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グルメフェスが東京と地域をつなぐプラットフォーム?地域共創に取り組む「ふるさとグルメてらす」とは!?

ここでは株式会社インターンで活躍する社会人インターン生の声を発信していきます。
今回は「ふるさとグルメてらす」の責任者である、別所准さんにご協力頂きました。

※ふるさとグルメてらす(通称:ふるてら)とは
株式会社インターンが取り組む事業の1つで、「つながる想いつなげる場所」をテーマにしたグルメイベントです。
隔月(奇数月)で開催しており、東京にいながら食を通じて全国各地の魅力を伝えることで地域共創に取り組み、開催地域はキッチンカーやテント出店で賑わい、地方と現地の2つの地域を盛り上げることに貢献しています!
詳細は下記リンクからご確認ください。

▼ふるさとグルメてらすHP
https://furusato-gourmet-terrace.com/

ふるさとグルメてらすの創業期から第一線で活躍し続けている別所准さんに、社会人インターンを始めたきっかけや、ふるさとグルメてらすが誕生した経緯、今後の展望などについてお話いただきました。

1. 株式会社インターンで社会人インターンを始めたきっかけ


大学卒業後は会社員として仕事をしていましたが、27歳の時に会社を辞め、個人事業主として独立しました。
独立当初は、社外で磨いたコミュニケーション能力と人脈を生かして営業代行の仕事をしていました。

そして、私がちょうど独立したタイミングで株式会社インターンの代表である半澤洋氏(以下:半澤代表)から、
「飲食店オープンの準備をしている」という話を聞き、日頃お世話になっている半澤代表のために「何か力になりたい!」という想いからお手伝いさせて頂くことになりました。
学生時代に居酒屋で店長代理まで勤めた経験がここで活きましたよ(笑)

「お手伝い」というスタートではありましたが、自分でもかなり熱心に取り組んでいたと思います。
その姿を半澤代表も見てくださっていて、その後は開業メンバーとして加わることになりました。

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2. 飲食店の開業期に得た経験


これから飲食店をオープンしようというわけですから、大変なのは覚悟していました。
当時、個人事業主として営業代行の仕事を複数かけ持ちしていて、そこに飲食店オープン準備の仕事が加わったわけですが…
これがとにかく大変だった!
本っ当に良い経験をさせてもらいました。
これは乗り越えた今だから言える言葉ですね。(笑)

あるとき、深夜の3時くらいに飲食店で使うドリンクの買い出しでスーパーに行き、袋詰めしたジュースを両手いっぱいに抱えながらお店に戻っていました。
それだけでも大変だったんですが、帰りの道中でその袋が破れてしまい、交差点のど真ん中に大量のジュースをぶちまけた時は
「俺、何してんだろう…」
て思いましたよ。(笑)

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しかし、こういった大変な話を聞いて、「自分もやりたい!」と言って加わったメンバーもいます。(笑)
きれいごとだけではなく、こういった泥臭い経験をしながら一緒に作り上げてきた仲間だからこそ、株式会社インターンで活躍する社員や社会人インターン生の絆は強く、良い仕事ができているのだと思います。

3. ふるさとグルメてらすは飲食店から生まれた?

 
そんな飲食店の開業ですが、オープンしてからはお店を盛り上げるのに必死でした。
有名人がオープンする焼肉店ではオープン前から予約殺到! 1日中満席!!
みたいなこともあるかもしれませんが、多くの場合そう上手くはいかないでしょう。
私たちは実績も知名度もゼロからのスタートですから、なおさらです。

そこで、元々店外で開催していた音楽イベントを派生させ、「Tokyo Charity Fes Marché(以下:TCFes Marché)というイベントを始めました。
イベントといっても最初は規模も小さく、店内でこじんまりと開催する程度のものです。

飲食店で開催するイベントですからTCFes Marchéでは、音楽だけなく食が中心になるわけですが、この頃から「東京と地域をつなげる」ということが新たなテーマになりました。

50~100人程度のお客様と2ヶ月に1回のペースで開催していたこのTCFes Marchéが規模を変え、形を変え、今の「ふるさとグルメてらす」になっています。

4. 飲食店から始まったイベントが地域を盛り上げる“グルメイベント”に進化した経緯とは!?


TCFes Marchéを約2年継続したタイミングでコロナが広まりました。
「三密回避!」といわれている状況で、1つのお店に50人が集まってワイワイガヤガヤなんてできる訳がないですよね。(笑)
とは言え、泣き言を並べていても仕方ないですから、お店で開催していたものをオンライン開催するなどして、試行錯誤しながらコロナ禍でも継続していました。

行政の方針に従いながら少しずつイベントを再開させていき、2020年11月からは大きく規模を変え、店外で300人規模の会場を借りたところ、初回からいきなり1000人を超えるお客様に参加して頂き、一気にイベントの規模が拡大しました。

50人規模だったものが一気に600人規模に成長したわけですから、無事イベントを終えた瞬間は達成感がありました。
ただ、そのとき私も半澤代表も同じ想いを持っていて、一瞬の達成感に包まれながら、もう次のステージを見据えていました。

5. 地域を盛り上げる! 誰でも参加できる地域密着イベントに!


「町のお祭りにしたい!」
株式会社インターンの理念である「100年先の子供たちに誇れる社会を実現するために」、飲食店の枠を超えて地域に影響与えるイベントに進化させていくことが私たちの共通認識でした。

そのときのTCFes Marchéはチケット制で行っていました。
チケットは基本的に事前購入だったので、当日販売はほとんどなく、TCFes Marché会場の目の前を通るお客様が興味をもって覗きに来たとしても、参加することが難しい仕組みになっていました。
そういった飛び入り参加のお客様にも楽しんで頂きたい。
しかし、お客様の幅を広げるには会場をさらに大きくする必要がある。
大きな会場を使うなら参加者だけでなく、出店者も増やすことができる。
大きな会場に多くの参加者と出店者が集まるイベントになれば町のお祭りのような、人と地域と社会を盛り上げることができると思ったのです。

これを実現するために、まず2021年3月から規模を2000人に増やして開催し、この実績を引っさげて町のお祭りを開催すべく、他のイベントの視察や、会場や出店者を募るため各所との関係づくりに奔走しました。

6. 新たな開催地はおかちまちパンダ広場

JR御徒町駅前 おかちまちパンダ広場

こういった努力を積み重ねた結果、今の「ふるさとグルメてらす」があります。
現在は、東京都のJR御徒町駅前にあるおかちまちパンダ広場で開催しており、1日に5,000~7,000人が来場するイベントに成長しました。
2022年6月に開催した際は、8つの店舗と11台のキッチンカーが出店し、東京にいながら全国各地のご当地グルメを楽しめるイベントをお届けしています。

2022年7月16日 ふるてらマルシェ開催準備中の様子

7. 地域から社会へ ~これからのふるさとグルメてらす~


かつては会場や出店者を募るため奔走していましたが、今は反対に会場からオファーを頂くことや、出店者から出店依頼を受けることが増えています。
これは、「ふるさとグルメてらす」というプラットフォームが地域を盛り上げる存在になれているから起こることだと思います。

2022年7月16~18日に開催されたふるてらマルシェの様子

今は東京と日本全国の地域がつながるイベントですが、東京と世界がつながる日もそう遠くないでしょう。
実は既にそんな話も上がっているのですが…
まだあくまで企画段階なので、この情報を公開できないことが心苦しいです。(笑)

会場の幅が広がり、出店者の枠が広がり、ゆくゆくは世界最大のキッチンカーイベントになったら面白いですよね!
…。
世界最大のキッチンカーイベントってどれくらいの規模なのかな? (笑)

8. 個人としてこれから挑戦していくこと


これまではふるさとグルメてらすの責任者として関わってきましたが、次回からは私も出店します!
私が2019年から代表を務める「株式会社レバブリッジ」の1つの事業としてクラフト事業を立ち上げました。
クラフトビールやクラフトジュース、クラフトジンなど、作りたいものは色々あります。
ずっとやりたかった事業内容なので、今は開発を急ピッチで進めながらもあれこれ考えている時間がとても楽しいですね!

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また、これまでふるさとグルメてらすの運営は株式会社インターンが担っていましたが、2022年6月からは株式会社レバブリッジと共同で行うことになりました。
運営と出店をパラレルで進めることは大変さもありますが、その分やり遂げたときの達成感も大きいです。
私自身が経験してきたように、弊社の仲間にはパラレルで活躍できる場をつくり、パラレルで活躍できる人材を育成していきます。

9. みんなで作ったふるさとグルメてらす


こうやって振り返ると、お店でワイワイやっていた時が懐かしいですね。
お店を盛り上げるために数人規模のところからスタートしたイベントが、今や地域に影響与えることができる1万人超えのイベントになっているわけですから。

今回のように、ふるさとグルメてらすについて代表者としてメッセージを発信する機会がこれまでに何度かありましたが、このイベントがここまで成長できたのは、当然ですが私1人の力ではありません。
20~30代を中心に社会人インターンとして、有志で集まったスタッフの力が大きいです。

それぞれが仕事をしながら、ときには朝早くから夜遅くまで時間を捻出し取り組んでいます。
仕事が忙しい日や、今日ちょっと疲れたな。とか今日は飲みに行きたいな。みたいな日もあれば、もしかすると私から仕事を頼まれイラついていた人もいるかもしれません。(笑)
それでも、モチベーション高く取り組めたのは、半澤代表の影響力が大きいと思います。

株式会社インターンの別所として仕事をするときに常に感じているのは「半澤代表の胸を借りて仕事ができている」ということです。
半澤代表からは多くのサポートと、多くの試練を頂いています。
正直、あまりの試練に私自身が打ち砕かれそうになったこともありますが、周りのスタッフに支えられ乗り越えることができました。
お互いを支え合うことが自然にできてしまうのは、「半澤代表の志に共感した」という共通認識のようなものが、スタッフ全員の目指す方向を合わせ、それぞれをつないでいるからでしょう。

20~30代の知識も経験も未熟な若者に、活躍の場を提供し続けている半澤代表にはこの場を借りて感謝申し上げます。

10. 最後に ~インタビューを終えて~

タイトルに書いた、グルメフェスが「プラットフォーム」になっているという表現について、少し大袈裟な印象をもたれた方もいるかと思いますが、別所さんの話を聞くと納得されたのではないでしょうか。
冒頭に記載した、ふるさとグルメてらすのテーマである「つながる想いつなげる場所」についてですが、今回は「つなげる場所」という側面にフォーカスして書かせて頂きました。

「つながる想い」についてはさまざまな意味があるかと思いますが、その中でも大きな意味として「生産者の想い」があります。
その想いは商品や地元・地域に対するものなど、各生産者が十人十色の想いをもたれており、こちらについてはぜひ文章ではなく現地で体感頂ければと思っております。
遠方にお住まいの方は申し訳ありません。

直近の開催日程については、こちらからご確認ください。

▼ふるさとグルメてらすHP
https://furusato-gourmet-terrace.com/

熱意と活気にあふれる20~30代が中心となり、作り上げるグルメイベント「ふるさとグルメてらす」。
有志で集まる社会人インターン生だからこそ、伝わる想いがそこにはあります。

最後までお読み頂きありがとうございました。

株式会社インターン 広報担当:谷地

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