0勝20敗345セーブの肛門投手は必要か
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さて、ひどいタイトルですね。noteに相応しくないタイトルなのはわかっていますが、仕方のないことなのです。コトの発端はこちらのなんjまとめサイト↓
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スレ主曰く、年間でおよそ20敗するとのこと。みなさんもやり過ぎはダメですよ?で、なんjでは肛門投手というのは「抑えの要」ということでクローザーのポジションなんですね。つまり20敗しても345セーブはしてるんだとのこと。なるほど。
「10勝しても10敗する投手は要らない」
とは暗黒TBS時代の横浜ベイスターズが門倉投手に言い放った酷いセリフでしたが、果たして
345セーブしても20敗する投手は要らない
のでしょうか?
日米ですごいクローザー集めてみました
クローザーというのはとても華やかなポジションで、なかなか「クローザーといえばこの人!」とは決めにくいところがあります。今回は肛門投手の「345セーブ」という数字に着目し、通算セーブ数10傑を日・米からそれぞれ選出してみました。
はい、すごいメンツです。
目立ったところではやはり通算セーブ数652で人類史上最多記録保持者のマリアーノ・リベラを筆頭にシーズン最多セーブ記録保持者のK−RODことフランシスコ・ロドリゲス、サイ・ヤング賞受賞クローザーのデニス・エカーズリー、日本通算セーブ数最多記録の岩瀬仁紀や400奪三振の江夏豊などなど…そうそうたるメンツです。
中でも個人的にはデニス・エカーズリーの数字が光ります。197勝171敗390セーブという数字は彼がキャリアの後半からクローザーになったことで築き上げられており、クローザーとしては実働たった10年間で390セーブを記録しています。これは本当に恐ろしい数字であの岩瀬ですら40歳20セーブを最後にほぼクローザーとしては数字を残せていないのですが、なんとこのエカーズリーは40歳で29セーブ、42歳で36セーブを記録しています。1990年には35歳で防御率・WHIP共に0.61を記録し48セーブ、2年後には37歳で防御率1.91の51セーブでサイ・ヤング賞受賞(リリーフは史上9人しか受賞していない)と本当にすごいおっさんなんです。かっこいい髭と長髪とバッドマウスが特徴です覚えといてください。
(デニス・エカーズリー氏)
さて、本題です。先ほどの表に肛門投手を加えてみます。
はい。(はいじゃないが)
数字としてはMLB10傑には入れないもののNPBなら歴代3位とけっこう輝かしいですね。
そして今回は肛門投手の成績から「1敗するまでに何セーブ稼ぐことができるか?」という指標を導入してみたいと思います。アメリカ風に書くならS/Lとかでしょうか。K/BBみたいでなんかセイバーメトリクス感あってかっこいいですよね。肛門としてはどうかと思いますが。
そしてこの指標S/Lの数字順に並べた表がこちらになります。
えっ
はい、肛門投手ぶっちぎりで1位です
数字としてはあの大魔神・佐々木にダブルスコアなものになっています。セーブは失敗=負けではないのでこの数字は正確にはセーブ成功率を示していませんが、だいたい佐々木の倍投げて初めて負けがつくクローザーって考えるとめちゃくちゃ欲しくないですか?大変優秀なクローザーでした。というわけで結論としては
345セーブしても20敗する肛門投手は要る
ということになります。あくまで投手としてはね。
肛門としては戦力外通告クラス
はい、言うまでもありませんが肛門としての比較対象となる選手は0勝0敗365セーブです。野球において利用されるWARという指標は「そのポジションの代替可能選手(平均以下で容易に獲得可能な選手)に比べてどれだけ勝利数を上積みしたか」を算出しますが、単純に平均的な肛門に比べ20敗する肛門は選手失格です。月1以上負けてるんですからダメです。
みなさんも気をつけて下さいね💖
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