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インスタコードを劇的に弾きやすくする方法

インスタコードを買ってみたけど、音が鳴りにくい指が痛い、パッドの弾き心地がイマイチ気持ちよくないと感じた場合、それはインスタコード本来の実力ではないかも知れません。

この記事では弾き心地を改善する方法をお伝えします。


全ての問題を解決する「ハードウェアアップデート」

※本サービスは受付を終了しました

2022年11月に発売した最新モデル「InstaChord+」はこれらの問題を解決したパッドを採用しています。そこで、従来の製品も新しいパッドに交換できるサービス「ハードウェアアップデート」を実施しています。

Case1.パッドの反応が悪い

残念ながら発売初期のロットは品質にバラツキがあり、本来のレスポンスを得られない製品もありました。特に、ギターのように「はじく」ストラムモードの反応が悪いケースが多く見受けられました。

初期不良の見分け方はこちらの動画で紹介しています。

分解修理で改善可能です

インスタコードのパッドはとても繊細なアナログセンサーを採用しており、0.1mm単位の誤差で反応が変わってしまいます。
この誤差は、インスタコードを分解してセロテープやビニルテープなどを使って調整できます。

ご自身で分解修理する場合

プラスドライバーがあれば、分解してパッドの感度を最高の状態に調整することが可能です。プラモデルを組み立てるくらいの技術があれば可能です。

修理の方法はこちらの動画で紹介しています。
※分解すると保証がなくなります

工場での修理を依頼する場合

ホームページの 不具合報告(修理依頼)で受付けています。
※保証期間内の場合、修理代金は無料です。

Case2.摩擦が強すぎる

インスタコード初期モデル(IC-30)のパッドは、ゴムのような弾力のある樹脂素材「エラストマー」という材質でできています。
滑りにくく引っかかりがある材質なので、もっと滑りの良い素材を好む人が多いことがわかりました。

テープを貼って改善できます

そこで、パッドの表面にテープを貼ることをおすすめしています。

★★★ 市販のビニルテープ

インスタコードのパッドにこのテープを貼ると滑りが良くなって、指の負担も軽減します。カットの手間はかかりますが、耐久性も粘着性も抜群です。

他メーカーのビニルテープも色々と試しましたが、この使い方に適しているのはこの製品だけでした。ユーザーの方の口コミで教えていただきました。

貼り方はこのページの下をご覧ください。

★★ 公式パッド用保護テープ

ユーザーの皆さんの声にお応えして、パッドのサイズに合わせて予めカットしたテープを作りました。公式ストアで200円販売しています。
しかし、材質の都合上、上記のビニルテープよりは粘着性、耐久性が劣ります。

★マスキングテープ

発売当初は、マスキングテープを貼ることを推奨していました。
mtブランドのテープは粘着力が高く、全国の文具店で150円程度で購入できますし、デザインも豊富なのでおすすめです。ただし紙製なので耐久性は高くありません
なお、ホームセンター等で買える塗装作業用のマスキングテープは粘着力が弱いのでこの使い方には適していません。

テープの貼り方

テープはカッターマットを使ってちょうどいい大きさに切って使います。

15mmのテープを半分の幅に

15~19mm幅のテープを半分に切って、7.5~9.5mm×4cmのテープを作ります。

9.5mm幅のテープを4cmずつの長さに

そして、パッド1つずつの表面にテープを貼ります。
テープが本体に触れるとタッチの感度を正しく認識できなくなります。また指に触れるのはパッドの上部だけですから、パッドに帽子をかぶせるような感じで、テープを貼ります。

パッドひとつずつにテープを貼る

最適なチューニングをすれば、こんな演奏も夢じゃありませんよ。

みなさんの意見を聞かせて下さい

インスタコードはまだまだ発展途上の楽器なので、ユーザーの皆さんの意見を聴きながら、もっと使いやすく楽しい楽器にしていきます。
情報の蓄積と共有のために、ご質問やご意見をユーザーフォーラムに書き込んでいただけると嬉しいです。


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