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競馬撮影はじめます


はじめに

 出資馬のデビューが近いということで、唐突に「カメラ欲しい!出資馬の走ってる姿を手元に残しておきたい!」と思いつき、その勢いでミラーレス一眼と望遠レンズを買いました。

カメラ

 カメラはEOS R10。ボディのみで新品118,000円という値札がついていましたが、納期が三カ月かかる&少しでも節約したいため、中古の良品を101,500円で購入。
 EOS R10は連射性能が高く、今から競馬撮影用のカメラを買うなら、少し無理してでもこれにしろ!というネットの声があったこと。なにより、店頭で実機を持った時に、グリップが深くて手になじんだことが一番の決め手でした。

レンズ

 望遠レンズはRF100-400mm F5.6-8 IS USM。新品84,150円のところ、まだ半年しか使われていない中古の美品が店頭に並んでいたので、それを76,500円で購入。
 レンズはカメラと規格を合わせる必要があるため、EOS R10の規格であるRFマウントで、400mmクラスの廉価な選択肢というと、これしかありません。
 F値というのが高くて、ようは画面が暗くなりがち?(カメラ初心者なのでよくわかっていない)らしいのですが、中央競馬なら基本は昼間の撮影なので問題ないと判断しました。

かかったお金

 予算は漠然と10万円と考えていましたが、カメラとレンズだけで合計178,000円となりました。他にSDカードメモリやカメラバッグなどのアクセサリーや、100均で間に合わせた整備道具とか防湿庫(密閉度の高いケースと除湿剤)とかを合わせると、20万円は超えたと思います。

 たけー!とは思いますが、カメラ沼はこれでも入門編で、上を見ればキリがありません。初心者むけの定番セットという感じでしょうか。ほんとうに10万円しか予算がなかったら、調べた限りでは選択肢はかなり限られると思いました。

カメラマンデビュー戦

 そんなことより、さっそく今日競馬場に行って撮ってきた写真がこれ!

2023年10月22日 東京1R 12番 ラオラシオン パドック

 バヌーシーで一口馬主をやっていて、この仔は出資馬ではないのですが、いつも親近感を持って近況を追っているため、応援がてら練習に撮らせてもらいました!
 機材任せでこれだけ撮れれば素人カメラマンとしてはもう十分な結果ですほんとうにありがとうございました、という感じで、自分で思っていたよりもきれいな写真が撮れてびっくりしました。

2023年10月22日 東京1R 12番 ラオラシオン 返し馬

 東京競馬場は、この時期この時間帯だと、客席側からコースを望むと逆光なのですが、全然関係なくちゃんと撮れます。馬にピントが合って、手前と奥がボケて、これを自動でやってくれるのはカメラさまさまです。

2023年10月22日 東京1R 5番 メイプルタピット(勝ち馬)

 ただ、さすがにゴール前の攻防を撮影するのは難しかったです。客席の一番前で撮影しようとすると、目の前に訪れるここ一番のシャッターチャンスは、文字通り一瞬で去ってしまうので(あたりまえ)、そこで馬をフレームに収めておくには、人間側の慣れなり練習なりが必要でした。
 これはまだ角度があって目の前ではなかったことから、わりとうまくいった方です。

2023年10月22日 東京5R 13番 トロピカルティー(勝ち馬)

 こちらは本当に目の前での攻防戦。勝ち馬トロピカルティーの全身を収めることができていません。ズームしすぎ、シャッターを押し込むのが遅すぎでした。

おわりに

 撮影、めちゃくちゃ楽しいです!

競馬ゲーム(入口)
→ 好きな馬の応援(推し活)
 → 馬券(ギャンブル)
  → POG(馬主気分)
   → 一口馬主(推しへ投げ銭)

 と、順調にステップアップしてきていますが、どうやったら綺麗に馬の写真を撮れるんだろう?と試行錯誤するのは勝ち負け関係ないので、競馬撮影はこれまでとはベクトルの違う新しい楽しみ方です。

 昨年の夏に牧場見学で北海道を回ったときに、フジキセキの血統を追って子孫たちの撮影しているという人と話をして、競馬にはそういう楽しみ方もあるんだなあと、他人ごとのように思っていましたが、今なら気持ちが100%わかります!

 とりあえず自分は、まず出資馬をきれいに撮りたいです。来月、ドリームクルーズとウィープディライトという二頭の出資馬がデビュー予定ですので、それまでに少しでも写真の腕を上げておくべく、来週も府中に行こうと思います。

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