濾過と生物学的エロス
【備忘録】
kと帰り道の3分話した。相変わらずの、クルクル飛んでく、竹とんぼだった。
最近、交じり合いの際の動画をたくさん送ってきてるkだけど、私の恥部のどアップ写真もあり、「もう、さすがに勘弁して。恥ずかしい。さほど美しいものではないのに」と言ったら、「そんなことない。普通の状態と違って、赤く膨れ上がってる様子は綺麗だ。今パッと写真を撮って比べても明らかに違うはず」とか言いながら、即興で卑猥な歌を歌う。
「kはさ、生物学的なエロスに興奮するよね」
という、私の素朴な感想を機に、さらにkの頭はくるくる回転を続ける。
肩を今傷めているらしく(間違いなく、筋トレのしすぎ)、体の一部を傷めると、それをきっかけに体の部位の可動領域みたいなものが、初めて認知できて、ただ縦に動かすだけでなく、前に伸ばした状態でさらに上に伸ばした時とか、自分の体のことがよくわかる
→それで最近は解剖学に興味がある(最近読んでる本はそれね)
→ラジオ体操のようにあちこち体を動かして、体の部位について説明をし始め、サラッと「大陰唇と同じ『唇』」と言い
→「え? いま何って言った?」とすかさず私が突っ込む
→よく気がついたな、例えば、まだそういう関係じゃなくて、お互いが気になってる男女の間で、こういう発言をした時の女性の反応で関係性がわかるな、面白いな、とkは言い
→よくわからない1人コントみたいなのを始める
→「私の投げかけと全然違うところに行ってない?」と笑いが止まらない
→謎のエロ詩吟を吟じるk(詩吟なので、無駄に語尾を伸ばす)
→「どこに着地するの?」(私)
→生物学的なエロスとは思ってないけど、体の構造に好奇心を持って興奮するのと同じで、何かに反応してる姿には興奮するだろ?サキが俺のものを口に含んで、強度が変わったら、嬉しいだろ?それと同じ。まあ、大便を食べて興奮したり、快楽殺人者みたいに、体をバラバラにして、男女の手を繋ぐみたいな興奮は俺にはないけど
→まあ、そういうことだ。
と言って、風のように去って行った。3分間でよくあんだけ喋るな。
こんなしょうもない話に涙を流して笑う女はそれほどいないんじゃないか。
kのくるくる回る竹とんぼみたいな頭の回転が好きだけど、純度を徹底的に上げて、余計なものを濾過して取り除ける思考が好き。無駄がなくて美しい。どっちがじゃなく、両方あるから好き。
とふと思ったので記録しておこう。
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