散文の書き方 7/22



インタビュー記事やコラム、エッセイを仕事で書いていると、とりとめもなくキーボードを叩くままに書く「散文」みたいなものを書く機会が減る。機会が減るのと、ハードルが高くなるのかもしれない。「散文といえど……プロというからには、ねえ?」みたいな気持ちになっては書きはじめられなくなってしまう。今日みたいに、「25分だけアラームをセットして、ひたすら何か書いてみようかな」「よく書けたとこだけ残そうかな」みたいな気持ちの持っていき方をすれば良いのかもしれない。おそらく、そういうのを何日かやってるうちに「今日は、まず白紙に向かって手を動かして、何を書くか考えてみるか」みたいな気持ちにもなるかもしれない。そうなればこっちのものだ。白紙に向かうと何かしら、書きたいテーマも湧いてくるし、雑多に書いてるうちにどことどこが繋がって、1本の筋にするならどの順番だろう?と整理されていくのを知っている。知ってるならやれば良いのにね……物知り顔でこうやって話すのと、実際にやるのは違うから、やっぱり書いている人はすごい。

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