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お茶の水・水道橋 Another

お茶の水

お茶の水は、千代田区、文京区にまたがる一帯のことで、JR中央線の駅名ともなっています。地名の由来として、江戸時代の初期に江戸城の外堀を作る為に神田山を切り崩していた所、この一帯から良質な湧き水が発見されました。その水が徳川家康の立てるお茶として使われたことが「お茶の水」の由来となったそうです。

水道橋

水道橋は、千代田区、文京区を流れる神田川を結ぶ橋のことです。御茶の水と同じくJR中央線の駅名の由来でもあり、お茶の水の神田川沿いに西に位置します。地名の由来として、江戸時代に神田上水を開設するために、神田川に架けられた掛樋(かけひ)がそのまま由来となっています。お茶の水も水道橋も、どちらも『水』が地名の由来になっているのですね。

聖橋

聖橋は、水道橋と同じく、神田川を結ぶ橋の事です。関東大震災後の復興時に建設されました。『湯島聖堂』と『ニコライ堂』の二つの聖を結ぶ主要な道である事から、『聖橋』と名付けられたそうです。

湯島聖堂

湯島聖堂は、JR中央線御茶の水駅付近にあり、全体的に黒調の建物となっています。江戸幕府5代将軍徳川綱吉によって孔子廟として建てられ、その後江戸幕府直轄の昌平坂学問所となりました。境内には高さ4.57mの『世界最大の孔子像』があります。

神田明神(神田神社)

神田明神(正式名称:神田神社)は、JR中央線お茶の水駅の北側にあります。もともと江戸時代には神田明神と呼ばれていました。明治時代に入り「神田神社」と改名しましたが、前者の方が呼び名としては一般的です。近所に秋葉原が近いこともあり、いくつかのアニメの舞台となっており、オタクファンの「聖地」となっています。       (※恋みくじはないそうです)

明治大学博物館

明治大学博物館は、千代田区にある明治大学の博物館のことで、展示は考古・商品・刑事の三つに別れ、その中の刑事部門には、鉄の処女(拷問器具)・ギロチンなどの展示が日本で唯一存在します。

ニコライ堂

ニコライ堂とは、聖橋を経て湯島聖堂と結ぶ位置にあるキリスト教の教会です。大きな丸い屋根が特徴的で、屋根にはいくつもの十字架像が並んでいました。

東京都水道歴史館

東京都水道歴史博物館とは、水道橋駅付近にある”水道の設備や歴史”についての博物館で、江戸に上水道が引かれるようになった経緯、間近で見ることができる配管の仕組みなど、水についての深い知識を知ることができます。

小石川後楽園

小石川後楽園は、江戸時代初期に作られた日本庭園で、残っている東京の庭園の中で最も古い庭園で、国の特別史跡、特別名勝に指定されています。園内には「西湖の堤」「通天橋」「得仁堂」「円月橋」など大陸の影響を受けた美しい池や建造物が散りばめられています。

東京シビックセンター展望台

東京シビックセンター展望台とは、文京区にある高さ105mの展望台で、今まで見てきた名所も含め、西東京を一望することができます。何十メートルも下には「令和」という芝の文字がありました。

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