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味噌に入っている栄養素【日本インストラクター技術協会】

日本の伝統的な発酵調味料といえば代表的な「味噌」。味噌にはどのような栄養があり、身体にどんな効果をもたらしてくれるのでしょうか。栄養素を知った上で積極的に取り入れていきたいものです。

たんぱく質

味噌には、100gあたり12.5gのたんぱく質が含まれています。たんぱく質は、臓器や筋肉、皮膚など、体を構成する重要な栄養素であることがわかります。毎食、片手にのるくらいのたんぱく質を摂るのが理想ですので、味噌汁を3食のうちどれかにとりいれたいです。

食物繊維

味噌には、100gあたり4.9gの食物繊維が含まれています。食物繊維は腸の働きをを良好に保ち、便通をスムーズにしたり、便を増やす役割があります。また、糖や脂質、ナトリウムなどを体外に排出する役割もあります。

カリウム

味噌には、100gあたり380mgのカリウムが含まれています。カリウムは、ナトリウムの排出を促すはたらきがあり、血圧の上昇を抑える作用があります。高血圧の方にもおすすめです。

ビタミンB2

味噌には、100gあたり0.10mgのビタミンB2が含まれています。ビタミンB2は、皮膚や粘膜を正常に機能させる働きぐあります。

ビタミンE

味噌には、100gあたり0.6mgのビタミンEが含まれています。ビタミンEには強い抗酸化作用があり、細胞の老化対策に役立ち、女性に有難い効能です。

味噌の塩分量

100gあたり約12.4gです。生活習慣病対策のための、理想としている食塩相当量の値は、成人男性で約7.5g、成人女性で約6.5gです。味噌には塩分が多く含まれているので、身体にいいから、栄養素が沢山あるからといって毎食に大量の味噌汁を飲んだりすることのないようにすることが大切です。

子どもが味噌汁にすると、野菜を食べさせやすいのに、と思うのなら汁は飲ませず野菜の具だけを食べさせてあげるだけでも塩分の摂りすぎにならないのでおすすめです。

日本インストラクター技術協会には味噌栄養アドバイザーの資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。


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