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仕事で使える行動心理②【日本インストラクター技術協会】

スノッブ効果

最も日本人らしくない心理効果と言えるでしょう。皆が持っているものは欲しくないと感じてしまう心理のことです。中々手に入らない宝石やバッグに高い人気が集中したり、限定品を求めて人が集中したりするのもたくさんの人が買い求めたりするのと同じ心理と言えるでしょう。

プロスペクト理論

通常価格を提示し、その上で値引きをすることによって、損をする額が少ないと消費者に思わせることで消費者心理をコントロールする方法です。財布のひもを緩ませる方法とも言えるでしょう。

ウィンザー効果

直接ではありませんが、「○○さんが褒めてたよ」と言われると、直接褒められるより嬉しくなることってありませんか?ウィンザー効果とは、第三者をかえして伝えられ、幸福度が直接伝えられるより幸福度が増す効果のことを言います。

ビジネスシーンで言うと褒めたい相手がいる場合、直接褒めるのではなく第三者からその人本人に伝わるようにすると人間関係がより良好になると言えるでしょう。それも出来るだけ自然に伝えることをお勧めします。

フット・イン・ザ・ドア

交渉のシーンで使える行動心理学です。小さな要求を認めてもらうところから始め、そこから少しずつ大きなお願いをして、最終的にそのお願いに承諾してもらうのが、フット・イン・ザ・ドア・テクニックとなります。小さなお願いを受け入れた方は、その後のお願いを断りづらくなりますので、ビジネスシーンで非常に効果があります。

ドア・イン・ザ・フェイス

歯がたたないような要求や、お願いを相談し、それを断らせることからスタートします。人はお願いを断ると「申し訳ないなとかやっぱり断らなければよかったかな」という気持ちに陥ります。それより簡単な要求には、承諾してしまうということが考えられます。


日本インストラクター技術協会には行動主義心理アドバイザーの資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。


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