終点

こんな時、誰をどれを優先すればいいのか分からないけれど、何よりも自分の心が壊れないようにするのは間違いじゃないと思う。耐えられなかったことへの不甲斐なさ、向き合い続けられなかったことへの情けなさは掘り出せばきりがない。誰のことも責めたくなくて、傷つけたくなくて、だから言葉が何も出てこなくて。感情のままに言葉を発しても、何もいいことないし。けど言われっぱなしでむかつかないわけないし、悲しくないわけないし、言いたくなることは星の数ほどある。言葉が生まれて埋もれていく時、どうしたって自分を責めるのをやめられなくなっていく。何をどう話したって感じたって、都合いいと言われてしまうのなら一緒にはいられない。だからもう、心乱すのも乱されるのも、全部、最後にする。

このnoteは、私の心と言葉の整理のためにある。あるいは、どこにも行き場がない感情の行き着く場所。万人受けはしないし、そもそも人に見せるためのものじゃない。あなたが書く文章が好き、あなたが迷って考えているのを見るのが面白いと言ってくれる人がいるから一般開放してるだけで。誰かを傷つけるための場所じゃない、傷つけないための場所。だからこそ、ここで勝手に何かを拾って勝手に傷つかれても、可哀想なんて思えないわけでさ。

悔しかったこと、嬉しかったこと、泣いたこと笑ったこと、全部置いていかないよ。紛れもないしあわせが、たしかにあったから。今この現状の正解は誰にも、私にも分からないけれど、いつか自分で答えが出ればいいよね。でもとりあえず今は、昔の私じゃ出来なかったこと、自分の心を守れるようになったことを褒めてあげなきゃいけないな。



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