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【落語コラム】思い出し笑い

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バックナンバーより落語の連載コラム「思い出し笑い」を公開中!
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#柳家小三治

第88回:思い出し笑い「末広がりの連載88回、柳家小三治師匠の80歳を祝う。」(&ツルコ)

第88回:末広がりの連載 88 回、柳家小三治師匠の80歳を祝う。*intoxicate vol.143(2019年12月発行)掲載 古今亭志ん朝の「光陰というのは、ああ、矢の如しだなぁ」という声が聞こえるよう。大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』ももうすぐ終わっちゃいますね。残念だったピエール瀧の降板でしたが、出演した第4〜8話の撮り直しが行われたそうで、総集編や再放送ではそちらのバージョンが放送されるとか。いい役柄だったのに、なかったことになってしまうのはち

第85回:思い出し笑い「平成を駆け抜けた柳家喬太郎落語生活30周年記念」(&ツルコ)

第85回:平成を駆け抜けた柳家喬太郎落語生活30周年記念*intoxicate vol.142(2019年10月発行)掲載 落語情報誌「東京かわら版」7月号の特集は「僕らと平成の30年、そしてこれから」ということで、平成元年に入門した落語協会の柳家喬太郎、入船亭扇辰、林家彦いちの3人による対談でした。特集の扉ページには、新宿・末廣亭の楽屋で火鉢を前に並んだ二ツ目時代の3人の若い写真と、同じ構図で撮影された現在の写真が並んでいます。どちらも落語を長く撮り続けてきた横井洋司撮影

第17回:思い出し笑い「最初が肝心」(&ツルコ)

第17回:最初が肝心執筆者:&ツルコ *intoxicate vol.70(2007年10月発行)掲載 長瀬くんや国分くんなど、落語に挑戦する芸能人が続出してきたなか、また新たに初挑戦を試みる人々が! 食レポーター(でいいの?肩書き)の彦麿呂は笑福亭鶴光に、ますだおかだの増田は春風亭昇太に、アンガールズの田中は春風亭小朝に、カンニングの竹山は林家正蔵に、それぞれ師匠について落語の稽古。その落語を発表する落語会の日も決められていたため、各自試行錯誤しながらも見事に、初めて