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ネットの閲覧規制についてどう思う?

セキュリティソフトの記事で少しだけ出てきた単語、
「ペアレントコントロール」について、皆様はどう思うでしょうか?

ペアレントコントロールは、保護者が子供の閲覧できるサイト等を
制限できる機能で、不適切コンテンツからお子様を守る機能です。
ソフトによりますが、利用時間を制限できるものもあります。

若年層のネット利用時間は今や以前とは比べ物になりません。
一花(31歳独身)は高校入学時にガラケーを買ってもらいましたが、
今や高校生は電車でスマホを開き電子書籍を見て音楽を聴く時代です。
多感な時期の子供たちは今や学校生活だけでなく、
ネットからも様々な刺激を受けて成長しています。

大人が設ける制約は「子供を守る」だけでなく、
その成長にどのような影響を与えるのか。
一花も独身とはいえ、大人の一員として考える義務があると思っています。

最近話題になった規制

少し前に、香川県でゲームのプレイ時間を制限する条例が施工されましたが
果たしてどこまで制限するのが良いのか。
皆様の中にも様々な意見があることと思います。
故に「各家庭の教育方針」をしっかり定めて制限するというものが
無難な策だと思います。

それを踏まえた上で一花の見解を述べるのであれば、
規制ではなく、目安となるガイドラインとして制定する」が
多くの人に受け入れられるのではないか?と思っています。

18禁はどこまで規制するのが良いだろうか

ネットの場合、サイト内のコンテンツによって閲覧に相応しい内容か否かを
カテゴリを年齢分けした結果、いわゆる「18禁」などと言うものが
存在しています。

しかし実際に18歳未満の者が閲覧をしても違法になるわけでは有りません
お酒やタバコと違い、18禁サイト等に関しては年齢制限はないのです。
(酒と煙草は二十歳から)

これはコンテンツを配信する側が「18歳未満の閲覧は相応しくない」と
アピールして自主規制する必要があるだけであり、
閲覧自体は全くもって法的問題ないということになります。
この時点で「各ご家庭で教育方針を定めてね」と言ってるも同然でしょう。
5歳の子供がアダルトビデオを見たところで問題はないわけですから。

大事なのは真意を説く力

以上の内容をもってまとめるのであれば、
(あくまで一花に子供がいたという過程で言うならば)
「原則規制はしない」というのが個人的方針です。

子供がどのようなコンテンツを見るかではなく、
そのコンテンツを見てどのようなことを感じ、どのように成長するかが
最も大事だと考えるからです。

皆様の中に「鬼滅の刃を家族で見た」という方も
いらっしゃるかもしれません。
一花はあれだけ頻繁に血を見るアニメを
子供も見てるっていうのが不思議だと、はじめは思ってました。

しかし蓋を開ければ、多くの子どもたちが感心したことは、
正義の味方が鬼を斬り、正義はかならず勝つ!というものでは無いと思う。

キャラクターが持つ優しい心を感じ、悪役の鬼が抱いてた苦悩を垣間見て、
鬼もはじめは普通の人だったという背景も学んだことでしょう。
親の説いた事がスパイスになった例も多いはずです。

そこには子供が何を見るかではなく、どういうことを感じ、
どういうことを学んでほしいか
という願いがかならずあると思います。

まとめ

今回紹介したように、一花にとっては何を見せるかではなく
見たものに対しどのようなことを学んでほしいかを伝えることが重要です。
それ故に、きちんといろいろなものに触れてもらう必要があると思い、
規制はかけないという考え方です。

ネットに限ったことでは有りませんが、そもそも人間は
「やるなと言われりゃやりたくなる」生き物です。
規制ではなく、「こういうことに気をつけてやってみよう」と
前向きなガイドライン等を作成することで、
様々なことへ挑戦できる環境を作ること。
これは子供を危険から守ることと同じくらい、
大人が考えるべきことなんじゃないかなと、
そんなことを思っている今日このごろです。

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