見出し画像

三十歳独身メンタルについて

【打たれ弱くなった】
事の発端は4年付き合った誰が見ても「良い」と言う男と別れてから。4年ぶりに恋愛市場に再放出されたわけだが、武器は錆びてるし勝手が違う。普通に勝負に仕掛けにいっても、「モテてきたであろう上から目線な発言がある」と一蹴された。そうだ、可愛い可愛いと言われる時期は過ぎたのだ。大人の女性は賢く戦わなくてはいけないが、天真爛漫さでウケてきた私には勝手が分からない。
自尊心がもぎ取られた。

【賞味期限切れの食べ残し】
バツイチであればむしろ一度完食いただいたという箔があるのかもしれないね。賞味期限切れの食べ残し、つついた後に冷蔵庫の隅に追いやられた年末のケーキ。
彼氏いるのに結婚に焦らない格好いい自分を持った独身さん、から、勘違い穴モテのイタイ行き遅れ高望み女になった。
彼氏の有無がこんなに差を生むとは。
じゃあ自分を下げて笑いを取ればいいかと自称してみろ、「卑屈」「ほかの独身のこともそう思って見てるのか」「その考えが結婚を遠ざけているのでは」「そんな人と結婚したいと思わない」。
言いたい放題ですね。
そもそも私結婚したいんだっけ?結婚したいならなんで?
穴かサンドバッグか。自己肯定感を失った私の末路。

【独身の現在】
そんなこんなでカースト最下位とまでは言わないが惨めな扱いを受ける。仕事ではワーママのあけた穴を埋めるよう求められ、シャカリキになって働くことを期待され。
一人で暮らしてても家庭はあるのです。
掃除洗濯料理、猫の世話。
友達と遊ぶために体力温存だってしてたいし、趣味を楽しむ元気を残しておきたい。
それがわがままになるなら私はなんで生きてるのでしょうか。

【何が辛いのか】
別に結婚に幸せを求めるとか夢見てるわけじゃない。
経済的、精神的に頼りたいとも思ってない。
親に心配をかけてしまうこと、人格や考えを否定され自信を持てないこと、過去の恋愛まで否定されること、自分が間違った人間に思えること、大切にされないことを受け入れないといけないように思うこと。
人と関わるのが怖くなった。
時間が過ぎ去るのが怖くなった。
内心どう思ってるんだろう。
また間違えてしまうんじゃないか。
「独身の末路は惨めよ」
そうかもしれないしそうじゃないかもしれない。
みんな当たりかハズレか死ぬまで分からない宝くじを持っているはずなのに、私はハズレ確と言われる不思議。

【ではどうするか】
どこまでいっても良くも悪くも自分は自分。
焦りで突発的に動いても耐えきれなくてバグるのだから。
この考えすら今となっては正しいのか分からない。考えを改めるべきなのかもしれない。
そんな不安や恐怖を飲み込んで、時が過ぎるのを待つ。
私は結婚するとしたら、結婚したい季節に結婚できる相手と結婚するのではなく、信頼関係を結べたと納得でき、その相手も望んでくれたら結婚をしたいんです。
一人で生きていけると思うその心が傲慢だとか言われそうだが、信頼関係なしに結婚するのならそれは一人と変わらないと思う。
そのうち周りも私も諦めてくれるはず。
人生を花で例えたら私は遅咲きで、咲く花は小さいかそもそも花なんてないかもしれないけど、それでも生きているので青々と、今は根を伸ばす時期だと思って生きるのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?