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「計算ブリッジ with コロナ」のルール説明

これから「計算ブリッジ」をどんどん世界に発信しようと思っているのですが、いかんせんコロナウイルスがさらに猛威を奮っており、「密になる」計算ブリッジを試す事がなかなかできません。。。

そこで!

「密集」「密接」「密閉」の三密を避けつつ、計算ブリッジの醍醐味を味わえるようなルール「計算ブリッジ with コロナ」を開発しました!

実際に、ラ・サール学園の中学1年生の子たちにもやってもらっており、クラス単位で十分盛り上がれる事は確認済みです。もし「計算ブリッジ」にご興味ある方は、以下のルールを参考にしてされてみてください!

使用するもの

 名刺サイズの白紙(百均で200枚110円で売ってます)

 鉛筆

 場のカードを出すための1組のトランプ

通常は1組のトランプを4~5人で使いますが、同じトランプを皆で触って使い回して・・・というのは、やはりコロナウイルス感染防止の観点からなかなか難しいと思います。

なので、まずは「自分専用のカード」を各自作ってもらう所からスタートします。

「自分専用カード」の作り方

1人につき14枚のカードを使います(なので、1人あたり約7.7円のコストがかかることになります)。

14枚のカードに、自分で「1」~「7」までの数字を「2枚ずつ」書いてもらいます。

つまり、1,1,2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,7の14枚のカードが出来上がり、これが「自分専用のカード」となります。

遊び方

・自分専用のカードを作ったら、各自よくそれをシャッフルしてもらい、そこから7枚を取って自分の手札とします。そして残った7枚は山札とします。

・通常は余ったトランプを山札にして、そこから1枚めくって「場のカード」とするのですが、「with コロナ」ルールでは、1人がゲームマスターとなって、自分の持っているトランプから1枚めくって場のカードを指定します。

・場のカードは「1」~「K(13)」まで出る可能性がありますので、その前提でプレイヤーは数を計算して出すことになります。

・後は、基本的には通常の計算ブリッジと同じルールで、出せるカードは3枚まで。どう計算しても場のカードの値にならない場合は、自分の山札から1枚取ってそのターンは終了。これを繰り返していきます。

また、通常のルールと違う点は、このやり方でやると「同時に上がる人が出てくる」ことになります。この場合、同じターンで上がった人はすべて同じポイントを与えてあげます。それ以降、次のターンで上がった人は、それより少ないポイントを与える・・・というようにしていきます。

一例として、3ターン目で上がった人は10ポイント、4ターン目で上がった人は7ポイント、5ターン目で上がった人は5ポイント、6ターン目で上がった人は3ポイント、7ターン目で上がった人は1ポイントなどとします。そして、これは7ターン目までで必ず1ゲームは終了します。なので、1ゲームは5~6分くらいで終了するので、サクサクとゲームが進んでいくことになります。

これを数ゲーム繰り返して、上がったポイントの1番高かった人が勝者、という形で遊ぶといいと思います。同点になった場合は、同点決勝で1ゲームやってもいいですね。1ゲームの時間が短いので、それほど時間がかからずに決着がつくと思います。

もし授業中にやるとするならば、白紙カードを配る→自分専用カードの作成→ルール説明→1回練習→大会形式という形でやっても50分で5~6ゲームはできました。なので、1コマの授業の中でも十分説明から練習、そして大会までやることができると思います。

ちなみに、ラ・サールの中学生の子たちとやった時には、勝者には「東京大学シャープペン」をプレゼントしました笑

【このやり方の特徴】


①:生徒たちは自分の座席に座ってプレイするので「密集」が避けられる

②:1つのトランプを中心に車座になって・・・という事が避けられるので「密接」が避けられる

③:教室内で行うので、窓を開けたり換気扇を回すことで「密閉」が避けられるという感じになります。

ただ、子供たちは興奮してくるとどうしても大声を出しがちなので、必ずマスクはしてあまり騒がないように・・・という注意はしつつゲームをしていく感じになります。(しかし、この授業で感染が広がるなら、普段の子供たちの生活習慣で十分感染が広がってしまう気がしますが・・・笑)

1人あたりのコストも10円以下ですし、1回作ってしまえば何回でも使えるので(大切に扱いなさいと言いながら)、経済的なゲームだと思います。

まだまだコロナの影響が強いですが、是非とも「計算ブリッジ with コロナ」のルールで楽しんでみてください!

ルールは違っても、計算ブリッジの面白さはそのままに、必ず盛り上がることは間違いなしです!!

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