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禊をしていないから良くならないんだよバカ

SNSとかメルマガに何回も何回も頑張って、それって実績なの?と首を傾げたくなるような自己満足のエピソードを書き連ねて、新講座の生徒を募集している(自称)コンサルの方を見かけるたびに「あ~、この人集客できていなんだろうな」と感じています。

コンサル稼業1~2年目の人であれば、リストも新しいでしょうし、まだまだ開拓する余地はあると思います。しかし、5年10年、それ以上コンサルやっている人なんて、よっぽどのインフルエンサーでなければSNSのリストもそれほど伸びていないだろうし、メルマガだってそんなに新しく更新もされていないでしょう。要するに、対象者がほとんど変わっていない状態。そこに対して、手を変え品を変え売り込んでも逆効果ではないでしょうか。

またそういう人間に限って、新規を狩り続けるよりもリピート客を囲った方がビジネスが有利・楽になると言います。もちろんそれは真実でしょうが、逆に言うと、同じ人に同じことばっかり提案していても次第に相手にされなくなることも事実なので、常に新規顧客を獲得するためのアップデートも必要なのです。

加えて、長くやっているということはその分、成果を出せずお客さんと揉めていることも多いものです。私も経験はありますが、揉めるということの原因・本質は、サービス提供者側の力不足というよりも、誠実な対応が出来ていないことへのお客さんの怒りであったりするものです。必ずしも成果が出ていなくても、100%お客側に責任がある場合は揉めることはありませんし、そこでサービス提供者側がしっかりフォローしていたりすれば、むしろ円満に解決する場合がほとんどです。

で何が言いたいかというと、結局、お客さんの不満というのは自然と周囲に伝播していきます。以前不義理な目に遭った元顧客は「あいつは最低な人間だから、絶対付き合わない方がいいぜ」という類の噂をまき散らしているものです。コンサル側は、お客側から何もクレームがないからラッキーくらいに思っているかもしれませんが、悪評は水面下で回っています。

もちろん、人間ですから、図らずもいろいろ不手際を起こしてしまうことは仕方ないのですが、大事なことは、自身に非があると思えばしっかりと禊をする事です。そうすれば、悪評は立たないか、いずれ消えていくさだめにあります。しかし、それを怠るといつまでも残る。自分は決して悪くないと思うのも自由ですし、実際悪くないこともあるでしょう。しかし、その判断は、自分自身ではなく、周囲の評判という形で判断されます。

お客が集まらないなーと感じることがあるのであれば、そもそものビジネス内容とともに、一度ご自身の言行を振り返ってみるのも良いかもしれません。

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