見出し画像

【子供にも役立つ!】解決の為の3ステップ【行動の考え方】

今日は小中学校でも役立つ行動分析学のステップと応用例が書かれている本です!

いろいろな例から、行動分析学の考え方の幅を広げたい!

動物だけでなく人にもサポートしていきたい!

という想いのもと、人への応用例が書いてある本で学びました!

行動分析学って、どんな対象でも同じ枠組みの行動の原理を使うので、進め方や考え方は基本一緒だなと改めて思いました!

だからこそ、応用が効くし、変えられるとこに注目して、自分で世界をつくれる。

ただ、いつもと違う対象の例を学ぶことでより学習が深まったりするので、いろんな例を知ることはとても大切だなと思いました!

それでは、この本から僕なりに学んだことをシェアしていきます!

3ステップで行動問題を解決するハンドブック 著:大久保 賢一 出版:学研プラス

この本から学びたいことは次のこと!

行動分析学で行動を解決するステップとは?

この問いに対して、僕なりに本から考えた答えが

現状をA(~のとき)B(~の行動をすれば)C(~になる)で分析して、
どのABCにアプローチするか決めて
目標を設定して
目標の状況まで辿り着く。

このステップを踏んでいきます。

それではなぜABCで分析するのでしょうか?

B(~の行動をすれば)はA(~のとき)C(~になる)はで支えられている!
という行動分析学の考え方で分析する。
すると、行動がどこでなにがどのようになっているか分かる。
さらに、できていない行動の流れをできている流れに言い換えることで
良い結果に注目できる。

行動分析学の考え方をもとに解決のステップを踏んでいくということです。

「行動分析学ってなに?」

て方は、
→ 【心理学で行動の原因は分からない】僕もそう考えてる【なぜ?の答え】 
こちらの記事で基本のきを解説しています!

次になにを分析するのでしょうか?

ここは本のタイトルでもある3ステップの中身です!

①ABCで現在の行動の理由(※機能)を知る
②ABCのどこにアプローチするか分析して目標を設定する
③目標の行動を目標の状況まで辿り着くステップを踏む

このような流れが解決のための3ステップです!

ちなみに※機能について!

個人的に好きでとても大切なアプローチだといつも考えているので補足します!

行動分析学における機能とは

行動の見た目が一緒でも求めていることは違うこと
反対に行動の見た目は違うけど求めていることは同じこと

例をあげると

行動の見た目は子供が”ゲームをしている”とします。
この行動している時に、お母さんから怒られるとします。
この時の行動の流れは
ゲームをする→怒られる
なのですが、怒られてどう考えるかは子供次第。
状況によっては、お母さんからの注目が得られている場合もあります。
ゲームをしている場合でも、
・ゲームをクリアしたいのか
・お母さんの注目を得たいのか

など行動の機能は違ってくる場合もあるので、行動の形で相手を決めつけないことがとても大切です。

これが分かると、解決の為のプログラムがとても組みやすくなります!

行動の機能をみんなで鍛える場を設けたいなー!!!!

とも考えていて、練り上げ中です。

さて、ここまでABCでなぜ分析する?何を分析する?の僕なりに学んだことをまとめていきました!

最後にどのようにアプローチするか?についてです。

ここでが大切だなと思ったことを書いていきます。

・計画を立てる際に、計画に実行性があるか検討する
・計画をした後に効果性があるか検討する
・計画の修正にはそれまで実行した計画のデータをとる
・データを比較検討する
・比較検討でアプローチ箇所を決める
・目標は短期中期長期に分けて、今どの目標が必要か設定する
・状態の言葉は誰が見ても同じ行動をしていると分かるように書く

いっぱいあるなーと書きながら思ってしまいましたが、

各ステップですべてが必要ということではなく

現在のステップで必要なことが変わってきます。

ということは、実際にやることでこのステップではこういうことが必要だと分かるようになっていくのかなと思いました。

知っていることできることは全く別物ってことが多くの人が実感しているのかなと思うので、自分に必要なインプットをして機会をつくっていきます!!

今回の本や内容に興味ある人がいたり、行動解決を一緒に取り組んでいきたい人はXのDMでぜひ連絡してください!
現在、別の方で一緒に取り組んでいたり、過去にはアニマルトレーニングで人の行動にアプローチをする取り組みをしていたこともあります!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?