世界のCO2排出量が最大で17%減少したそうです

NHKのwebニュースによれば、イギリスやアメリカの大学などの研究者で作るチームがことし1月から4月の二酸化炭素の排出量を試算したそうです。

その結果、1日当たりの排出量は去年に比べ中国で23.9%、日本で26.3%、アメリカで31.6%最大で減り、世界全体では先月7日のピーク時に17%減少していたことが分かりました。

これは、世界的に外出制限が広がり自動車からの排出が大きく減ったことが最大の要因だということです。

一方、ことし1年間の排出量は最大でも7%程度の減少にとどまる見込みで、国連が、世界の平均気温の上昇を1.5度に抑えるために毎年必要だとしている削減目標にようやく届いた水準だそうです。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出制限などがなければ、国連の削減目標には到底及ばなかったのではないかと思うと、地球温暖化防止の道もとても険しいものであることを痛感させられます。



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