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夫が娘をあやしてたら通報された話

娘は今2歳半、超絶イヤイヤ期である。
イヤイヤ期の子どもは凄まじい、とにかく理不尽だ。
今さっきも「私」の着てるTシャツの柄が嫌だと怒られたところです。

まあでもそれも楽しんでいたところはあるんです。

今日の夕方こんなこと呑気に呟いてるし。

で、本題。
つるちゃんは昨日実家の長野に娘を連れて一泊し、さっき東京に帰ってました。
私は重度の猫アレルギーで、2匹の猫がいるつる実家に泊まる事が不可能。
これまで何回か行ったのですが薬飲んでも重症でダメでした。

猫大好きだしつるちゃん実家まじLOVEなので(つるちゃんのお母さんと私の友人と一緒に遊んだりするくらい…)寂しいですが、正直育児から2日間解放されるのはものすごく有り難い。

昨日は友人の新生児抱っこしに行けたし、今日も昼まで寝て!!原稿できましたし。

夫に感謝しかないわけです。
普段から仕事に追われる私の分、娘のことを当たり前に愛を持ってやる最高な夫です。

そして娘も長野で猫をエンジョイし、本日夕方東京に向けて新幹線に乗ったわけです。

で、娘。
新幹線で寝て起きてギャン泣き。
夫があの手この手を尽くしても泣き止まない。イヤイヤにはあの手この手を尽くして泣き止むパターンとどうあがいても泣き止まないパターンがあります。

イヤイヤで泣き止まない…って言うとこうすれば良いってアドバイス飛んでくるのですが大体全部試しているのです。
イヤイヤ期の子どもを持つ親は大体そうなんじゃないでしょうか。

基本、イヤなんだね、これがイヤだったのかな?って代弁しながらなだめていく感じですが相手は理不尽の王ですから。

新幹線で夫がなだめてかいた自分の額の汗を拭っただけで
「おでこ違う!!!」ってさらにギャン泣き

後ろの席のおじさんがすぐに
「うるさい!デッキいけ!」と怒鳴ってきて娘と共にデッキに移動する夫。(言われなくてもいつも行ってます、ものすごく申し訳ない気持ちでいっぱいになりながら)怒鳴り声でより泣く娘。

お盆なのでデッキも混んでいて、その中夫は泣き止まない娘をずーっとあやしていたそうです。
娘、すごい声で泣くので周りもうるさいなぁと思ってたと思います。

そして東京につく手前、上野で警察の方々三人乗ってきて夫のところへ。
夫はその時
「ああ誘拐で通報されたんだな」
ってすぐに思ったそうです。
警察から「重大な誘拐事件の可能性がある」と言われ、パパちがう!パパいや!
って叫ぶ娘も空気が急に変わった事で泣き止む。

夫はすぐに身分証、娘の保険証も出し素直に警察に従う。

通報があった限り警察は仕事だからこうやって調査しなきゃいけないし、通報した人も子どもの万が一を思って通報したんだろうと、夫は比較的冷静に対応したそうです。

私にも電話がかかってきたので夫のことを説明し娘と会話して。電話の終わり警察の方が私に、申し訳ないですと言ってくれてちょっと救われました。警察の方は悪くない、むしろ子どもを守るためにこうやって動いてくださってありがとうって気持ちです。

最終的に夫の携帯に入ってる娘と一緒の写真を見せて解放され、帰ってきました。
帰ってすぐに
「猫の毛で犬山が痒くなるといけないからお風呂入れるね!」
と傷心の中風呂に入れてくれた優しい夫。
きっと怖かっただろう愛しい娘。

今いろんなことを思っています。

まず夫がこれがトラウマになって娘と2人で出かけるのが怖くなったらどうしようということ。
しょうがないとはいえ傷はついているはずなのでそこはカバーしようと思います。
できる限り愛情で包みたいです。

そして、男1人で小さな子どもを連れていたら誘拐と思われてしまうこと。
多分私が娘とこのやり取りをしていてもきっと通報されてないと思うんです。

通報した人のことは娘を守ろうとしてくれたので、むしろ感謝の気持ちです。
大人は子どもを守る義務があるので、このノートを見て通報やめようって思う人がいたら嫌だなと思います。

通報を受けた側に初めて回りましたが、それでもおかしいな?と思ったら万が一を考えて通報することが大切という認識は変わりません。

虐待かも?と思ったら189に電話も積極的にしていきたい。

でも男女で通報される、されないのこの差は何だろう。加害者のイメージもあるでしょう。

しかし男性が1人で小さな子どもを連れて新幹線に乗ったり、育児をしている事がまだまだ珍しい事だからというのもあるよね、と思うのです。
夫がすぐにああ誘拐だと思われたって思ったというのは、男性が育児をする中そういうプレッシャーがかかってる証だなと思ったのです。
警察の方もしきりに母親はいないという事を強調されていたようなので。

男女共に育児をしていくのは大切なことです。その中で男性側にもこういうプレッシャーがあることは心に刻んでおこうと思うのです。

(女性も女性で、誘拐だと通報されにくいけれど公共の場で軽んじられて嫌がらせを受けるということも沢山あります)

今日は夫を思いっきり労おう。

あと、うるさい!って怒鳴ったおじさんには腹がたってます。
イヤなことを泣いて伝えるのは娘がまだ2歳だから、でもうるさいからデッキに行ってくれってのは大人なら怒鳴らなくても伝えられるでしょって。怒鳴るというコミュニケーション方法には私は反対です。

追記
これを読んで子育てって恐ろしい、嫌だって思わせてしまうかな?とも危惧しています。
子どもを持つかどうかは人それぞれです。
それぞれの選択の先に必ずその人なりの幸せがあります。
子どもを持ったから幸せ、子どもを持たないから幸せということではありません。

でも私の場合、こんな夫が通報される事が起こっても、イヤイヤがあまりに大変でも、娘と夫が愛おしくてたまらなくて、日々愛を感じながら過ごせています。

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イラストエッセイスト。「アドバイスかと思ったら呪いだった。」が最新刊。女性の生き方、人との暮らし方、ゲーム、漫画、服。2017年1月に娘を出産。児童虐待をなくしたい、2018年眞鍋かをり、坂本美雨、福田萌、ファンタジスタさくらだと共に #こどものいのちはこどものもの 発足