誰にも伝えたことのない脆く切実な気持ちを赤裸々にツイートしてきた。息をするようにツイートをしてきた。

松浦亜弥さんが橘慶太さんと10年の交際(紆余曲折あり)を経て結婚したときのことば、
「わたしの青春には、すべて彼がいます」をときどき思い出す。奇跡のように美しいと思う。わたしの青春には、すべてTwitterがいます。

鬱の本を読み終わり、Amazonにて太宰治「斜陽」と吉本ばなな「デッドエンドの思い出」を購入。斜陽は太宰治の作品で2番目に好き。

最近は仕事がひと段落して肩の力が抜けたのか、本が読める。またしばらくしたら憂鬱に襲われてなにも読めなくなるかもしれない。
だとしても問題ないな、といまは思えている。

おひるに梅蘭のかたやきそば(小)800円を注文、半分でお腹いっぱいになりギブアップ。食後爆裂にねむくなり「いまこの世でいちばんねむい」と言ったら23歳後輩にややウケした。

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