見出し画像

開業1週間前

おはようございます。

タカシです。

初めての就職先で上司が「寝るのもしんどいんやで。。。」と言って3時4時に起きて寮をそーっと抜け出していた気持ちが理解できる歳になったタカシです。

開業一週間前になりました。

準備のため色々なものを整理しています。

メモ魔のため部屋のあちこちに放置されているメモが大量に出てきました。

今回はこのメモから数点。

メモの段階でネタにもなっていないものですが、僕という人間の思考紹介にはなると思います。


ー人間嫌いー

僕はずっと人間嫌いだと思っていました。

人と関わる仕事(教員・支援員・店員)をやっていましたが、どれも何処かで精神的にきつくストレスがかかりました。

友人や家族など身近な人に対しては、上手く感情のコントロールができず衝突することもしばしばあり友人はとても少ないです。

人間が嫌いだから。。。

と自分を守っていましたが、逆だったようです。

人間が好きすぎだったみたいです。

ー教師の一言は後からくるー

「お前たちは人とうまく付き合えないから動物に逃げているんだ!!」

暴言ともとれるこの発言は高校生の時に大っ嫌いな教師から言われたセリフです。

好きだった先生の言葉を覚えていないのに嫌いな教師のこのセリフは僕に付きまとっています。

ー期待と裏切りー

人間(他者)が好きだから期待してしまう。

自分と同じと考えてしまう。

理解しよう、理解しあえると夢を見る。

他者に入り込みすぎて無理が出る。

自分を裏切ったのは期待。あいつではない。

自分が壊れないために「人間嫌い」と言い訳をする。

ー一匹オオカミの遠吠えー

一匹オオカミは群れからはみ出した社会的弱者。群れ社会の中では生きていくことが難しく別の世界を求め逃げ出した個体。狼の遠吠えには「自分はここだよ~!!」と知らせる意味があるが、群れに知らせる必要のない一匹オオカミはよく吠える。

オオカミの社会で生き辛かった1匹オオカミは人間の集落に近づき犬となった。

ー動物の仕事しかできないのでは?-

人間が好きすぎて人と関わることが怖くなっている自分は、動物にかかわる仕事しかできなくなっていないか?

人間相手の仕事をしていると対象者に入り込みすぎる。何処かで割り切らなければならないことを割り切ることができない。

服屋でもそう。。。

「この服に合わせて着れる服は?」なんて聞かれ、その人の雰囲気とその服と店の商品では合わないとき「あっちの店のズボンと、こっちの店のシャツと」とバイト先の服ではなくても薦めてしまう。

ノルマとかでは考えられず勝手にその人の裏を想像してしまい感情移入。「せっかくお金出すんだから、そのお気に入りの服に貴方と購入する服が一番いいようにお手伝いさせて。」となってしまう。

こんなのだから福祉の世界にいた時や教育の世界は大変だった。

虐待案件なんか。。。

仕事とプライベートを切り離し割り切ることがプロだとは思うがそれが出来ない。

逆に割り切ることはその仕事(対象者)に失礼なこと!!と自分の中の自分に脅迫される。

そんなこんなで、ゆっくりと確実に自分に壊されていった。

ーヒトとイヌは全く別の生き物ー

イヌはヒトとは違う。

違う生き物同士が上手くやっていくためには「別の生き物だから理解できなくて当然」と理解する。

だから犬と関わる仕事は楽。

期待しないから。

少しでも自分に合わせようとしてくれているだけで感謝の気持ちがあふれ出す。

「犬は裏切らない」

裏切りは期待と同一視でおきる。

イヌはヒトとはベツモノだもの。

裏切らない。


乱文長文にお付き合いいただきありがとうございました。

2019年5月末に出張型ドッグトレーニングスクールを始めました。 犬と飼い主の関係づくりのお手伝いをモットーにやらしてもらっています。 アイコンタクト アイコンタクト とばっかり言う地味なトレーナーです