【オリアド両対応】イヌ科式青黒サガループ研究レポート【試したカード全部解説】

更新履歴)
2/18 CSレポート更新
2/19 候補カード、CSレポート(2回目)更新
2/22 細かいとこ、CSレポート(2回目)更新
2/23 CSレポート更新 
2/25 CSレポート更新
3/01 3/4に向けた結論更新
3/11 殿堂とかその他いろいろ更新 たぶんラスト更新になります。

はじめに

 初めまして、イヌ科です。
 Q.誰? A.GP9th決勝でパーフェクトウォーター2枚踏ませたあいつ。
 パーフェクトウォーター2枚踏ませるとこういうときの自己紹介が便利になるので皆さんもパーフェクトウォーター2枚踏ませたほうがいい。

デ ュ エ マ の 顔

 さて、今回は巷で話題のサガループの解説記事です。
 《絶望神サガ》発表後、デュエマ界隈は核の炎に包まれたがごとく荒れに荒れました。
 「ぶっ壊れ」「エラッタしろ」「サガマスターズw」「佐賀県ご当地ゆるキャラにしては見た目がいかつすぎる」など、あることないこと言われまくっていました。

 かくいう僕はシャドウバースの競技シーンから離れ、カードゲームからも緩やかに離れていくものかと思いましたが、3/4の通称おじいちゃんCSに参戦が決定。
 ゆっくりとでもデュエマに向き合わなきゃなーと思っていたところ……

聖地

 いつの間にか佐賀県に来るほどにデュエマしてました。

 それほどまでにサガのことを愛してしまったが故に、この記事を執筆するまでになりました。

 ちなみにサガループの有料記事、本日2/22時点で僕以外にもZweiLanceとカナタがそれぞれ記事を書いています。
 が、三者三様全員違うアプローチで組んでいてめちゃわろてます。それぞれ参考になると思うのでよければそちらもどうぞ。

 ということでイヌ科のサガループ思考録、長くなるとは思いますがお付き合いください。

まずサガループって何?

 大まかな動きとして、
①クリーチャーを墓地に2枚溜める。
②《絶望神サガ》効果で同名カードを蘇生。
③するとあら不思議!無限に1枚引いて1枚捨てちゃうのでデッキを底まで掘れちゃうよ~!
④都合のいいことに《黙示賢者ソルハバキ》などの蘇生先もいるので、黒1マナを作って《超神星DOOM ・ドラゲリオン》を発射。
⑤《超神星DOOM ・ドラゲリオン》で《水上第九院 シャコガイル》を釣って、メテオバーンで墓地に送った《一なる部隊 イワシン》の効果で山札切れを発生させて勝ち!

 念のため書いたけどまあもう知ってるよね、だってめっちゃ簡単だから…
 ちなみに《超神星DOOM ・ドラゲリオン》マナ置きは最後の《黙示賢者ソルハバキ》効果で回収可能。
 《水上第九院 シャコガイル》マナ置きは山札2でサガループをストップさせて《黙示賢者ソルハバキ》で《水上第九院 シャコガイル》回収、ループの途中でストックしておいた《一なる部隊 イワシン》効果で《水上第九院 シャコガイル》を捨てれば問題なくケアできます。

サガ登場後の予想環境

 《絶望神サガ》のリリース後、少なくともオリジナルはこんな感じの環境になると思っています。

2~3割 サガループ
残り  サガメタのデッキ

 あれ、サガループそんな多くなくね…?とお思いの方、その通り。
 デュエマの競技シーンは支配的なトップメタが存在していても、プレイヤーの思考としてはメタデッキを握る傾向が非常に強いのです。
 
その思考に至る理由は様々ですが、多くのプレイヤーはミラーマッチを避けたいという意思の下からこの選択に至ることがほとんどです。

 無料部分でありながら有料級(?)の情報を書いておきますが、
 僕が研究を重ねた結果、サガミラーはクソという結論が出ました。
 
おそらく多くのプレイヤーがおそらくこの結論に行き着くかと思います。
 クソをやりに大会に出るのはなんか違いますよね。それは僕もそう思う。

 サガメタの筆頭になるのはおそらく以下のデッキ。

【アナカラージャオウガ】…おそらく《有象夢造》を再登載して、《若き大長老 アプル》をいっぱい出すことに注力する形が復権するかと思います。
【オービーメイカー】…《若き大長老 アプル》《とこしえの超人》を搭載できるだけでなく、《十番龍 オービーメイカー Par100》の早期着地が成功してしまうとサガループ側がこれを倒すのは至難の業になります。
【青魔導具】…《ガル・ラガンザーク》の早期着地を成功されてしまうと、サガループ側はこれを乗り越えない限り敗北必至です。

 少なくとも世間一般に出回っている【サガループ】の構築でこれらを倒すのは至難の業です。
 結果として大サガ時代は一瞬だけのものとなり、結局環境次第で使われるようなデッキになってしまう……

 かと思いましたが全然そんなことありませんでした。
 これらに対し適切な対策カードを積むことで、サガループは次期Tier1と呼ばれるにふさわしいまでの出力を発揮するデッキになったのです。

 さて、ここからが本編。僕のサガループが如何にして構築されているか、その内容をお教えしましょう。

 ちなみに有料記事の内容は

オリジナル、アドバンスのデッキ構築

デッキの大局観

採用カード個別の使い方解説

採用候補として挙がったカード個別解説

サガループを使用して出場したCSの簡易レポート、振り返り

 おおまかに以上5点となります。
 特にこのデッキは環境次第で構築を無限に弄れるタイプのデッキなので採用されうるカード、採用できないカードを知っておくだけでも有益な情報になるかと思う。

オリジナル構築

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