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犬がいなければ人類は滅亡していた

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我々人類はイッヌのおかげで繁栄していることを忘れてはいけない。そんなnoteです。


1 イッヌに絶滅を救ってもらった人類


① ミトコンドリアDNA

 人類のミトコンドリアDNAが8種類しか存在しないことをご存知の方も多いかと思います。世界中、

どんな民族人種を調べても8種類しか見つからない

これは絶滅危惧種の数です。

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※DNAと俗に言われるものに核DNAとミトコンドリアDNAの二つがある。ミトコンドリアDNAは、父の影響を受けずに、母親から子供に100%同じものが伝わっていく。


② 人類はエサだった

イッヌと出会うまでの人類の自然界における役割は、サーベルタイガーなど夜行性ネコの格好のエサだったわけです。

 ① 夜の暗闇では目が使えない
 ② 耳も鼻もよくない
 ③ 連続して6時間寝ないと次の日の生活に支障がでる
 ④ 群れで生活する

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恐らく夜に気づかない内に内蔵をむしゃむしゃ食べられてたものとおもわれます。

 人類の自然界における唯一のアドバンテージは2つ

1つ目は、木の上で生活できたので、ネコから逃げることがでる。ことです。ところが、猫たちは進化して、木の上に登ってくるようになりました。

現在でもプーマとかライオンは木の上に登りますね。

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それで1つ目のアドバンテージはなくなりました。残るは2つ目のアドバンテージは

二足歩行であったことによる視点の高さです。二足歩行のネコより視点が1mほど高いので、100Ⅿから500Ⅿほどの遠くまで先に視認できるわけですが、

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そのため、クソ雑魚の人類は、見渡しのいいステップ(草原)で、遠くを見渡すために2本足で立ち続けるしかなくなったわけです。

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さらに人類は、夜になると集団で寝ます。

夜ですから、サーベルタイガーが、かなり至近距離まで近づいて行っても、人間は暗くて気付きません。

仮に、見つかったところで、人間は暗闇の中ではろくな抵抗もできません。

そのために人類は、サーベルタイガーの襲来におびえながら睡眠不足で寝ぼけた頭で翌日も狩に出るわけです。

そりゃ絶滅寸前になっても当然ですね。


③ オオカミとの接触

 オオカミは群れで暮らしています。5頭から7頭くらいの群れ生活し、すべての個体の序列は確定しています。

 序列が低い個体は、狩で危険な役割をしているのに、貰えるエサは微々たるもの

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 狩で大きな獲物を獲得しても、ボスオオカミやその家族へ優先的に配分され、序列の低いオオカミは、狩が終わった後

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単体で狩れる、モグラやウサギがたくさんいる草原(ステップ)に行きます。大きい獲物は倒せないので、小動物を探すのです。

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あるとき、骨や残骸が沢山ある場所を見つけます。そこが人間のゴミ捨て場

貝塚と呼ばれるもの

だったのです。

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 以後、お腹が空いたときオオカミは、うさぎを追いかけることなく、そこで残骸を食べるようになり、やがてゴミ捨て場に定住しはじめます。

 これがやがて繁殖をして増えるようになります。それが犬なのです。


④ 世紀末救世主伝説イッヌ

 サーベルタイガーは、いつのもように夜、お食事にでかけるってーと、いつもと様子が違います。人間の寝ている場所に近づくと、オオカミが威嚇してくるのです。

 しかも1頭や2頭ではありません。たくさんのオオカミが威嚇してくるのです。サーベルタイガーは混乱します。

 オオカミという生き物は、鋭い牙も爪もないので、まずターゲットの

尻に噛みつき

相手を煽り、怒りで体力を消耗させ、失い動けなくなるまで集団であおり追いかけます。犬はマラソンは得意なのです。長距離を走らせ続けた弱ったところをしとめます。(2チャンネラー方式)

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 ですからサーベルタイガーからすると

超うぜえから関わりたくない


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オオカミとは自然界におけるネラー、VIPERなのです。当然リア充のサーベルタイガーは2chを見なくなります。

 このような理由から、オオカミが貝塚に定住して以降、人間はサーベルタイガーに襲われずにすむようになります。そして、この安心安全な睡眠は人類のある能力を覚醒させます。

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2 イッヌは人類最初の家畜

① 熟睡

 夜襲をされなくなった人類は、連続して深い眠り、いわゆる熟睡するようになります。この熟睡のおかげで、人類が他の生物へ対する最大の優位能力

「深い思考」

が開放されます。

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 やがて人類は「深い思考」によって投擲武器を開発、火の化学反応をコントロールし、土器を焼き、集団が大きくなり、農業を始め、完全に他の猿に差を付け、すぐに地球の支配者になります。

 これは犬の賜物以外、なにものでもありません。つまり犬のニート化による恩恵、それが人類を地球の支配者にした根源のひとつなわけです。


② 乳幼児とイッヌ

 定住を始めたオオカミたちは、やがてもっと大きな骨を貰うために、人間の狩を手伝ったり、人間の子供が転んだらベロベロするなどします。

 そしてその辺の汚いものをハムハムしたり、小動物を狩るようになります。これも人類のためにしているのです。

 犬のペロペロは自身が先に病原菌に感染するためで、感染して自身の体内に抗体を作り、その抗体を乳幼児に与えて生存率を高めるためです。種痘の原理ですね。

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そして、常に幼児のそばにいて、ヘビや害虫などから守ります。犬に蛇毒は効きません。現在の犬は蛇毒が効きません。人間を守るために蛇毒に弱い個体はいなくなったのかもしれません。

現在も犬は、ネズミやスズメなどウィルスや病原菌の中間宿主になるようなものを何も教えなくても駆除し続けますが、乳幼児の死亡率を低くするための本能なのです。


3 家畜化

オオカミと犬の違いは2点しかありません。

1つめはデンプンを犬は消化できますが、オオカミはできないこと
2つめは人間にオオカミは絶対になつきません。

そのため犬がオオカミになったという説は90年代でも否定する学者が多くいました。

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 この問題は、旧ソ連においての実験で解決しました。

 ソ連ではシルバーフォックスという美しいきつねの毛皮が外貨獲得の手段だったのですが、人間か飼育して、大人しいキツネを数世代交配しつづけると、美しい銀色の毛皮は普通のキツネのような毛皮になってしまうのです。

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 自分でエサを取るより、人間に多くエサをもらうために、かわいく、幼犬の状態をできるだけ長くキープしたほうが生存確率があがる。この進化を

家畜化

といいます。人間に飼われて人為的な交配をすると別種になってしまうのです。

 耳を垂らしてみたり、白くなったり、シッポは常に上に上げていたり、小型化したりします。

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 人為的に取捨選別をされて交配され続けたオオカミは、オオオカミと容姿が完全に違うものに変質します。

 貝塚に住み、何世代かを餌をもらうだけで狩をしなくなると、オオカミは人間に懐くようになった。ということです。

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4 犬はこの先どう進化していくのか?


① 猫はまた巨大化しかねない

 現在自然界には、人類の敵である巨大な猫は存在しないですし、ヘビも感染症も医学が発展したのですから、犬はいなくてもよいとおもわれるかもしれません。

 しかし犬がまだ人類に必要である理由は大きな理由だけで2つあります。

 1つ目はもし、ネコが巨大化し、また人間を襲撃してきたときの対応策、もしくは猫が巨大化する可能性への猫への警鐘です。

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 猫は人類の行動を邪魔することが多々あります。少なくともあなたに無償で媚びることはないはずです。つまり

 また人類をエサ化する機会をうかがっている可能性があります。

 猫サイドがまたサーベルタイガーに戻る気満々である以上、我々は犬を手放すわけにはいきませんね。これが理由1です。

サーベルタイガー


② イッヌ本主義

 2つ目は、イッヌは更なる変化をもたらす可能性が高いのです。

 人間はその多くが人間関係で悩み苦しんでいます。ここに犬は現在切り込んできています。


 1) ナンパツール

 例えば、あなたが近所を歩く、きれいな見知らぬ女の人と仲良くなりたいと考えたとします。あなたは話しかけることすら困難なはずです。通報される可能性すらあります。

 綺麗な女の人にイッヌをさしむければいいのです。美女があなたをむげには扱うことはないでしょう。このように人間と人間の信頼関係構築が困難な場合においてもイッヌを中間に介在させると簡単に事が運びます。

 簡単を通り越して、むしろ美女から近づいてきます。

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 この方法は比較的昔から行われている手法で、イッヌ式ナンパ術などとよばれています。


 2) 婚活

 仮にあなたがマスコミ業界のいたるところから、嫌われている落ち目のニュースキャスターだと仮定します。ここでイッヌを介在させてみましょう。将来有望なイケメン政治家をゲットするくらい朝飯前なはずです。



3) 販促ツール

もしあなたが商売の営業で顧客開拓に苦しんでいるとしましょう。ならば犬と散歩してみましょう。

あなたの飼っているイッヌは福山雅治よりりりしく、橋本環奈よりかわいいのですから、みんなあなたのイッヌに触りたいはずです。

これを利用すればよいのです。

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まず、イッヌを連れて営業予定先をうろうろします。その建物から人が出てきます。

「あらかわいいイッヌですね?」

これでもう営業は8割方成功したようなものです。イッヌがきらいな人間なんてこの世には存在しないので、あなたは確実に優位な立場で営業のきっかけを作ることができます。


4) 打ち出の小槌機能

 あなたが仮に、米が欲しいとしましょう。

 農家の犬と仲良くなればもらえます。あまっているからです。だから農家の犬を散歩に連れ出しましょう。農家はあなたに感謝してそのお礼をしなければと考えます。

 人類には普遍的に返報性の法則というものがあります。例えば100円のチョコをバレンタインデーに貰っても、200円のお礼をホワイトデーにしなければならないと考えるように、イッヌを散歩させてもらった農家は、あなたに有り余っている品でお礼をしてくるはずです。倉庫にいっぱい入っている米を好きなだけ持っていけと言わざるをえないのです。商いをした人は知っていると思いますが在庫にはときに

棄てたいほど余る

ときがあります。ですから、あなたが魚が食べたければ漁師を、あなたが権力が欲しければ権力者の家の犬と仲良くして、散歩に連れ出せばよいだけです。

犬に好かれるなんて簡単です。チュールとボール遊びと散歩をしてあげればいいのです。それだけであなたは好きなものを

好きなだけ手に入れることができるのです。ハニートラップもワイロも要りません。権力者とて人の子なのです。

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ハニトラもワイロも通じない権力者であっても、イッヌは簡単に入り込めるのです。

5)老人や病人を癒す

老人ホームや終末医療を行う機関で、老人や病人に癒しを与えるという役割に期待を寄せられています。

認知症やメンタルヘルスを改善させたりする事例もあるようです。また刑務所や少年院などで犬を飼うと心が癒され再犯率が下がるかもしれません。

つまり犬さんは現在の人間が抱える最大の問題である。メンタルやコミニュケーション能力を向上させるという形で人類に貢献しようとしているのです。



4 結論

あなたがイッヌに好かれることでどれだけの恩恵を受けるかお分かりいただけたことと思います。

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つまり封建制では、土地所有者が優位、資本主義では資本を持つ者が優位だったシステムの終わりが訪れて、これからはイッヌからどれだけ好かれるか?どれだけのイッヌと仲良しか?で、あなたが世界の勝者になるか敗者になる世界がおとずれる可能性があります。

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チュール一本を巨万の富に変えるのはそれほど難しい事ではありません。

犬さんは人類が困ったとき、救ってくれる最良のパートナーであることはまちがいないようです。


以上、世紀末救世主伝説イッヌでした。最後までお読みいただきありがとうございました。

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参考


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