【エッセイ】「無知」を抱え込む。
「無知」
高校生、そして成人という線をまたぐごとに、この言葉をよりいっそう意識してしまう。
無知とは、読んで字の如く”知識がない”ということ。そしてそのさまから”愚か”という意味も含んでいる。
確かに、作品中のキャラクターや現実のちょっと頼りない人を見て「この人は何も知らないまま生きていくことしかできないんだな………」ということが既にわかりきっているときの、視聴者目線で感じる、あの何とも言えない虚しさ。
それに”愚か”とという言葉を当てはめると納得できるような気がしている