古い帯や着物、再生‼️究極のアップサイクル

着物や帯のアップサイクルについて

現在では作れない柄・手法であったり、思い出の詰まったものであったり。
リサイクル、でなく「アップサイクル」という最近よく使われるこの言葉がふさわしい、と思います。

ひとつの役割をしっかり終えたものが、新しい価値をもって生まれ変わるのを目の当たりにする喜びは格別です。
古い帯や着物には時に素晴らしい職人技が詰まっていたり、もう手に入らなりような素材が使われています。
過去の職人の技に触れながら作業をすることは「仕事」への敬意を育みます。
また、帯や着物の持ち主さまたちの物語りに思いをはせながら作業をすることは、心の栄養となります。
このように時を超えた「会話」から成り立つのが「アップサイクル」のだいご味です。

⭐️動画内帯の説明:

丸帯「鳳凰」

九州のお客様が古い茶箱と古い帯をお持ちこみになって、思い出の詰まった唯一無二のインテリア茶箱ができあがりました。現在の茶箱としては存在しないサイズです。豪華な手の込んだ織物の今では珍しい丸帯。蘇った茶箱と帯、お客様は「運命の出会い」とおっしゃってくださいました。

⭐️動画内着物の説明

お形見の振袖

お客様が御祖母様のお着物を、茶箱やバッグ、ジレなど様々なものにアップサイクルされ、ご親戚がそろった会でご披露し、お分けになりました。
お集りの皆様は懐かしい品々を前に越し方を懐かしまれたそうです。
まさに、思い出をつなぐ存在となりました。

一枚のお着物から5つの1Kサイズの茶箱をお作りしました。

汚れなどを避けながら、お振袖のかわいらしがそのままに表れるようにデザインにしてあります。