★名探偵と秘教学★
田村正和さんが逝かれて毎日のようにドラマ「古畑任三郎」を観ています。小学生のときの夢が探偵だったんです。シャーロックホームズやアガサクリスティーが愛読書でした。犯人の行動や動機を「法則」から割り出す推理方法が、昔から大好きでした。
ミステリーと秘教学、どんな関係が…?
…よく「正しさがきらい」とか「正しいことなどない」という人がいますね。上から押さえつけられる「正しさ」には私も辟易します。嫌って当然です。それは「正しさ」ではなく「支配」です。
それでも「正しさ」は大切だと、私は思います。
たとえば、私の常備菜のピクルス。瓶詰のピクルスを買ってくるんですが、蓋が簡単には開かないのです。どんなに力をいれても回らない。そんなとき、どうしますか?まさかトンカチで瓶をたたき割らないですよね?確かに瓶を割れば、なかのピクルスは食べられますが…もしかしたらガラスが刺さって食べられないかもしれません。
では、どう行動したら「正しい」でしょうか。
瓶の蓋を開けるには、真空状態を熟知した法則にのっとった方法であけるのが「正しい方法」でしょう。
つまり安心安全に、誰も傷つけずに、調和するには、その場に必要な法則を素直に受け入れて行動することです。瓶の蓋を穏便に楽に開ける方法を知っている人のように、この世界で調和している人は「法則」を知っています。
そして名探偵たちは「人の法則」を熟知しています。彼らは「人の法則」がズレたところに犯人の存在を感じ、犯人に辿り着くのです。
「法則」を知っている人はすごいなぁー。
この子供時代の憧れは、そのまま秘教学を学ぶ今でも、私の内にあります。
世界の問題、人生の悩み…そこに「法則とのずれ」を感じることがあるから。その「ズレ」をもっと知りたくて、秘教学を通じて「人の、地球の、宇宙の法則」を学び続けています。
従うべきは、人の支配ではなく、法則。
だから、私は「正しさ」は嫌いではありません。「正しいことをしよう」と思っています。それは言葉を変えれば、「法則を知って、それを懸命に生きる」ことだと思っています。
追記:瓶にトンカチ…私はタオルで瓶の底をつつんで、瓶底をトンカチで優しく何度か叩きます。そうすると蓋と瓶の間に隙間があいて、回しやすくなるんです。
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