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【dbts2024 レポート】【TIS】止められない決済システムを支える技術として TiDB はふさわしいのか?

こんにちは、コンサルティング本部の池上です。
db tech showcase 2024 2日目のD18のセッションである「【TIS】止められない決済システムを支える技術として TiDB はふさわしいのか?」のレポートをお届けします。

セッション概要

オンライン決済サービスが広く普及し、社会のインフラとして機能するようになりました。いつでもスムーズに決済したい。このようなニーズに応えるため決済サービスを支える決済システムは非常に高い稼働率を実現しなければなりません。このセッションでは、分散リレーショナルデータベースであるTiDBが、こうした高い稼働率を達成するための基盤技術として適しているかを弊社で検証した事例をご紹介します。耐障害性、性能、そしてデータ整合性に着目した検証でTiDBはどのような結果を残したのかを解説します。また、今回検証を通じて明らかになったTiDBの能力を活かすためのシステムアーキテクチャ上の考慮点についてもご紹介します。

スピーカー名:
TIS株式会社
サービスプラットフォーム第1部
セクションチーフ
根来 和輝 様

TIS株式会社
サービスプラットフォーム第1部
チーフ
山田 直希 様

はじめに

本セッションでは、高い稼働率や性能が求められるオンライン決済サービスの基盤技術として分散リレーショナルデータベースのTiDBが、その要求を満たすことが出来るのか検証した事例を紹介いただきました。

セッション内容まとめ

TiDBは高可用、高性能、低コストのシステムを実現するにあたって、ふさわしい機能を備えていると感じました。

聴講した感想

TiDB(NewSQL)のシステムが、高可用・高性能・低コストを実現するにあたって大きな役割を果たすことがわかりました。
OSSであることでコストが抑えられ、NewSQLのために高い書き込み性能と読み取り性能を兼ね備えています。また、MySQL互換による既存システムからの乗り換え・開発の容易性があり、日本法人によるサポートの早さといった各メリットの説明がわかりやすく、TiDBを使用してみたいと強く思わされました。

また、具体的な非機能要件を定義し、実際の検証結果をもとに要件を満たすことをどう確認したのか、どのようなことに注意が必要なのかという観点はTiDBに限らず、システム導入という面でとても参考になりました。

私自身は、TiDBについて名前しか知りませんでしたが、アーキテクチャについても説明いただけたので全体的に内容も理解しやすく、本セッションを聞けて良かったと思います。

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