【インスタグラム活用】旅館、ホテル向けのインスタグラム運用の基礎

2020年現在、数多くの外国人観光客が日本に訪れています。そのため、旅館やホテルでは外国人を対象に大きくマーケティングしているところもあります。

また、今年は東京オリンピックが開催される年でもありますます外国人観光客が旅館やホテルを利用する見込みがあります。観光客の中にはインスタグラムの検索やスポット機能を使って旅館やホテルを検索している人も数多く見られます。

外国人観光客だけでなく国内に住む私たち日本人もインスタグラムでオシャレな旅館やホテルなどを見つけてそこに泊まろうと計画を立てる人たちも増えてきているので、インスタグラムの運用に力を入れると集客アップに繋げる事が可能です。

この記事では、旅館、ホテルなどの観光宿泊施設がインスタグラムを運用するにあたっての基礎を紹介していきたいと思います。

プロフィールの設定

インスタグラムでフォローをするかどうかを決定する大きな要因の一つはプロフィールです。このプロフィールがしっかり設定されていないと、なんのアカウントかわざわざ投稿を見ないとわからず、そこまでしてくれるユーザーは少ないです。

インスタグラムにおいてプロフィールでの離脱率、つまりプロフィールを見てから投稿まで見ずにに他のページや前のページに戻ってしまう人の割合は74%と言われています。

かなり高い割合ですが、この離脱率を下げなければ来店はもちろんのこと、フォローにもつなげることはできません。そしてこの離脱率を下げるためには、わかりやすいプロフィールに設定する事が大事になります。

それでは上記アカウントを例に詳細にプロフィールの設定を見てみましょう。

ユーザーネーム

ユーザーネームとはプロフィールの一番上に表示されるIDでタグ付けなどの際に使われます。こちらは旅館やホテルの名前を設定するのが好ましいです。

また、旅館、ホテルであることをユーザーネームからでもわかるように「hotel」「ryokan」「yado」といったものをつけると尚ユーザーにはわかりやすく、親切な設定と言えます。

名前

名前はユーザーネーム同様にシンプルにホテル名、旅館名を入れましょう。ここでポイントなのは上記例のように「日本語表記」と「英語表記」で名前を記入しておくことです。

どっちも記載しておくことで日本人観光客も外国人観光客の両方がすぐにホテルや旅館のアカウントである事が確認できるので集客やフォローにつなげる事ができます。

紹介文

紹介文では簡潔に箇条書きにホテルや旅館の特徴を書くのが良いでしょう。世界観、雰囲気、場所、料理などアピールしたいポイントがあればそちらを紹介文に入れ込みましょう。

また、こちらも名前と同様に英語表記でアピールポイントを入れ込むと外国人観光客の集客率アップにも繋げられます。

上記例は有名なホテルのため、特徴は書いてないのですがシンプルに伝えたい事が書かれています。

上の具体例を見てみましょう。温泉旅館の雰囲気、そして料理がアピールポイントでなっていることが伝わってきます。

ウェブサイト設定

インスタグラムのプロフィールでは「ウェブサイト」という項目にURLを入力するとリンクを貼る事ができます。ここにはホテルや旅館の公式HP、じゃらんなどの予約サイトなどを設定するのが良いでしょう。

投稿やプロフィールを見て「もっと詳しく見たい！」「今度の旅行はここにしよう」と思ったユーザーをインスタグラムから簡単にリンクする事で競合に目移りさせずに誘導できるのは来店へつなげるチャンスとなります。

プロフィール写真

プロフィール写真は旅館やホテルのロゴ、もしくは外観を写したものが良いでしょう。

なかなかホテルや旅館はぱっと見でアカウントのことを伝えるプロフィール写真がないので、出来るだけオフィシャルなニュアンスが伝えられると信憑性が高まります。

投稿写真は世界観とアピールポイント重視

プロフィールが設定できましたら次は実際に投稿に使う写真を撮影します。インスタグラムではオシャレな写真が好まれるため、出来るだけオシャレに撮影することを心がけましょう。

ホテルや旅館の外装、内装、客室、料理、プールや庭園などの共用施設などいくらでも投稿に使える素材がたくさんあると思うのでどんどん撮影していきましょう。

季節ごとの内装の飾り付けの変化などはインスタ映えにもなりますし観光シーズンには紹介しておくとユーザーの来客意欲に大きな影響を与えられるでしょう。

季節ごとの料理や、おすすめの料理などはどんどん投稿に使いましょう。料理などはあまり加工しすぎると実際と異なるというクレームに繋がりかねないので角度や構図に気をつけて撮影しましょう。

撮影する際には「角度を統一する」「フィルター加工を統一する」という事で世界観やホテルの雰囲気をより伝えやすくなるのでこの2点を気をつけるだけでもかなりクオリティが高い写真が撮れます。

投稿文章はオススメポイントを記載

写真が撮影できましたら次は投稿に使う文章もしっかりと考えて書きましょう。基本的には写真について触れるのが一番です。写真だけでは伝えきれない魅力を文章に書きましょう。

写真について文章を書いていけばそこまで文章に困ることはないでしょうが、ここで英語でも文章を書くことがオススメです。英語が堪能なスタッフがいれば、日本語で書いたものを英語に訳して貰えば外国人の潜在顧客にもPRする事が可能となります。

また、実際に旅館やホテルを利用しているイメージがしやすいストーリー性のある文章にすると尚良いでしょう。

ハッシュタグでのひと工夫

写真と文章が完成しましたら、最後にハッシュタグを設定して投稿を行います。このハッシュタグでもひと工夫をするのとしないとではフォロワーと集客に大きな差が生まれますのでしっかりとタグをつけましょう。

旅館やホテルのアカウントが投稿に使うハッシュタグに是非入れて欲しいものは以下の例です。

・#旅館 #ホテル (ジャンル)
・#東京(立地)
・#ホテルニューオータニ(ホテル、旅館名日本語表記)
・#HotelNewOtani(ホテル、旅館名英語表記)

ホテル、旅館名以外の立地やジャンルも全て英語表記にするのも効果的です。現在インスタグラムではハッシュタグが30個設定できる上、コメントに追加でハッシュタグをつける事も可能なのでどんどんハッシュタグを利用しましょう。

最後に

近年ではGoogleではなく、インスタグラムで検索をして旅行をする人が増えてきました。オシャレな景色や料理を目的に旅行する人が増えてきており、そこをアピールするのにぴったりなのがインスタグラム。

今のうちからしっかりとインスタグラムを運用するとハッシュタグなどで口コミもインスタグラムに投稿されどんどん集客につなげる事ができます。

今回は運用の基礎を紹介しましたが、アカウントのフォロワーを増やしたい方は以下の記事を参考にしてみてください。