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News:03 First Album "drive"

2021.08.31 CD限定盤販売開始!
この時代でも、やっぱりCDにしてみたかったんです

というより、厳密にはCDジャケットを作りたかったんです。
歌詞カードを添えてみたかったんです。
CDの盤面デザインを考えてみたかったんです。
なんなら、音楽配信サービスのオマケにしてでも、作りたかったんです。
意味不明ですので、まあ、そうしませんでしたが…(笑)

さて、今回のジャケットデザインをしていただいた Shigetaさんは、ベーシストの顔をもつ、切れ者デザイナーさん。
公私共に、大変お世話になっています。

これまで Shigetaさんとは、大雪直後のとんでもライブ決行や、歌だかコントだかわからないようなライブなど、楽しいことをしてきました。
練習は、それなりにきつかったけれど、それも楽しかったなぁ…。
その話は、またの機会として、今回はデザインのちょっとした小話。

彼とは、CDジャケットを作る際に、「歌詞」の表示方法についてこんなやり取りがありました。
もしかしたら、“CDジャケットを自分たちで作ってみたい方”のお役に立つかもしれません。
結婚式の思い出や記念行事の記録のためのDVDジャケットを作られる方も多いと聞きますし。

「歌詞」の文字の大きさのことです。
「しっかりと表示させたい」と思うのあれば、以下のような設定がいいと思います。(あくまでも、個人としての意見。)

ポイントであれば、6ptより大きくする。
級(Q)数であれば、9級よりも大きくする。

※ミリで言えば、2.25ミリ以上の大きさとなります。
※ポイントと級数の関係は、近似値です。

また、「デザイン的に目立たせたくない文字だけれど、読める程度に配置したい」という場合は、以下の数値が無難ではないでしょうか。

ポイントであれば、5.5pt程度
級(Q)数であれば、8級程度

※ミリで言えば、2ミリ程度の大きさとなります。
※ポイントと級数の関係は、近似値です。

私は仕事柄、「ポイント」で大きさを判断することが多く、彼は写植版下なども手がけていたこともあり「級(Q)数」の方がしっくりくる。
お互いにイラストレーターを使ってデザインの話をしているのに、所どころで「え~と?」となる(笑)。
どちらが良いとか悪いとかではなく、ただそのやり取りが、面白かったんです。

もちろん、人によって好みや表示方法の意図があると思いますので、印刷業者さんに相談や質問することをおすすめします。
メールやチャットでのやり取りしかできない印刷業者もあると思いますが、理由を伝えて相談すれば、だいたいのことは教えてくれると思いますよ。

印刷にもいろいろありますので、今回は、最終的に印刷業者さんにて『オフセット印刷』をしてもらうことを前提としました。
とても簡単に言えば、色味もきれいで、にじみが少なく、輪郭がパキッと仕上がる印刷だと思ってください。

それにしても、Shigetaさんのデザインは、いつもワクワクする。
Shigetaさん、どうもありがとう!

今回に限っては、自分の顔がデザイン対象なので、むずがゆい気持ちが未だに抜けません。

棒犬 Vo. Takanori Inutake

棒犬|WEBサイト https://inusound.com/ 【2021年09月公開予定】

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