大塚HD 株主総会 2023
はじめに
大塚HDの株主になったのは、難しいと思える領域に対しても挑戦し、それをモノにする力があると感じたからです。事業は多岐にわたっていますが、いずれも興味深いものばかりで、今後の展開・成長が期待できそうだというのが率直な印象です。このたび、株主総会に出席しましたので、質疑応答をベースに、自分の言葉で簡潔にまとめます!
大塚HDって、医療関連事業がメインだって、知ってましたか?(・∀・)
概要
今回は第15期の定時株主総会となります。
会場は赤坂にある、ANAインターコンチネンタルホテル東京でした。
議案は取締役13名選任の件でした。
*可決されました。
質疑応答のまとめ
全部書き出すと冗長になるので、ポイントだけを簡潔にまとめます!
▶415億円の減損について
・腎性貧血治療薬バダデュスタットなどによる減損が大きかったが、ここにチャレンジした意義は大きい。この薬のメカニズムは、ノーベル生理学・医学賞をとったHIF-PHという経路の阻害であり、製薬各社競争の中で戦っていた。結果的に今回のデータではFDAから承認されないことになったことは非常に残念だが、次のアセットに期待。
▶大塚食品について
・ボンカレー55周年で、売れ行きも好調。
・ボンカレーが世界最長寿のレトルトカレーブランドとしてギネス世界記録に認定された。
▶大塚メディカルデバイスについて
・超音波腎デナベーションシステムが軌道に乗り始め、ようやく開発段階を出ようというところまで到達。
・薬剤ではコントロール困難な高血圧に対する画期的な治療法として、推し進める。
▶株価について
・市場が決めるものなので、しっかりそれを受け止める。
・総還元性向において、同業の武田薬品に比べて見劣りするのでは?との質問に対し、会社の状況に合わせて適切な配分で還元することを考えているので、心配しなくて良いとのこと。
▶株主総会の日程について
・他社の株主総会とかぶって参加できないという声があった(実際、私も、同一日時開催の中外製薬の株主総会には参加できなかった)ことを受け、諸々考慮した上での日程となっているが、今後もしっかりニーズを捉えて検討していくとのこと。
おわりに
全体を通して、分かりやすく説明することを大切にしている企業だと感じました。特に代表取締役社長兼CEOの樋口さんは、分かりづらい点については補足説明をしっかり入れ、質問に対して的確に答えていました。
実は、先日、徳島まで行って、大塚の研究所周辺を見てきました。とても良いところでした。是非、徳島に訪れた際には、足を運んでみてください(*´ェ`*)
また次回も出席したいな…と思いました✨
では、おつおつ(。・ω・。)
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