おしゃべりはここまでだ

ぺりお氏がスキミング被害にあったそうで、金額も少ないし返金されてよかったなあと思いつつ、ちょっと前にぼくも住所変更届(たかが住所変更届である!)がネットでできないタイプの銀行のカードを持っていたせいでこのクソ忙しいときに平日の9時から15時(いったいそんな時間帯にどんなサラリーマンが気軽に訪れると思っているのだろうか!)までしか空いていない窓口におじいちゃんおばあちゃんたちと一緒に並ばされた上に、前の客が時間がかかっているからと長々と待たされ、ようやく呼ばれたと思ったらトラブルで、もう一度来てくれと言われる始末。

当然ながら、銀行自身がこういう、コストばかりがかかって面倒な一般預金者を相手にする仕事を早く消滅させたいと思っているわけで、しかしそれがなかなか進まないところに停滞を感じるし、ぼくは銀行とかシステムとか管理とかいうのが本当に苦手なのだが、そういう苦手人間だからこそのできることは何かないかなあとも思う。

さてここのところ、急に忙しくなっていて、何が原因かなと思っていてスケジュールを振り返っていると、年度末ということで社内行事や社内の飲み会が多くて、それが他の時間を削っていたようだ。

そんな中で、水曜日にHack Osaka 2019という国際イノベーション会議の運営を、会社の仲間と一緒に手伝った。

何か大阪を盛り上げるためにやりたい!ということで自分から飛び込んでの挑戦だったけど、すごく楽しかったし、やってよかった!と心から思える経験だった。

Hack Osakaは今回で7回目の開催なんだけど、他のビッグイベントのように潤沢な予算がないので、主催者だけでなく登壇者も出展者も入場者も、みんなで力を合わせて進めなきゃいけないのだが、そのノリをすごく好きになった。

翌日に会社に戻ってきたら、みんなから、いぬじんさん自分でプラカード持ったり大声で案内していたよねと言われたんだけど、だって自分たちで動かないと物事が進まないんだからやるしかないし、それがお祭りを楽しむ一番手っ取り早い方法だと思うのである。

キーノートで、Rockstart創業者のOscar Kneppersさんが「おしゃべりをやめよう」と言っていて、良いアイデアがある程度出てきたらペラペラとおしゃべりするんじゃなくて、どんどん行動に移していこう、という話で、本当にそうだよなあ、ぼくはおしゃべりばっかりで全然行動が伴っていないよなあと思った。

イベントのお手伝いをほんのちょっとやっただけではあるが、少しは行動に移せてよかったと思う一方で、さあ行動を起こしていくのはこれからやで!とも強く思った。

Hack Osakaはイベントだけでなく、大阪をイノベーション取引の集積地にしていこうという色んな活動の集合体を指すので、ぺりお氏もぜひこのHack Osaka活動に参加してほしいものである。

それではdag.


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