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同時並行のストレスについての解消

同時並行のストレスが大きいので、スタンスをちゃんと見直しておきたい。

まず、一定仕方ないことだと割り切るべきだ。

なぜなら、年齢というリミットがあるからだ。この先どうなるかもわからない相手に(もちろん相手には知られてはいけないが)そこまでかけて時間を費やすことはできない。こちらだって、人生がかかっている。

世の中には倫理や道徳だけでは割り切れないことがたくさんある。"心根が優しい良い人間"がうまく世の中を渡っていけるわけではない。「ひとを傷つけてまで、幸せなんか追求できない。だったら自分が損をしたほうがマシだ。」なんて言っていると、本当に大きく損をしてしまうことがある。ときにはそれも正しいのかもしれない。自分が被る損失の大きさによるだろう。けど、今回の場合は、被り切ることはできない。自分のためだ。リスクヘッジが必要なのだ。だから、ひどい女だとか、利己的と言われようとなんだろうと、ときには心を鬼にして、自分を守らなきゃいけないことだってある。

良い人間でいるほうが生きやすい。誰だって善意で生きていたほうが、心の負担なく気持ちよく過ごせる。でも、善意だけでは生きられないときだってあるのだ。いやだなんていっていたら、被り切れない損をすることになる。そしてその時は"自己責任"だとかいわれて、誰も守ってはくれない。その時点からまた自力でのスタートになる。より厳しい条件で市場にさらされ、体力も精神力もいまよりもっと消耗することになる。実にばかばかしい。自分を守れるのは自分だけなのだ。それは誰だって同じだ。

問題は、相手が自分を良く思っているとわかるほど、罪悪感は大きくなるということ。大事にしてもらうほど、罪悪感は大きくなる。(あくまでも自分の基準になってしまうが)ひどい人間に対しては罪悪感など起きない(ただし、そんな人間は滅多にいない。)

でも、先のことなんてわからないのだ。向こうだってどう思っているかはわからない。これが続くかもわからない。乗り越えられない問題にあたるかもしれない。気が会いそうさんも、好きな子も、ほんとうに先はわからない。恋愛や結婚や双方向的(時には家族も絡むので)こちらが大事にするだけでは、すまされないことだからだ。

だから、並行するのはあたりまえだと思う。ひとりに絞るのは(語弊を恐れずにいえば)バカがやることだ。リスクヘッジができていない。そこまで賭けきれる保証なんてどこにもない。

ちょっとでもおかしいと思ったらいつでも切れる状態にしておく。優しく丁寧に対応するが、相手に絞ることはしない。ちょっとでも自分を適当に扱うようなら、いつでも切ってみせる。それくらいの強かさは生きてくうえでは必要なのだ。

相手だけに絞ると、婚カツの場合は、男性のほうが有利になる(彼らは時間的制約がゆるいため。)こちらが不利になり、迎合し、消耗することは避けるのだ。(ただし、前提は心優しく対応する。その素振りは寸ぶんたりとも見せてはいけない。)

自然発生的に出会っていれば、早い段階から一人にかけても問題ないだろう。男性は世間体を気にする生き物だからだ。そして、それはこちらも同じだ。周りからの評判という目があれば、下手なことはしない。その当人同士の人間性に関係なく、そういう環境で出会えただけで、お互いに丁重に扱う暗黙の強制力が働きあう。ただし、アプリの場合はそれがない。だから、ほんとうに人間と人間同士の勝負になると思っている。

最後まで気を抜いてはいけない。

ストレスを感じるひとは、どんな状況でも感じるし、まいってしまうものなのだ。でも、それだけじゃ人生はやっていけない。優しくて善良なだけでは、人生はやっていけない。

改めてだが、婚カツはキレイゴトの世界ではないのだ。お互いに、人生かかってるんだから。

他のひとがどうやって婚カツをしているかはわたしは知らない。こんな身を削る経験をせずに結婚できるひとはできる。けど、私の場合はどうやら必要らしい。必要だから、やる。シンプルにそれだけだし、そういう類のものは受け入れてしまったほうがよいのだ。状況は変わらないんだから

目的に対して、ときに冷酷に行動することだって、長い人生には必要なのだ。傷つけたくないとか、悪いことをしたくないとかで、今の時点でまいってしまうような、そんな弱いパートナーになる気はさらさわらない。良い行いだけしているわけにもいかない。婚カツ以外にも、もしかしたらこの先、こういった非情さが求められるかもしれないんだから。

だから、本当に大丈夫とわかるまで、(それこそ結婚が決まるまでは)冷酷になってみせようか。並行してみせようか。

自分を守れないヤツは、生きていけないし、
人も幸せにできないだろう。

ただし、それ以外の点では、
一人一人に対しては、丁寧に思いやりをもって対応することは約束しよう。ただし、最後までこの『査定』を、相手からのこの査定を、のりきってやろうと思う。そしてそれを相手には悟られまいとすることも。

表面では穏やかににこやかに対応し、水面下ではリスクヘッジを着々と行う。

それくらいの強かさは、長い人生において、ときには必要なこともある。できないヤツはただのバカで、甘ったれであろう。




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