気の緩みが見られるって何ですか?

5/16 19:34のNHK webニュースによれば、西村大臣が緊急事態宣言がまだ続いている地域でも気の緩みが見られると述べたとあります。

14日の東京や札幌の繁華街での人出が前日から10%以上増えた⇒気の緩みが見られるということのようですが、私は東京都民も札幌市民も誰一人として気を緩めている人はいないと思いますよ。

人出が増えたのは事実としても、国民はみな感染拡大を防ぐために、マスクを着用し、距離をとって、時間帯を考えながら外出しています。接触機会の8割削減が目標なのですから、携帯電話の情報だけで、ここで気が緩むと、2週間後には新規感染者の数が増え、宣言の解除ができなくなると評価するのは、とても合理的な判断とは思えません。私には気の緩みという言葉が、国民をばかにした不遜な発言に聞こえてなりません。

国民一人一人は、休業要請や外出自粛に対応して、自分自身のことだけでなく、国を思い、国を憂いて日々過ごしています。政府にとっても初めてのことですから、種々対応の遅れは致し方ないところもあると思いますが、国民一人一人に寄り添った言動に努めていただければ幸いです。

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