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好きなことで生きていく

「好きなことで生きていく」って聞いて皆さんどんなイメージでしょうか??憧れるけど無理そうだな―とか、今目指して頑張ってます!とか、そうは言っても難しいんじゃない?って思ったりするかな。

 好き放題やって自分の好きなものだけ作って生きていく。

 みたいなイメージが私にはあったけど、今自分の感性で自由に生きられるようになって、ちょっと感じが変わってきたなと思う。

(そういう天才・鬼才という人も知ってるけど…。)

 今思うのは、こういう生き方をするときに、私が作りたいものと、みんなが欲しいもののちょうどいいところを探していくって大事だなって思ってる。

 自分がやりたいことは妥協しないけど、ものが売れる傾向や皆の興味関心には柔軟に対応するようにする。その方がたくさんの人に喜んでもらえるから。それが仕事で人のお役に立つってことかなって思う。

 もちろん独りよがりなものを作りたいときもあって、こんなの作っちゃったぜ…へへ…。ってときもあるけど、そればっかりだとほんの一部の人にしか刺さらないし、そこに向けて発信していくのも大変。

 私の感性と能力で、なるべく他の人も良いと思ってくれる作品を探る。だから自分としてはあまり興味を惹かれない石を使ったりすることもあるし、オーダーを受けて探すときもある。 

 それが意外と早くRIng Artistとして生活できるようになったポイントかなと思うよ。

 自分ができないこと、自分の心にそぐわないことは絶対にやらないけど、自分の感性でお役に立てる部分は出来るだけやって行こうと思う。

 それも今は手探りなので、いろいろやってみて、やっぱりこれは辞めよう!とかあるよ。以前まで石のお持ち込みでオーダーお受けしてたりもしたけど、今はもうやらない。多分石から探すのも今後はもうやらない。ありがたいことにその時間が無くなってきちゃったから。

 そうやって挑戦したり辞めたりしながら自分の感性を社会とつなげていくのが結構エキサイティングだな、って今は思ってる。

 音楽で言えば、どんなに天才的ですごいテクニックを持っていて、超絶技巧の演奏ができても、観客5人とかのライブも行ったことあるし、技術では劣ってもみんなが楽しそうにしているライブには人がたくさんいるし、ああ、技術や能力じゃないのかもなあと思う。

 それって中途半端になるってこととちょっと違うかなって思ったよ。

 「好きなことで生きてていいですね!」って言われると??って思ったことがあって、ああ、そういう風に認識がずれてるのかなって思った。

 そう思うと、常に奇抜なオリジナルなものを発表し続けなきゃ!って気負いが無くなった気がする。

 だから好きなことで食べていくってそんなに無理なことじゃないんだなーと思いました。

 いろんな「好きなこと」で生きていく方法があるけど、みんなと一緒にブランドを成長させていく気持ちでいると、いつもありがたいなと思えて幸せです^^

 いつもありがとうございます。

insula

   








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