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艦これ2022夏・初秋イベント「大規模反攻上陸!トーチ作戦!」作戦記録(前編)

はじめに

 この記事は2022/8/27より開始された、艦隊これくしょんのイベント海域「大規模反攻上陸!トーチ作戦!」を攻略した際の経緯を備忘録的に記録したものです。
  本記事では前段作戦にあたるE1からE3までが対象です。

 イベント海域の攻略に際しては、次の縛りでプレイしています。

  • 全マップ甲

  • 先行攻略(友軍到着前の攻略)

  • イベント海域へのサブ艦の出撃なし(同名艦に複数枚の札を付けない)

 攻略情報収集のために利用したwebサイトおよびtwitterアカウントは以下の通りです。

 本記事内で使用している海域マップの画像は艦これwiki(https://wikiwiki.jp/kancolle/)のものを、敵編成の画像は制空権シミュレータ(https://noro6.github.io/kcTools/simulator/)から引用しています。

E1 遠征艦隊、西へ!

 イベント開始のメンテ完了から半日後、8/27の1400くらいから攻略を開始しました。

 出撃した艦隊には「前路掃討部隊」の札がつきます。

 戦力ゲージは1本ですが、ゲージ出現させるためのギミックとして「JマスS勝利×2」「Kマス到達」をこなす必要があります。

ゲージ出現ギミック

E1(初期)海域マップ(艦これwikiより引用)

 ルートはAFHIJで最短です。調べた限りでは戦艦空母が2以下で、軽巡1駆逐2の入った高速統一編成であれば最短を通るようでした。
 Jマスで航空優勢を取るのは難しそうだったことと、戦力ゲージで駆逐が3隻必要であることから、戦艦2軽巡1駆逐3で攻略することにしました。

E1-Jマス敵編成(制空権シュミュレータより引用)

 道中は通常戦闘2回です。短いですが、Iマスの軽母ヌ級が事故要因になります。
 Jマスは旗艦が港湾夏姫II、随伴に飛行場姫という布陣になっています。港湾夏姫IIは陸上型でHP1550・装甲220と極めて堅牢です。さらに、陸上型の代名詞である集積地棲姫とダメージの計算式が異なるため、適した装備構成を考える必要があります。

 艦これの戦闘には「火力キャップ」があるため、一定数値以上の火力は上限に引っかかってしまい、ダメージにはほぼ影響しなくなってしまいます。
実際の火力は表示されている数値にさまざまな補正をかけた上で算出されますが、この補正には「キャップ前補正」と「キャップ後補正」があります。
 キャップ前補正は補正がかかった後、上昇した分の火力が上限にひっかかってしまうと大きく減少してしまうため、たとえ高い補正があっても大ダメージを出すことは難しくなります。たとえば、仮にキャップ前補正で補正込みの火力が500になったとした場合、昼戦の火力キャップは220なので、超過した分の280は√で丸められて、実質+16の火力236でダメージが計算されることになります。
 これに対して、キャップ後補正は火力キャップによる補正がされた後にかかるため、火力キャップの上限を超えて大ダメージを出すことが可能になります。弾着観測射撃や空母のFBAカットイン、イベント特効はいずれもキャップ後補正であるため、装甲の高い敵相手でもダメージを期待することができるわけです。

 集積地棲姫と港湾夏姫はどちらも同じ陸上型ですが、この火力キャップに関して、ダメージの計算式が異なっています。基本的に、三式弾やWG42、大発や内火艇といった対地装備は陸上型の深海棲艦に対してキャップ前補正がかかっています。そのため、火力の乏しい駆逐艦であっても、対地装備をすることで戦艦並の火力を発揮することができるようになります。
 そして、集積地棲姫はその上でさらに集積地棲姫特有のキャップ後補正がかかります。そのため、対地装備を複数積むことにより内部火力が数千に達し、何千というダメージを叩き出すことが可能になるわけです。ちなみに、この集積地棲姫相手のキャップ後補正は対地装備の改修値によってさらに増加します。「対地装備は改修が重要」と言われるのはそのためです。

 このように、集積地棲姫相手であれば対地装備をガン積みするのが有効なのですが、今回の相手である港湾夏姫と飛行場棲姫には対地装備によるキャップ後補正がありません。したがって、対地装備をガン積みしても、結局は火力キャップ上限に引っかかってしまって、大ダメージを出すことはできません。
 一撃で仕留められないとあらば、後は手数で削っていくしかありません。そのため、「夜戦で連撃が出る構成にした上で、火力キャップに近づくように対地装備を載せる」という装備構成がもっとも有効だと思われます。

 それでは、以上の点を踏まえて、実際に使用した編成を見ていきます。最初に使ったのが次の編成です。

E1-Jマス編成(1)
  • 戦艦:僚艦夜戦突撃を使いたかったので比叡と霧島を採用しました。

  • 軽巡:制空補助として由良を採用しました。比叡の水戦と合わせて劣勢です。

  • 駆逐:上述のように、港湾夏姫相手には対地装備ガン積みは有効ではなく、内火艇一つでほぼ火力キャップに到達するため、内火艇のみを積むことのできる艦から、親潮、黒潮、沖波を採用しました。大発系の装備を搭載できる艦は輸送や対集積地で使う可能性があるため、温存します。

  • 道中支援として砲撃支援を出しています。

 上で偉そうに講釈を垂れていますが、駆逐の装備が連撃になっていないなど、かなりいい加減な装備になっています。当初は「まあE1の初手のギミックだし適当でも大丈夫だろう」と思っていました。その結果がこれです。

 そこで、次のように装備を変更しました。

E1-Jマス編成(2)
  • 駆逐の装備を主砲×2+内火艇の連撃装備に変更し、手数を増やしています。

  • 比叡と霧島の装備がそのままなのは、僚艦夜戦突撃を使うことを想定しているためです。僚艦夜戦突撃はキャップ前2.2倍補正がかかるので、特に対地装備を積まなくても夜戦火力キャップ(330)に到達します。

 しかし、これでもやはり火力不足だったため、さらに装備を変更することにしました。
 まず、比叡か霧島のいずれかが中破してしまうと不発になるため、僚艦夜戦突撃が安定しませんでした(ついでに言うと、出たとしても所詮はキャップ前補正なので大ダメージが出るわけでもないという……)。
 そもそも、制空を取ることのできるのは道中初戦のみであるのに、比叡と霧島に水偵を積んでいるのが実に中途半端です。
 そこで、最終的に次のような装備に落ち着きました。

E1-Jマス編成(3)
  • 比叡と霧島の装備を主砲×2で夜戦連撃しつつ、三式弾+徹甲弾で夜戦キャップに届くようにしました。

  • 制空は捨て、由良にも対地装備をもたせました。甲標的で雑魚を減らしつつ、港湾夏姫に大きな特効のある特大発艇+一式砲戦車を装備し、火力キャップで連撃ができるようにします。

 最終的にこの編成でJマスS勝利を2回達成しました。出撃は全部で11回、うち撤退3回でした。
 先行勢は長門・陸奥の特殊砲撃でゴリ押して突破している人が多かったようですが、正攻法だと大体はこんな感じの装備になるのではないかと思います。戦艦なら三式弾+徹甲弾、航巡なら三式弾+WGで火力キャップに届くので、お手軽に連撃で3~400程度のダメージを稼ぐことができます。

 開幕から予想外に苦戦したものの、なんとかゲージ出現ギミックを解除し、引き続きゲージ破壊に挑みます。

戦力ゲージ

E1海域マップ(艦これwikiより引用)

 ルートはAFHKK1PRの最短ルートと、AFHKK2NPRの準最短ルートのいずれかが候補になりました。いずれも軽巡1駆逐3は固定で、戦艦・正規空母なしの場合は最短、戦艦・正規空母が入ると空襲を経由することになります。
 空襲1戦くらいであれば大したことはないため、戦力を持ち込める準最短ルートで挑むことにしました。

E1敵編成(制空権シュミュレータより引用)

 道中は通常戦闘2回、空襲1回です。Pマスのル級×2が事故要因になります。
 ボスは新登場の空母ヲ級IIで、HP500、装甲160と中々のタフさです。連撃でも装甲は抜けるが、一発では仕留められないという感じです。

 最初の編成は次の通りです。

E1編成(1)
  • 戦艦:夜戦突撃のために比叡と霧島を採用。比叡に水戦を積んでいますが、どうせ空襲マスとボスマスは喪失ですし、FマスとPマスは水戦1機で確保なので全く意味がありません。

  • 軽巡:制空役として由良を採用。甲標的で雑魚散らしをしつつ、夜戦連撃をできるように増設に副砲を積みます。

  • 駆逐:空襲が怖いので沖波と黒潮には汎用対空カットイン+連撃装備をさせています。親潮はボスを確実に仕留めるために魚雷カットイン装備にします。

 この編成で出撃してみましたが、まず夜戦突撃は火力過剰でした。さらに、制空喪失状態だとやはりNマスの空襲が事故ポイントになります。
 そのため、戦艦を空母に入れ替えることにしました。

E1編成(2)
  • 霧島を天城に入れ替え。制空は空襲マスとボスマスで拮抗になるように調整しました。

  • 魚雷カットイン艦が1隻だと少し不安だったため、黒潮も魚雷カットイン装備に変更しました。

  • 道中は警戒陣で抜けることにしたため、4番手に比叡を、5番手に天城を配置しました。先制雷撃の威力を考えると由良を6番手に置きたいのですが、夜戦を考えて6番手は魚雷カットインのできる駆逐にします。

  • 駆逐は旗艦をローテーションさせてキラキラ状態を保ちます。

  • ラスダン時のみ決戦支援を出しました。

 削りは出撃7回、撤退1回(Nマス)、S5回A1回、ラスダンは一発突破でした。所要時間はだいたい5時間くらいでした(ほとんどJマス)。

 E1の初手から、しかも戦力ゲージどころかそれを出現させるためのギミック解除で苦戦するというのはあまりないことなので新鮮でした。先行勢が長門・陸奥を使って突破していたこともあり、当初は「マジかよ……」みたいな空気がありましたが、ちゃんと編成を考えれば突破できるようになっていると思います。
 逆に言えば、ちゃんと考えないと突破は厳しくなるわけで、装備や練度だけではなく知識も含めた総合的な難易度は高いマップだったと思います。  今回は上陸作戦がメインのモチーフですから、後段でも対地戦闘があるのは間違いありません。相手に応じて適切に装備を積まないといけない、という当たり前のことを改めて確認させられました。

E2 アデン湾を抜けて

 E2はE1終了に引き続いて、5/27の2000くらいから攻略を開始しました。

 第1ゲージが輸送で「遠征偵察部隊」札、第2ゲージが戦力で「遠征艦隊先遣隊」札での出撃となります。

第1ゲージ(輸送)

E2-1海域マップ(艦これwikiより引用)

 ルートは最短がACEHII1K、準最短がABCEHII1Kとなります。高速統一であれば最短を通るようです。
 要求されるTPは1300とかなりの量で、通常艦隊での輸送であることもあって多数の出撃が必要となります。

E2-1敵編成(制空権シュミュレータより引用)

 道中は最短であれば潜水マス1、通常戦闘1です。準最短の場合は通常戦闘が1つ追加されます。道中の相手は軽量の水雷戦隊ばかりですので、危険度はそれほど高くないと見ていいでしょう。

 ボスマスは旗艦が重巡夏姫であり、軽量の輸送艦隊では撃沈は困難です。また、随伴にPT小鬼群が混ざっているため、S勝利を諦めてA勝利を狙うにしても、対PTを意識した装備が必要になります。

 どうせ軽量で挑むなら安定のために精鋭水雷戦隊司令部を使うことにして、最初は次のような編成で出撃しました。

E2-1編成(1)
  • 軽巡:増設に司令部が載り、甲標的や対地装備が積めるということで球磨改二丁を採用しました。球磨改二丁は魚雷が積めない関係で火力役としては期待しづらいですが、輸送の場合はその辺りは気になりません。

  • 駆逐(輸送):輸送終了後にギミックで対地をする必要があるため、大発と内火艇を両方搭載できる艦から、皐月と文月を採用しました。睦月型は脆いので、切る場合は後段より前段で優先的に切っていきたいところです。巻雲は大発のみしか搭載できない+バルジが搭載できることから、警戒陣での盾役として採用しました。

  • 駆逐(火力):ボスA勝利を安定させるために、増設穴の空いている駆逐から潮と島風を採用しました。PT対策のために見張員+連撃装備にしてあります。

  • 本隊だけではボスA勝利は不可能に近いので、決戦支援を出します。

 この編成で出撃したところ、あともうちょっとでS勝利が狙えるかも? という感じだったので、何を血迷ったのかS勝利狙いの編成を試してみることにしました。

E2-1編成(2)
  • 対潜艦4隻は過剰だと思われたので2隻に減らしました。先制対潜2回、砲撃戦2回で閉幕雷撃を打たせないようにします。

  • 潮と島風を魚雷カットイン装備に変更しました。

  • 決戦支援を出しています。

 この編成で何度か出撃してみましたが、案の定一度もSは取れませんでした。そのため、結局またA勝利を安定させる編成に戻しました。方針がブレッブレですね……。

E2-1編成(3)

 この編成でA勝利でTP74とそれなりに安定はしていたのですが、やはり毎回決戦支援を出しているのが気になりました。決戦支援には戦艦3隻軽空母1隻が入っているので、実質的には重量級の連合艦隊で出撃しているのと変わらないことになります。

 そこで、支援なしでもA勝利が狙えるように、次のように編成を組み替えました。

E2-1編成(4)
  • 火力担当として扶桑を採用しました。道中およびボス戦で砲撃戦が2巡するようになるため、敵の撃破が安定するようになります。航空戦艦はTPが素で7あるため、輸送の面でも少しお得です。また、4番手に配置することで警戒陣での盾役としても機能します。

  • 火力担当として大鷹を採用しました。航空戦で手数を稼ぎます。また、護衛空母であるため、先制対潜もできます。

  • 低速であるため通常戦闘が一戦増えますが、軽量の水雷戦隊であるため、あまり問題にはなりません。一戦分の時間はかかりますが、その分疲労が少し溜まりづらくなるため、トータルの時間としてはあまり変わらない気もします。

 この編成でA勝利でTPは72でした。扶桑の徹甲弾が不要であるのと、大鷹の役割が曖昧なので、その辺りは入れ替えたほうがよかった気がします(扶桑を高速化するとか、山城を入れるとか)。
 前半は軽量編成、後半は重量編成で出撃し、出撃の合計回数は合計で24回、A19回、撤退2回でした。

 ここは惰性でやってしまった感じが強く、あまり上手い編成にならなかったなという印象です。編成が多少雑でも、とりあえず回数をこなしていれば終わってしまうのが輸送だと言えばそれまでではありますが……。
 PT対策が必要と言いつつ、せっかく持っていたAB艇を使っていなかったりと、しょうもないミスをしていたりもします(なんで忘れてたんだろう……)。 

 ともあれ、輸送が片付いたので、引き続き「遠征偵察部隊」札で第2ゲージを出現させるギミックをこなしていきます。

第2ゲージ出現ギミック

 輸送終了後は、Gマス到達でようやく基地が使えるようになります。
 その後、OマスA勝利3回、JマスS勝利1回が必要です。どちらも基地が使えるなら簡単です。

E2-2(初期)海域マップ(艦これwikiより引用)

 OマスはACDO、JマスはACEHJで到達です。どちらも能動分岐での選択ですので、輸送で使った編成をそのまま使用すれば問題ありません。Oマスだけは索敵がないとNマスに逸れるので注意が必要です。

E2-Oマス敵編成(制空権シュミュレータより引用)

 道中はDマスのヌ級が撤退要因になりそうなくらいですが、警戒陣で何とでもなるでしょう。
 OマスもA勝利でいいので、基地を投げておけば問題ないはずです。

E2-Oマス編成
  • 輸送の時に使った軽量編成の使い回しです。球磨・皐月・文月には対地装備を、巻雲・潮・島風にはPT対策の装備をさせています。ようやくここでAB艇の存在を思い出したみたいですね……。

  • 索敵が不足気味なので、電探を多めに積んでいます。

  • 基地はすべてボスへ投げます。

 初回の出撃は索敵不足で逸れしまったため、2回目以降は電探を増やしました。その後はA2回S1回で終了しました。

 続いてJマスです。

E2-Jマス敵編成(制空権シュミュレータより引用)

 ここも基地を投げておけばそれで終わります。

E2-Jマス編成
  • 同じ編成を使い回しています。対地装備を下ろして連撃装備に換えたのと、先制対潜できる艦にはソナーを持たせました。

 ここも一回で終わりました。引き続き、第2ゲージの攻略に取り掛かります。

第2ゲージ(戦力)

 第2ゲージは連合艦隊での出撃で、「遠征艦隊先遣隊」の札がつきます。
 この札はE3の最初のギミック解除でも使用するため、そちらのことも考えて使用する艦を選出する必要があります。

E2-2海域マップ(艦これwikiより引用)

 ルートはPQHJRSVが最短です。水上打撃部隊・空母機動部隊のいずれでも到達が可能です。軽巡2隻以上、駆逐4以上で最短だと思われます。最初に駆逐3で出撃したところ、Uマスに逸れました。
 水上打撃部隊の場合は道中は楽だがボスでの制空が厳しく、空母機動部隊は逆に道中事故は多めだがボスが楽という感じです。今回は空母機動部隊で攻略することにしました。

E2-2敵編成(制空権シュミュレータより引用)

 道中は通常戦闘3回ですが、どれも軽母ヌ級に戦艦ル級と、事故要因が待ち構えています。水上打撃部隊であれば問題ありませんが、空母機動部隊の場合は対策が必要でしょう。
 ボスマスは戦艦夏姫が旗艦です。HP530、装甲168と大して堅いわけでもありませんので、苦戦はしないでしょう。ラスダン時はヌ級IIが二体に増えるため、制空を取るのはそこそこ大変です。

E2-2(削り)編成

第一艦隊

  • 戦艦:空母機動部隊なので2隻まで入れることができます。海外艦は温存したいため、金剛と榛名を採用しました。ついでにE3のギミック解除時に夜戦突撃を使おうという目論見です(懲りてない)。

  • 正規空母:海外艦は温存したいため、日本艦から選びます。ここは割と誰でも構わないので、一航戦、五航戦は温存して二航戦を採用します。ラスダンで優勢を取れるように制空を調整しました。蒼龍は艦攻を2スロット積んで航空攻撃の手数を増やして、多少なりとも道中が楽になるようにします。

  • 軽巡:第一艦隊に入れるので、日本艦から火力の高い軽巡ということで大淀を採用しました。削り時は一応撤退が使えるように、司令部を持たせて旗艦に配置します。

  • 航巡:制空補助役として三隈を採用します。水戦ガン積みで制空を稼ぎます。

第二艦隊

  • 軽巡:日本艦から1隻選びます。E3のギミック解除でも使うので、できるだけ夜戦火力のある艦ということで、神通を採用しました。連撃装備した上で、駆逐より先に砲撃ができるように射程を長に調整しています。

  • 重巡:雷巡は節約したいので、日本重巡から足柄を採用しました。やはり駆逐より先に砲撃ができるように射程を長にしています。

  • 駆逐:防空役として冬月を、火力担当として夕雲、高波、満潮を採用します。この札はE3のギミック解除でも使用するため、夕雲と高波は火力に優れた夕雲型であることを、満潮は対地ができることを見込んでの採用です。

基地航空隊&支援艦隊

  • 基地は劣勢調整でボスへ投げます。

  • 道中に砲撃支援を出しています。機動部隊で攻略する場合は道中支援があったほうがいいと思います。

 司令部退避ができるようにはしましたが、退避が発生して駆逐の数が減ると、結局ボス手前でUマスに逸れてしまうのであまり有効ではありませんでした。

E2-2(ラスダン)編成
  • 削り時と装備はほぼ同じで、海域突破時の記念写真用に旗艦を金剛に変え、大淀の装備を主砲×3にしました。

 削りは出撃7回、撤退1回、S5回A1回、ラスダンは出撃2回目(撤退1回)で突破しました。
 攻略終了したのは8/28の0530くらいでしたので、大体10時間くらいかかりました。時間を取られたのはほぼE2-1の輸送で、それ以外はそれほど難しくはない海域だったと思います。 

E3 アレクサンドリアの風

 E2攻略終了から一休みして、8/28の1600くらいから攻略を開始しました。

 E2で使用した「遠征艦隊先遣隊」札で第1ゲージ出現のギミックをこなし、その後「地中海連合艦隊」札で戦力ゲージを攻略していくことになります。

 この海域の現状での一番の問題は、「大和と武蔵を切るかどうか?」だと思います。E3-2のラスダン編成は第1艦隊に限って言えばかなりの耐久力で、イベント海域最深部で出てきてもおかしくないレベルです。
 そのため、こちらも特殊砲撃や特効を利用して大火力をぶつける必要があります。現状でこちらが切れる手札で最高の手札は間違いなく大和・武蔵の特殊砲撃なのですが、はたして後段の状況がわからない状態で大和・武蔵を切っていいのか……? ということです。 

E3-2ラスダン編成

 問題の敵編成がこれです。第2艦隊はすべて駆逐イ級というこれまた別の意味で目を疑う編成ですが、第1艦隊はかなりガチです。

 旗艦の高速軽空母水鬼はHP880の装甲328であり、特効なしでは安定して装甲を抜くことさえできません。撃破のためには夜戦でカットイン攻撃を2~3発は当てる必要があるでしょう。
 随伴も空母夏姫IIがHP900の装甲228、ネ級改II夏modeがHP470の装甲244と、昼戦で撃破することは困難です。そのため、特殊砲撃なしで挑んだ場合、おそらくは5択スナイプを2回成功させた上で大ダメージを期待するという、かなり辛い賭けをすることになります。

 大和・武蔵で挑んだ場合、特殊砲撃の倍率は徹甲弾+電探の最大倍率では大和が2.62×2回、武蔵が3.17倍になります。この場合、同航戦であれば空母夏姫とネ級に対して、大和は大体400前後、武蔵は500前後のダメージを出すことができます。
 つまり、ターゲット運次第ですが、HP900の空母夏姫を2発で撃沈+HP470のネ級を1隻撃沈か、HP470のネ級を2発で2隻撃沈という形を無理なく作ることができます。もちろん、ボスに砲撃が飛べば一撃で中破まで持っていけますので、かなり有利になります。

 次に、大和・リシュリューの特殊砲撃を考えてみます。大和は徹甲弾+電探、リシュリューは徹甲弾のみだとすると、倍率は2.39×2+2.09となります。リシュリューはここに特効が乗るので、×1.2705されて実質は約2.65倍です。ただし、リシュリューは武蔵と比較して素の火力が50以上低いため、期待できるダメージは300程度になります。
 そうなると、特殊砲撃で随伴を2隻沈めるのは難しいと思われます。よっぽど上振れれば別ですが、大体は1隻撃沈、1隻中大破というところでしょう。その後、砲撃戦次第でもう一隻撃沈できるかどうか、というところだと思います。
 リシュリューの装備を徹甲弾+電探にすれば特殊砲撃の倍率は確保できますが、今度は砲撃戦で弾着を出すことができなくなるという問題があります。
 また、今イベントのモチーフである「トーチ作戦」ではカサブランカ沖海戦でリシュリューの姉妹艦であるジャン・バールが米海軍と戦っていることから、後段作戦でリシュリューがキーになる可能性が高そうであり、その意味でもあまりリシュリューは積極的に切りたくはありません。

 最後に、長門・陸奥の特殊砲撃を考えます。徹甲弾・電探を装備した場合の特効倍率は約2.6倍です。空母夏姫とネ級に期待できるダメージは大体400前後なので、やはり1隻撃沈、1隻中大破くらいが平均的な結果だと思われます。
 問題なのは、装備の都合上、弾着ができなくなることです。そのため、ギリギリ仕留め残った空母夏姫やネ級を弾着で仕留める、ということができません。また、陣形も第四ではなく第二陣形になるため、艦載機特効でダメージの期待できる空母の火力も少し下がってしまいます。

 というわけで、雑に計算した結果をまとめると次の通りです。 

  • 特殊砲撃なしの場合、基本5択になる。

  • 大和・武蔵の場合、大体は3択で勝負できる。上振れれば2択もある。

  • 大和・リシュリューの場合、基本4択での勝負になる。上振れれば3択もある。

  • 長門・陸奥の場合、基本4択での勝負になる。上触れれば3択もある。砲撃戦には期待できない。

 私も大和・武蔵を切るかどうかはかなり悩みましたが、大和・武蔵以外の編成は分が悪いと考え、腹を括って大和・武蔵編成で行くことにしました。

第1ゲージ出現ギミック

E3(初期)海域マップ(艦これwikiより引用)

 まず、第1ゲージを出現させるためにEマスS勝利を2回、C2マスS勝利を1回達成する必要があります。この段階では基地航空隊を使うことができません。

E3-Eマス敵編成(制空権シュミュレータより引用)

 道中はC1マスのヌ級が厄介で、撤退要因になります。
 Eマスは旗艦のネ級改II夏modeがHP470の装甲244と硬い上、先制雷撃までしてきます。
 特に問題なのが警戒陣で出てくる場合があることで、そうなると随伴を削りきれないというケースも出てきます。

 札はE2で使用した「遠征艦隊先遣隊」と共通なので、E2-2の攻略に使用した艦からメンバーを選びます。

E3-Eマス編成(1)
  • 戦艦:金剛・榛名を採用し、僚艦夜戦突撃を狙います。

  • 正規空母:飛龍を採用します。制空を取るのが役割……なのですが、計算をミスっており、これだと制空が取れません。

  • 軽巡:火力のある神通を採用します。探照灯を持たせて囮兼火力アップを図っています。

  • 駆逐:夕雲と高波を魚雷カットイン装備で採用します。

  • 毎回道中支援を出します。

 適当にカットイン駆逐を並べて夜戦突撃すれば片がつくだろう、という雑な目算で出撃したわけですが、想像していた以上にネ級が硬く、全然倒せません。
 そこで、次のような形に編成を組み替えました。

E3-Eマス編成(2)
  • 金剛と榛名から徹甲弾を下ろし、代わりに大型探照灯と照明弾を載せています。弾着でも大したダメージは入らないので、昼戦は連撃での削りに期待します。大型探照灯は夜戦突撃の発動率が上がる効果もあります。

  • 飛龍はEマスで優勢が取れるように艦載機を調整します。手数は欲しいので、砲撃に参加できるように爆戦を使って調整します。

  • 神通は連撃装備からカットイン装備に変更します。

 出撃11回、道中撤退3回でなんとか2回のS勝利を達成しました。昼戦ではロクにダメージが通らないので、とにかく夜戦火力を盛ることが大事だと感じました。

 Eマスが終わったら次はC2マスです。

E3-C2マス敵編成(制空権シュミュレータより引用)

 こちらはE2と異なりS勝利が必要ですが、集積地棲姫を叩けるように対地装備を積める艦がいれば問題ないでしょう。

 ここもE2-2で使用した「遠征艦隊先遣隊」札がついた艦からメンバーを選びます。

E2-C2マス編成
  • 金剛と榛名に三式弾を装備させます。さらに金剛は集積地に特効のある水爆を載せています。

  • 飛龍は航空優勢を取れるように調整し、艦攻を2積みで陸上型にも攻撃できるようにしておきます。

  • 夕雲はPT対策に見張員+主砲+電探で連撃構成です。

  • 大淀はWG2積みで夜戦連撃ができるように。

  • 満潮は八九式中戦車×2+AB艇で集積地に火力が出るようにしつつ、PT対策もしておきます。

  • 道中支援も出しています。

 こちらは沼ることもなく、幸い一発で突破できました。

 次は出現した第1ゲージを攻略していきます。

第1ゲージ(戦力)

E3-1海域マップ(艦これwikiより引用)

 ルートはFF1F2HILの準最短ルートです。ここはE3-2で使う編成をすでに決めてあったため、それと同じ編成で行くことにしました。

E3-1敵編成(制空権シュミュレータより引用)

 道中は通常戦闘1、空襲1、潜水1です。どれも大して危険ではないので、問題はありません。

 ボスは戦艦仏棲姫バカンスmodeで、HP770の装甲224とそれなりの堅さですが、こちらはこれより圧倒的に凶悪な第2ゲージを仮想敵として編成を組んでいるので、問題にはなりません。
 この編成相手に苦戦するようでは、第2ゲージの突破は不可能でしょう。

E3-1編成

第一艦隊

  • 大和は戦艦仏棲姫に特効のあるLaté 298Bを装備しつつ、念のために司令部を装備しています。

  • 加賀は艦載機特効のためにそれっぽい艦載機を積んでいます。この時点では詳細は不明だったため、積み方は適当です。

  • 伊勢は制空補助をしつつ連撃、熊野と秋津洲は航空優勢が取れるように水戦ガン積みです。

第二艦隊

  • 火力は過剰と言えるくらいに足りているので、基本的には道中を重視します。

  • アブルッツィは先制対潜しつつ、夜戦連撃でボスを削れるようにしておきます。

  • 大井は先制対潜+先制雷撃、日進は夜戦装備+先制雷撃で手数を増やします。

  • ジャーヴィスとジェーナスは特効があるため、魚雷カットイン装備をさせておきます。魚雷2スロで十分ボスは仕留められるので、1スロは対潜装備に当てます。

  • 龍鳳は夜襲カットインが出せるように夜間攻撃機と夜間戦闘機を積んでいます。これも積み方が適当です。ついでに先制対潜もします。

基地航空隊

  • この時点では出撃できるのは1部隊のみなので、1部隊はボス集中、残り1部隊は防空です。

 削りは出撃6回、S5回撤退1回でした(秋津洲がFマスで開幕大破したので、その後慌てて司令部を積みました……)。ラスダンは一発突破でした。  
 大和と武蔵、そして艦載機特効のある加賀が強すぎて、まさに鎧袖一触という感じでした。

第2ゲージ出現ギミック

 第1ゲージ攻略後は、第2ゲージを出現させるためにGマス到達、PマスS勝利×2、NマスS勝利×2をこなす必要があります。

E3-2(初期)海域マップ(艦これwikiより引用)

 Gマスは輸送連合で出撃することで到達可能です。道中は通常戦闘1、対潜1で戦闘らしい戦闘はありません。輸送護衛部隊でも支障なく抜けることができるでしょう。

E3-Gマス編成
  • 輸送護衛部隊は第一艦隊に最低駆逐が4、第二艦隊に駆逐が3必要です。ジャーヴィスとジェーナスは第1ゲージで使ったものを流用可能です。

  • 大潮はこの後、Pマス攻略に使うために採用しました。

  • 第一艦隊の残り4隻は手隙の睦月型から適当に4隻を採用します。

  • 一応、基地はFマスに集中して出しておき、第二艦隊の面々には先制対潜ができるようにしておきます。

 PマスはH→I→Kと能動分岐を選択していくことで到達可能です。

E3-Pマス敵編成(制空権シュミュレータより引用)

 道中は途中までは第1ゲージと同じですが、問題はPマス手前、Kマスです。悪名高き戦艦レ級eliteが控えているため、先制雷撃で被害を受ける可能性があります。
 こればかりは耐えるか避けるか以外に対処のしようがないので、被弾前提で司令部退避を活用するのがいいのではないかと思います。Kマスから先は一本道なので、退避が出ても問題なくPマスへは到達できます。

 Pマス自体は大和の特殊砲撃が使えることもあり、それなりに対地装備が揃っていれば問題ないでしょう。

E3-Pマス編成
  • 大和と秋津洲には対地装備をガン積みして集積地を狙います。いずれもAB艇で気持ち程度PT対策をしておきます。

  • 第二艦隊は日進と大潮に対地装備を積み、第一艦隊が家漏らした場合に備えます。残りは適当に対潜装備でも積んでおきます。

  • ジェーナスではなく卯月を入れているのは、護衛退避をした場合に疲労がつくのが嫌だったため、退避要員として入れました。ただ、これだと卯月が大破した場合はジャーヴィスに疲労がつくので、もう一隻Gマスのために使った睦月型を入れておくべきでした。

  • 基地は一応Pマスに投げておきます。

 Nマスは高速統一の空母機動部隊(駆逐4隻以上)で出撃することで、Jマスから北へ分岐し、J→M→Nへ到達可能です。

E3-Nマス敵編成(制空権シュミュレータより引用)

 Nマス自体は例によって特殊砲撃が使えるのでほぼ問題になりません。どちらかというと、空母機動部隊で出撃する関係上、Nマス手前のMマスの方が事故要因になります。

E3-Nマス編成
  • 大和、武蔵、龍鳳は高速化しています。

  • 大和を高速化する関係上、大和に対空カットインを任せることができなくなるため、秋津洲と入れ替えで照月を投入します。

  • ジャーヴィスとジェーナスは対PT装備、大潮は連撃+ホニ車で泊地水鬼が万が一残った場合に夜戦でのフォローをします。PTがうっかり生き残っていると、特殊砲撃を全部PTに吸われてしまうということもありうるので、そこだけは注意しましょう(一敗)

  • 基地航空隊はNマスではなく、事故防止のため手前のMマスに投げます。

 第2ゲージ出現のギミック解除はMマスで撤退が1回、NマスでA勝利が1回ありましたが、それ以外は順調に終えることができました。

第2ゲージ(戦力)

E3-2海域マップ(艦これwikiより引用)

 第2ゲージは水上打撃部隊での出撃になります。空母機動部隊ではJマスから上に分岐してしまい、到達は不可能のようです。
 ルートはFF1F2HJOQTUの準最短ルートです。

E3-2敵編成(制空権シュミュレータより引用)

 道中は通常戦闘1、空襲2、対潜2となっています。どれも危険度はさほどではないため、道中は楽な部類です。

 ボスは第二艦隊はラスダンであってもオール駆逐イ級という目を疑う編成ですが、すでに見たように第一艦隊はかなり堅牢です。前段海域の敵としては屈指の難易度を誇るため、心してかからねばなりません。

E3-2(削り)編成

第一艦隊

  • 大和・武蔵:特殊砲撃で敵随伴に痛打を与える、文字通りの主砲です。削り時であれば、随伴の空母夏姫とネ級改は1隻ずつであるため、開幕の形さえよければ、ボス単騎にすることも難しくはありません。大和は10cm連装高角砲集中配備で対空カットイン役も兼ねます。

  • 加賀:水上打撃部隊のため、一隻だけ正規空母を入れることが可能です。アークロイヤルに特効がありますが、後段を考えて温存し、スロット数の多い加賀を採用します。海外艦載機に特効があるため、それっぽいものを適当に積んでいますが、この時点では詳細不明だったため効率は良くないです。それでも、クリティカルが出ればかなりの火力を出してくれるため、艦載機の熟練度付けだけは怠らないようにします。また、うっかり第二艦隊のイ級が生き残っていたりすると、二巡目の攻撃がイ級に吸われて悲しくなることがあるので、6番手に置いておきます。

  • 伊勢・熊野・秋津洲:ボスマスで航空優勢を取るために艦戦・水戦をガン積みします。今回は泊地修理は不要だったので、わざわざ秋津洲を使う必要はありませんでした。瑞穂やコマンダン・テストを使えば制空に余裕が出ると思います。

第二艦隊

  • アブルッツィ:強めの特効があるため、魚雷ガン積みでフィニッシャーの役割を担ってもらいます。軽巡としては夜戦キャップに到達しつつ先制雷撃が撃てる矢矧が候補ですが、火力的には魚雷4積みのイタリア軽巡が上回ります。

  • 大井:先制雷撃による手数増加と、夜戦火力を期待します。ボスの装甲を安定して抜くことはできませんが、随伴の空母夏姫やネ改には十分な火力があります。削り時は先制対潜をさせておきます。

  • 日進:先制雷撃による手数増加と、夜戦装備をまとめ持ちしてもらいます。日進の先制雷撃は大した威力はありませんが、今回は敵の第二艦隊がすべて駆逐イ級であるため、十分な威力を発揮します。

  • 龍鳳:艦載機特効があることから採用しました。唯一の4スロ夜戦軽空母です。例によって装備の積み方は適当なので、もっと効率の良い積み方があると思います。例によってクリティカル時の熟練度補正が極めて重要なので、ちゃんと熟練度はつけたほうがいいでしょう。ついでに先制対潜もしてくれます。

  • ジャービス・ジェーナス:特効艦であるため、フィニッシャーとして採用しました。削りでは先制対潜をさせておきます。駆逐艦では他にイタリア駆逐にも特効がありますが、素の雷装が低すぎるため、特効があっても夕立や綾波のような特効なしの高火力駆逐と大差ない火力しか出すことができず、今回のボス相手にはパワー不足です。

装甲破砕時のざっくりとした対ボス夜戦火力(参考)

  • 龍鳳改二戊(TBN-3W+3S+TBM-3D+F4U-2 Night Corsair+Corsair Mk.II):480(優勢時の損耗で計算)

  • シェフィールド(五連装酸素魚雷★10×4):423

  • アブルッツィ/ガリバルディ(五連装酸素魚雷★10×4):413

  • 北上改二/大井改二(五連装酸素魚雷★10×2+甲標的):399

  • プリンツ・オイゲン(五連装魚雷★10×4):398

  • ジャーヴィス/ジェーナス(五連装酸素魚雷★10×3):392

  • 矢矧改二丁(五連装酸素魚雷★10×3+蛟龍):382

  • グレカーレ(五連装酸素魚雷★10×3):341

  • 雪風改二(五連装酸素魚雷★10×3):332

 基本的には特効艦の方が火力の伸びがいいので、特効艦は装備や夜偵次第で火力がさらに伸びます。

基地航空隊&支援艦隊

  • 基地は2部隊出撃できるようになっているので、劣勢調整で2部隊ボスに集中させます。制空値が極めて高いため、陸攻を入れる余裕はほとんどありません。

  • 大和・武蔵を使っていることから、少しでも出撃回数を減らすために削り時から決戦支援を入れます。

 大和・武蔵を使っている場合、削りはさほど苦労しないだろうと思います。削りを終えたら、次は装甲破砕をします。

 装甲破砕はPマスS勝利、MマスS勝利、NマスS勝利、SマスS勝利、基地優勢です。PマスとNマスはルート開通時に使った編成をそのまま使えば大丈夫です。MマスもNマスのついでに解除できるはずです。

 Sマスはおそらく特殊艦なしでQ→Sに逸れるのではないかと思います。私は次の編成でSマスを踏みました。Sマスの敵編成自体は弱いので、踏むことさえできればSは取れます。
 (秋津洲がいるとQ→T、秋津洲なしで日進がいるとQ→U、秋津洲も日進もなしだとQ→S)

E3-Sマス編成

 装甲破砕を終えた時点で一休みして、その後ラスダンを開始しました。
 ラスダンでは第二艦隊はイ級で据え置きですが、第一艦隊に空母夏姫IIとネ級改IIが一隻ずつ追加され、削り時とは比較にならない堅さになります。

E3-2(ラスダン)編成
  • 秋津洲に修理施設を持たせて、第二艦隊の下3隻を修理できるようにしてありますが、道中は楽なのであまり意味はなかったです。

  • 大井、ジャーヴィス、ジェーナスのソナーを魚雷に入れ替えます。

  • 代わりに、対潜は対潜支援でフォローします。

  • 決戦支援は敵第一艦隊の軽母ヌ級を仮想敵として、同航戦キャップを意識して組んでいます。駆逐もレーダーを積んで命中を上げ、イ級相手を確殺できるようにしておきます。

 理想的な流れとしては、開幕で第一艦隊のヌ級と第二艦隊のイ級を始末し、大和の特殊砲撃で敵随伴を2隻撃沈、夜戦で3択勝負というところだと思います。私はラスダンは6回挑戦して、半分の3回は3択に持ち込めていたので、そこまで上振れなくても十分勝負になるはずです。
 幸いなことに、敵の陣形が第三警戒陣形(輪形陣)であるため、砲撃戦での命中率はさほどでもなく、こちらの艦が潰されて攻撃できないということはあまりありません。ただひたすらに敵が硬いので、そこをどう崩すかという感じです。

 出撃は削りが9回、撤退3回、S4回A2回でした。ラスダンは出撃7回目(うち撤退1回)で突破しました。
 終了したのは8/29の1830くらいだったので、E3はだいたい1日ちょっとで攻略完了しました。前段全体で見るとだいたい2日ちょっとですね。

 一応、突破時の動画も貼っておきます。BGMがめちゃくちゃカッコよくて好きです。

おわりに

 前段を終えた感想としては、前段からずいぶんと難しかったな~、という感じです(特にE1のJマスとE3のEマス)。攻略の際は適当な力押しでは上手く行かないことが多かったので、あれこれ調べながら編成を詰める必要があり、そこが非常に楽しかったです。

 欧州遠征は毎回難易度が高めで、激戦になることが多いですが今回もその例に漏れませんでした。後段がどうなるのか、恐ろしくもあり楽しくもあります。
 大和と武蔵は切ってしまいましたが、海外艦はジャーヴィスとジェーナス以外はだいたい温存できているので、おそらく何とかなるだろうとは思っています。

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