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ふりかえってみて。

息子くんが生まれてから2年と3ヶ月、たくさんの思い出が写真に載ってる。子供ができて今まで感じたことのないくらいの幸せなひととき、でも、それと同じくらい、自分の中に渦巻く焦りに似た感情…仕事再開したい気持ちとか、今までやってきたことをゼロにしたくない気持ちとか、いまも過去もかわらずちゃんと毎日いろんなこと感じながら生きてるんだって誰かに見つけてもらいたい気持ちとか。子供を育てる喜びと同じくらい、自分をもう一度見つけたい衝動に何度もかられては日常へより戻す。

…今考えると、一年前のあの時、最も行きたかった会社のオファーを断ったのは新しい生活への怖さでもあったけれど、仕事内容がドンピシャじゃなかったこともあったけれど、なにより息子への想いがつよくって、自分はまだreadyの状態じゃなかったんだなー、と今になって素直に思う。あのときはいろんな理由をつけたりしてたけど、なんで断ったのか自分でも当時はよくわからなかったし今やっと(一年経って!)謎が解けた…。(おそー…) あのときは息子の笑顔に早く会いたくって、朝も一緒に学校に行きたくって、会社に行くためにバルコニーがあるこの家からわざわざ近くに引っ越すほど、自分は用意できてなかった。バルコニーって、家の生活になくてはならない、自分の中の家族の象徴だったのかな。

結局、勤務時間が短い良い条件の別の会社に勤めたけれど、仕事柄、メンバー的にも自分が成長できるところではないと直感ですぐにわかって(面接の時からなんとなくわかってたけど…)自分を説得したりまた奮起したりがんばってはみたけれど、結局仕事マスターできてから引き継して退職。一応自分の中で決着つけることができたところで。
でも、あぁ、あんなにあんなに悩んだのに、自分にとって大事なことは勤務時間でも条件でもなくて、人とのコミュニケーションで築いていく仕事だったり、やりがいのある仕事内容だったり、なにより会社の自由ないい感じの雰囲気だったり、今までの経験を活かしながら新しいことにチャレンジできる可能性を感じたり、会社愛・メンバー愛が育める会社だったりすることだったんだなぁって、やってみてから今更しみじみ思う。。やってみないとわからなかった。面接中に感じた直感を信じていいということ。あんなに条件重視だったけれど、自分にとってのやる気スイッチが入るのは全然違うところにあったんだなぁ。遅いよ。回り道しすぎだよ。。。

でも、、、いまわかってるのは、あのときはまだreadyじゃなかった。

それからいろんなしっくりいくこといかないことが肌でわかった。

いくら強がってても、こどもへの気持ちが強い自分。もう、びっくりだけど、認めてあげよ。

一年前のいまごろ、べつの選択をしたら?と考えるけれど、やはり、わたしは、あのとき、レディじゃなかったんだ。やってみたらできてたかもしれないけど…そのときはそう思った。(…おそいけれど、、自分らしいかも) でもひとついえるのは、今度は必ず直感ですすみたい。

#ママ
#子育てと仕事再開
#もしもあのとき
#いまになってわかること

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