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『ねなしぐさ 平賀源内の殺人』の文庫版が発売されます。

 6/7に、宝島社文庫から『ねなしぐさ 平賀源内の殺人』が発売されます。

「あの平賀源内が殺人?」と思うかもしれませんが、源内が晩年に人を殺め、捕縛された上に伝馬牢で獄中死しているというのは、紛れもない史実です。あまり知られていませんが。
 この作品は、平賀源内の生涯を辿りながら、「何故、源内は人を殺めるに至ったのか?」「真犯人は本当に源内なのか?」を巡る時代ミステリーになっております。

 帯コメントは、何と宮部みゆき先生です!
 単行本の発刊時に読売新聞にお寄せいただいた書評からの引用を、快く承諾していただきました。

 表紙の源内さん、単行本の時と違って、ずいぶんとイケメンになっていますね(笑)。

 ちなみに、現在、小説新潮に連載中の『おどろかし 戯場國の怪人』にも平賀源内が登場します。
 本作とは時代も違うし(『おどろかし』は、まだ二十代で駆け出しの頃の源内さん)、小説の登場人物としてのキャラクターも違うんだけど(『おどろかし』の方がコミカルに描かれています)、併せて読んでいただけると面白いかと。

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