キュン死するな

kは何か媚薬かなんかを飲まされたのだろうか。

来週会う話をlineでしてたのに、金曜に着てた私の黒パーカー姿が可愛い(大掃除対応)といきなり言い、「何を着てもおしゃれだし、可愛いのがサキだな。髪もツヤツヤだし」と随分ベタ褒めじゃないか。会社であんまり会わないけど、意外と見られてるのだとキュンとする。

例のポチッとしたものは、使ってみたらイマイチで、全く使ってないって言ったら、「使ったんなら、動画送ってよ。俺に見せるためにその体はあるんじゃないの?」だって。破壊力がすごくて、可愛すぎるな。

その並外れた頭脳をもっと生産的なことに使えば良いのに、私が自撮り撮影するためには、自撮りライトや三脚が必要だとか、そんなことを調べては勧めてくる。

kはだいたいいつも9時台に寝るのに、今日は珍しく11時半過ぎまで起きて、私と話してた。もうそれだけで、私はキュンとしてしまうのだから、私も随分イかれている。「自撮りしてよー」って言って来て、「もう今日は無理だよ」「そっかー残念(泣)」なんて、出会った頃みたいな甘い会話、まだしてくれるのね。

そういえば、当初は「サキさん」「kくん」だったな。こんな可愛いことをいっぱい言われると、私は「kくん」って言いたくなるけど(言ったけど)、kは「サキさん」はもうなんか違うらしい。

「今日は随分遅くまで起きてるね」って言ったら、「眠いけど興奮してしまった」って言うんだから、私の中のセミヨン(母性)が大量放出してしまうわ。やっぱりなんか媚薬を飲んだのかな。

ふしだらな花芯を持つ私は、地獄行きかもしれない。けど、閻魔大王も、表向きには言わなくても、こっそり私に「しょうがねえな」って親指をぐっと立ててくれる気がする。まあ、そうは言っても、地獄まで行かないんじゃないかな。ただ、天国に行く前に、「5日間地獄修行」のチケットは発行されそう。そして、徳を随分積んで来たのに、持ち前のエロスで同じ「5日間地獄修行」を受けなきゃいけないだろう、ニャンコ先輩とか同じような人はここにいるので、そんなに寂しいことではないはず。

「寝かしつけしてあげたいな」「そういう優しい母性も好き。今日はサキが側にいるように感じる、不思議」。

まさか令和3年になっても、こんな甘い会話ができるなんて。

おやすみ。

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