メモリを増設してみた件
Windows10のパソコンをWindows11にバージョンアップし早数ヶ月。
想像以上のメモリ稼働率にしびれを切らし、
パソコンのメモリを増設いたしました。
人生初増設ということでちょびっとだけ勉強してから増設いたしましたので
久々に記事にしてみようかと思います。
☆増設の模様を動画にいたしました☆
①そもそもメモリとは?
いかにも記憶装置みたいな名前ですが、メモリとは写真や音楽など
データを保存したおく装置ではございません。
これから処理する情報の一時待機場所とでも考えてください。
スポーツ選手が入場する直前に待機する招集所みたいな場所です。
②Windows11で必要なメモリはどれくらい?
さて、増設をしたと言いましたがそもそもWindows11では
メモリはどれくらいかを話しておきましょう。
結論としては「ちょっとネット見るくらいなら8GBでいい」だと思います。
ニュースをチェックしたり、芸能人のブログを見たり
ヒカキンのデスソース悶絶を見るのも8GBあればOKです。
ただし、自作で動画やスライドショーを作ったり、
高グラフィックのゲーム(Steamのゲームとか)をプレイしたり、
曲を作って初音ミクに歌わせるなら16GBは必須と考えたほうが良いです。
(※内容によっちゃメモリだけじゃ事足りないのでパソコン買い替えてね)
要はゲームプレイやクリエイター活動っぽいことをしたいのであれば
ちゃんと投資する姿勢くらい見せようぜって感じです。
なお、Windows10>>>11のバージョンアップ要項に
「メモリ:4GB以上」などとありますが、4GBのWindows11なら
張本勲氏から過去最大級の「喝」が飛び出すことでしょう。
③メモリの規格
メモリを購入しても「差込口に合わない」となったら大変です。メンコにでもして遊ぶしかありません。(ダメ、ゼッタイ)
(※万が一間違えたらメルカリで売るとかがいいでしょう。半導体シェア)
そんなわけでメモリを買う際には「規格」を確認する必要があります。
できるだけ簡単にまとめます。
以上2つが合っていればとりあえず刺さります。
その上で性能の善し悪しを図るなら・・・
いろいろ調べた方なら「クラスレイテンシ(CL)」という
クロック落ち指数的なものに目をつけられる場合があると思いますが、
周波数が高いものほど処理落ち度合いも上がります。
とはいえ高周波数のほうが結局高性能になります。無視無視。
なお、私は今回ノートPC用のDDR4のメモリを購入したので
「SODIMM PC4 3200」の8GB2枚組を購入いたしました。
周波数3200MHzのものにあたり一番高い周波数のものです。
蛇足ですがクロック落ち指数はCL22です。
Amazon等で1万円の予算があれば十分購入できますので、
パソコンの蓋を開ける時に便利な「精密ドライバー」などと一緒に
購入しておくといいでしょう。
④16GB1枚と8GB2枚ならどっちがいい?
どちらも16GBですが推奨は「8GB2枚」です。
詳しく解説しているサイトでも探していただければいいと思いますが、
結論として16GB1枚に比べ理論上倍速になります。
⑤取り変えの流れと注意点
言葉に書けば「パソコンの蓋開けて古いカードを抜いて新しいのを挿す」と
とってもシンプルな作業です。
一般的にねじなどを外して蓋を開ける感じですが、
細かい部分はパソコンによって異なります。
動画でも言ってますが、youtubeで探してみるのがいいでしょう。
注意点としては「静電気」や「水濡れ」がゲンキンであるということで。
とても繊細な作りになっているものなのでちょっとした静電気や湿気でも
だめになってしまう場合があります。
ビニール手袋などがあれば装着して望むのが理想的です。
最後に
今回はメモリの増設について記事にいたしました。
メモリ自体は冒頭に述べたように、これから処理するデータの招集所です。
この招集所が狭すぎると、データ処理の速度がどれほど早くても、
データ処理を行う場所(CPUプロセッサ)になかなかデータが送られず
結果的に動作が遅くなったり、フリーズ状態になりやすくなります。
ただし、メモリが大きくてもデータ処理そのものが遅ければ
当然パソコンの動作は遅いままです。
今回の自分のケースに置いては主にメモリのほうが不足していたので
メモリ増設という対策に至りましたが、
どちらか片方でも性能が不足すればパソコンは遅くなります。
お家時間が長くなるご時世は残念ながらもう少し続くかもしれないので、
この機会に思い切ってパソコンを買い換えるのも一考の余地ありです。