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公民館BOOKカフェ:レポ(in戸板)

みなさん!こんにちはSYABERIBA代表の慶應3年内島駿介です。
SYABERIBAは、令和4年度の協働のまちづくりチャレンジ事業に採択して頂き、1年間を通して金沢にてまちづくり活動を行っています。

今回は、その第3弾の活動であり、10月22日に開店した「公民館BOOKカフェin戸板」のイベントレポートをお届けします!今回で今年度の公民館BOOKカフェは最後に。今回も新たな本との素敵な出会いがありました。
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さて、今回のBOOKカフェの舞台となったのは、戸板公民館

戸板公民館

第1弾の押野公民館回は雨天、第2回の長町公民館回は曇天、そして第三弾である今回も曇天と北陸の日照率の低さを改めて思い知りました。公民館の前には何やら気になる人影が・・・

元気くん

なにこれ、、、きになる!!
公民館の主事さんに聞いてみたところ、この像は、平成3年(1991)に開催された石川国体のマスコット「元気くん」とのこと。国体後、この像の置き場所を探していたところ、当時の戸板公民館が引き取りに立候補し、現在も戸板公民館の駐車場にてその笑顔を振りまいているそうです。にしても、なぜ元気くんを引き取ろうと思ったのか、当時の方に聞いてみたいですね笑。ちなみに、この像は複数あるそうですが他のものは石川の各地の体育館の倉庫に収納されていて、こんな形で見れるのは戸板公民館だけらしいです。その意味では、全国の元気くんファンが一緒に一度は訪れたい場所、それが戸板公民館とも言えそうですね。

さて、中に入ると「公民館BOOKカフェ」のチラシと案内板が!

案内板

SYABERIBAの協働まちづくりチャレンジ事業は、「金沢方式をとり、公民館運営費が上乗せされているが故に高い自治会費に見合うような地域住民による公民館の活用が本当にされているのか?」という疑問から始まりました。これまで、BOOKカフェを開いてきた公民館ではあまり活発に市民による公民館活用がされていないとお聞きしていましたが、この戸板公民館においてはかなり積極的に一般市民によるイベント利用がされているとのことでした。建築されてからまだ10年も経っていないということや、大型スクリーン設備があるなど、確かに設備的には非常に整っていた印象を受け、設備面で活用度の差が出るのかなと思わされました。

今回の公民館BOOKカフェは、前回同様、私が関わっている金沢学生まちづくりプログラムとして実施した「つきいち学生講座」とセットで行いました。「つきいち学生講座」についても実施目的は同様で、地域への大学での学びの還元という建付けの下、公民館の有効活用とそれに付随した世代間交流の創出を目的としています。本レポートでの少しだけ紹介させて頂ければと思います。

さて、公民館BOOKカフェのレポートに戻ります。今回は以下のような式次第で進行していきました。

イベントスケジュール

運営メンバーのみっちゃんが書いてくれた「元気くん」が非常にキュートですね!まずは、アイスブレイクの意味合いも含めて自己紹介。立場・世代の異なる参加者計10名が次々に前に立って自己紹介を行っていきます。

自己紹介する会社員のBさん

会社員のBさんは、本を書くとしたらという紹介項目で「自分の自伝を書いてみたい。」というお話をして下さいました。まだ、自伝を書けるほど自分の生きざまに自信を持てていない内島ですが、ぜひともいつか振り返ったときに多くの人を笑顔にできるような楽しい人生を送りたいですね!!

さて、お次はBOOKレビューの作成となります。公民館BOOKカフェのルールとして偶発的な本との出会いを生み出すために、推薦本を表紙が見えない状態で持参してもらうだけでなく、後のBOOKプレゼンテーションにて「タイトル・著者名」を出さずに本を紹介するという形式をとっています。偶然に出会った物語に感動することが出来たなら、それは自分の視野を広げる大きなきっかけとなるのではないかと思います。私も人間関係で悩んでいた時に図書館で偶然見つけたエーリヒ・フロムの『愛するということ』に大いに感銘を受け、今でも家族・友人・恋人関係におけるMyバイブルとなっています。話を戻して、皆さん持参した本を見返しながらプレゼンの内容を考えていきます。

真剣にプレゼン内容を悩まれる皆さん

メインのBOOKプレゼンテーションの時間がやってきます。各々が「おすすめする本とどのようにであったのか」「その本が自分に何を与えてくれたのか」「なぜ、おすすめできるのか」など様々な視点で熱のこもった弁をふるいます!!

本の魅力を熱弁する会社員のDさん

会社員のDさんは、「この本を読み終わったとき、この本を読まなければ良かったと思う、最悪で最高の本。」という言葉でプレゼンを始めました。胸糞で最悪の結末が大好きな内島は、この1行が耳に入ったときにドラフトの第1候補をこの本に決定しました。続けて、Dさんはこの本におけるヒロインの魅力についても熱く語って下さいました。

全員のBOOKプレゼンが終わったら、さっそくBOOKドラフトに移ります。野球のドラフト会議同様、読みたいと思った本について手を挙げて競合相手が現れれば、くじ引きで交換相手を確定させることになります。

競合し、くじ引きが行われる様子

BOOKドラフトが終わると本の交換タイム、そしてしばしの読書交流タイムとなります。

と、ここで内島痛恨のミスで交流会の様子を写した写真を1つも撮っていなかったことに気づきました…。この部分については、前々回・前回のBOOKカフェのイベントレポートにて保管して頂ければと思います!

前々回の押野公民館BOOKカフェの模様はコチラから!
前回の長町公民館BOOKカフェの模様はコチラから!

さて、今回の公民館BOOKカフェはここまでですが、その後金沢学生まちづくりプログラムとしての「つきいち学生講座」も実施されました!学生講師を務めてくれたのは、金沢大学地域創造学類のお2人。学生団体として取り組んでいらっしゃる「まちづくり」についてワークショップ形式の講座を提供してくれました!

ついきち学生講座の模様

最後に皆さんが紹介して下さった本たちをホワイトボードに書いていただきました!気になるものがあれば、この記事を読まれているあなたもぜひ読んでみてください!

今回、参加者の皆さんが推薦して下さった本たち

楽しい時間を共有して下さった参加者の皆様、そしていつも自分の金沢での活動に協力してくれている運営の方々に心より感謝申し上げます!

第3回公民館BOOKカフェ参加者・運営一同
(2名用事のため早退)

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さて、SYABERIBAとしては今年最後のまちづくり事業として以下のイベントを12月4日に実施予定です。

子どもカメラマン 告知チラシ

成長するとなかなか家族と写真を撮る機会もないもの。本イベントでは子どもさんが、カメラマンとなりママの自然な笑顔を撮影します(プロのカメラマンによるお子さんとママの写真撮影もあります)。8月に第1回を開催し、好評につき当初予定になかった第2回を開催する運びになりました!

前回の模様が分かるイベントレポートはコチラから!
参加を希望される方の申し込みはコチラから!

皆さんと会えることを心より楽しみにしております!!
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SYBERIBAは、議論に限らず今後も「せだいをこえてたいわする」をテーマに世代を超えた交流の創出を行っていきます。SYABERIBAへの参加希望者や詳細を知りたい方はコチラから!


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