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『愛知CL候補デッキ』メタを歯牙にもかけないロストバレット

※追記

この記事のデッキを少し弄ったデッキを使って5-3でした。
ギリギリ完走できず…。
当日使ったレシピと戦績を追記しました。

前置き

お久しぶりです。Naopiです。

前回書いた記事が横浜CLの直後だったのでぽっかりとパラダイムトリガー環境が抜けていることになります。

理由としては、もう皆さん忘れたかもしれませんが前回執筆した以下のnoteに剽窃疑惑をかけられ、結局濡れ衣で相手から謝罪があったのですが、ちょっとnoteを書くのが怖くなっていました(笑)
その節はご迷惑とご心配をお掛けいたしました。

本題

さて、前置きはこのぐらいにして本noteの内容に入っていきたいと思います。

私が今回の記事で紹介するのは世間一般で言う《ロストバレット》デッキになります。

新環境が始まって早一ヵ月が経過しましたが環境は目まぐるしい速度で回っており、毎週のように勝ちデッキが変わっていくいい意味で混沌とした環境だと思っています。
最近で言うとレントラーV入りのミライドンやルギアの台頭などが挙げられますね。

Tier表

2/20(月)時点での私の考えるTier表は以下となっております。

Tier1
ロストギラティナ
ミュウVMAX(雪道、フュージョン)
一撃ルギア

Tier2
ロストバレット(リザードン、ゲッコウガ、悪軸、鋼軸)
ミライドンex
アルセウス系統(ギラティナ、そらピカ、白馬など)

Tier3
サーナイトex(ミュウツーVunion)
連撃バレット
その他

Tier表(2/20(月)現在)

最近のシティリーグの傾向や環境デッキ同士のパワーバランスを考え、以上のようにしました。
上から順に使用者も多いと考えています。

環境の変遷とパワーバランス

・《ロストギラティナ》について

先々週の段階でもしCLが行われていたら迷わず《ロストギラティナ》を使っていたと思います。
そう言いきれるほど明確な環境トップでした。

環境もこのデッキを中心として回っており、《ミライドンex》一つをとっても、スイッチボルトでクレッフィを押し付ける型やレントラーVとジャッジマンで妨害する型とどちらもロストメタを強く意識した形に変容していきました。
キュワワーを止めたりアクロマの実験を打たせ辛くすることでロストゾーンが溜まるのを遅延することができます。

しかし《ロストギラティナ》は後攻からアビスシークを打つことによりロストを貯める速度をそこまで落とすことなく戦えていました。

どちらかというと準環境である《ロストバレット》にの方が大きな向かい風と言えます。

・環境トップの変化

最近では《一撃ルギア》がグングンとシェアを伸ばしています。

これは先々週までの覇権デッキであった《ロストギラティナ》に対して有利であるためです。

《ロストギラティナ》は、小型を相手にする際にはウッウやヤミラミ、大型を相手にする際にはギラティナVSTAR、のように相手に合わせて柔軟にプランを選択できる環境レベルのデッキです。

しかし、《一撃ルギア》相手だとそのどちらのプランも通しづらく、小型にはイシヘンジンとルギア、大型にはバンギラスというように明確な動きが確立されています。
それに加えて盤面を整える力が非常に高く、アーケオス2体(時には1体)を立てることができればあとは相手に合わせたアタッカーを好きなように押し付けられます。
これを2ターン目に決められるとほとんどのデッキがそのスピードに追い付けません。

対して《ロストギラティナ》はロストゾーンが十全に溜まらないと真価を発揮できず、ミラージュゲートやギラティナ・ヤミラミの起動に2~4ターンを要します。

カードパワーはそこまで乖離しているとは思いませんがこの準備にかかるスピード感の差が露骨にデッキ相性となって表れています。

これは『ロストアビス』~『パラダイムトリガー』での環境の変遷と非常に似ており、とても面白いです。

・《ロストバレット》はどうなのか

では今回私がCL使用候補に挙げた《ロストバレット》はどうでしょうか。
デッキに対するメタり方が《ロストギラティナ》とほぼ同様なので全く同じ理由で《一撃ルギア》対面は厳しいと言わざるを得ません。
むしろギラティナVSTARという大型アタッカーがいない分マウントを取られた展開から捲りづらく、《ロストギラティナ》以上にキツイです。

正直なところ無難な選択をするのであればロストへのメタに抗いやすい《ロストギラティナ》、自分自身が《一撃ルギア》を使う、《一撃ルギア》や《ロストギラティナ》と十分に渡り合える《ミュウVMAX》を使う、《一撃ルギア》に勝てる《ルギア》を考える等、色々考えることができます。
(アルセウス系統は先攻最強ですが私自身が死ぬほどじゃんけん弱いので候補から外していました・・・)

先日まではその方向でCL愛知で使用するデッキを試行錯誤していました。

しかし、《ロストバレット》にあるカードを採用することを思いつき、実際に試してみたところ調整メンバーの《一撃ルギア》に大きく勝ち越し、ロストメタに対しても今までより遥かに抗える、他デッキに対しても今まで通りのデッキパワーで戦える、抱えていた課題のほとんどを解決したリストを開発することができました。

無料部分はここまでになります。
ここから先は《ロストバレット》の詳しいリストと解説、実戦での立ち回り等を載せさせていただいております。
混沌とした現環境でのCLの台風の目のようなデッキになると思っています。
CLに当選している調整メンバーも使用する予定の結論級のデッキです。
絶対に後悔はさせません。
CLで握るデッキに悩んでいる方、是非ご購入よろしくお願いいたします。

《ロストバレット》解説

・デッキリスト

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