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初めましてinsulaです!

こんばんは!Ring Artistのinsulaです!

Xのプレゼント企画で、400名だったフォロワー様が668名まで増えましたので、改めてブランドをご紹介させていただけたらと思います。

insulaはラテン語で「島」という意味。また孤立、絶縁、のような意味もあります。insula internationalというのが正式なブランド名です。孤立した固有の文化を持つ島がinternationalになっていく、そんな相反する意味になりますが、単純に旧姓の一部の「島」という漢字をラテン語にしただけのブランド名です。
でも島国に生まれた自分と、その固有の文化がどんどんインターナショナルに広がっていく景色をイメージしたブランド名です。

もともと天然石が好きで、ビーズなどでアクセサリーを作っていたのですが、個展や展示を重ねるうちに、2020年に今日にアトリエを構え、ジュエリデザイナーとして京都で活動することになりました。

最初から変わらないのは「息を呑むほど美しい石を通してこの美しい世界に気づく」というコンセプト。そのために石選びにとても時間をかけています。たくさんある同じように見える石も、枠にセットしてみたら印象が違ったり、ジュエリーとしてあまりパッとしなかったり、反対に一見パッとしなくても指環に仕立ててみると目を見張るほど輝いて見えたり。そんな石だけを丹念に選び、シルバーやゴールドで仕立てています。

宝石や天然石の中には、今まで市場ではあまり注目されていなかったものの、とても魅力的な石がたくさんあります。insulaでは一般的な、色や形が整っている「美しい」宝石よりも天然の石らしさを持った個性のある石を選ぶようにしています。

色むらがある、石の中にクラックや内包物がたくさん入っている、何色とはっきりしない、あまり市場に出回らない色や種類の石、多少の処理がされることが普通の石でも非加熱の自然のままの色のもの。そんな石を好んで使用しています。

私自身は宝石やジュエリーが好き、というよりも石が好き、鉱物の結晶が好き。また考古学や古代文明の遺物が好き。という人間です。天然石と言えばスピリチュアルなパワーストーンが有名ですが、それよりも気が遠くなるほど長い時間をかけて成長した石が持つ魅力を皆さんにお届けしたいと思っています。

数百万年、数千万年、数億年かけて作り上げられた地球のひとかけらは、人間が掘り出して磨き、ジュエリーに仕立てることで初めて美しく輝きます。ダイヤモンドも地中にいる時には他の岩石とも変わらず陽の光の元で輝くこともなく、掘り出しても高い技術でカットが施されなければ魅力は発揮できないのです。

気が遠くなるような時間をかけて作り上げられた自然の偶然と人間の技術の融合。それがあなたの手に届くのは奇跡のような確率です。

insulaは指環屋さんです。
指環しか今は作っていません。それは指環が「自分のためのジュエリー」だから。
一番自分の視界に入るジュエリーです。
だから一番自分のそばにいて、その輝きで癒してくれる最も身近な相棒のような自然の一部。それが指環だと思っています。
だからこそ一つづつに固有の名前をつけ、特別な指輪、という意味で指「環」の字を当てています。

指環は不思議と日本の服飾の歴史上にほとんど現れないのですが、私は「日本の指環」を作っていきたいと思っています。そのために日本の古典や行事、古くからある日本語や地名などから名前をつけており、石の色もそれに合う柔らかく和の色名にありそうな色を選ぶようにしています。そして茶道で供される和菓子が季節や行事によって変わるように、その季節によって指環を選んで楽しんでいただきたいと思っています。着物の柄のように、春に花の、夏に涼しげな、秋には紅葉、冬には雪の、そんな指環を身につける。そんな文化が作れたらいいなと思っています。

あなたの心に不思議と染み渡る色、ハッとする輝き、大事な人を思い出させる名前の指環。そんな指環がみつかったら、手に取って指にはめてみてください。
もしご縁がある指環でしたら、心の中にぽっと光が灯るような気持ちになると思います。ああ、これは自分のものだったんだな、手放したくないなと感じたら、どうぞお家に連れて帰ってください。きっと日々の力になってくれると思います。

資産価値があったり、人に自慢できたり、おしゃれに見せたりする効果はないかもしれません。でもそっとそばに寄り添っていてくれる絶対の味方です。

そんな指環を作っているinsulaをどうぞよろしくお願いいたします^^

HPができました!

insula

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