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子宮筋腫による流産

すっかり前回書いたときから間があいてしまいました。
退院後にはじめたXやインスタの方に顔を出すことが多くて
noteを開くのは久々になってしまいました。
破水したのは春の始まりで、
産声のない出産をした時は桜が開花した頃。
それから春、初夏を超えて梅雨の時期に入りましたね。
ここ数ヶ月、時間が経つのが本当に遅く感じるのですが
それでも時間は流れているのだな、と思う今日この頃。


あれから、娘を出産した総合病院ではなく
都心のもっと大きな病院に転院することになり、片道電車で1時間くらいかけて通っています。
そこでは、MRIの画像解析、不育症の血液検査なども行い、今回の流産の要因がわかればと思いましたが
転院前と一緒で、子宮筋腫は多いがそれ以外の異常は見つからない、とのことでした。

子宮筋腫は産後すぐは最大6cmくらいのものが数個、あとは小さな筋腫が数えられないくらいあったものが
生理を2回見送った後の検診では最大2cmまで小さくなっていました。たくさんあるのは変わらず。
子宮内に見られた影のようなものも、消えているようで妊娠による影響も大きかったんだと思います。

子宮筋腫があっても、わたしのようにたくさんあったとしても
無事妊娠、出産している人もいるようなのですが
もし何もせずまた妊娠し、そして同じように流産してしまったら絶対に後悔すると思ったので
子宮筋腫をとる手術を受けることに決めました。
8月の中旬、お盆真っ只中の日程で
偶然にも娘の出産予定日と近い日に決まりました。
娘も「お母さん頑張って!」と応援してくれているのかな、と思うと涙が出ました。

次の生理が来たら、ホルモンを抑制する薬を飲んで筋腫をなるべく小さくする治療を開始します。
1ヶ月後の診察では、手術前検査ということで血液検査や心電図など、健康診断でやるような検査を行い
その後検査結果を見て、問題なかったら手術となるようです。

手術に関してはお腹を少し切るのと、内視鏡を併用する腹腔鏡手術になり、入院は予定では6日間。
術後は傷の治りによるが、3ヶ月から半年は避妊期間を設け
次妊娠できた時は、子宮に負担をかけないよう帝王切開になるようです。
筋腫は見える範囲の物は全部手術でとることはできるようなのですが
100%なくなるわけではないようなので、術後妊娠できるようになったら、早めに妊娠したほうが良いそうです。(そんなことが簡単にできるのかって感じなのですが…)

私の場合、破水きっかけの流産で
緊急で入院になった時は出血も高熱も痛みもなかったので感染症でもなく
やっぱり子宮筋腫が要因だったのかなと…
わたしのせいで破水して娘が亡くなってしまった、もっと早くに気づいていれば、と自分を責める時もありましたが
自覚症状もなく、この状況でも出産できる人もいると思うと
早く気付けても筋腫を取る選択はしなかったと思うと、なかなか判断が難しいですね。(病院側も手術をそんなに薦めなかったと思うし…)

それでも今は、娘のために、いつか来てくれるだろう赤ちゃんのために、手術を受けたいと思っています。
こんなにもつらく苦しい経験をしたので、不安や怖さはあまり感じていないです。

前に進むために頑張ろうと思います。

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