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未経験からの飲食店開業物語69

※自分の過去のブログを再掲載しております

2009年もあとわずか。
30日まで・・・いや、31日の朝方まで仕事がある。
年末だけあってなかなか忙しい。
ありがたいことです。
今回の総集編日記、パートⅡかⅢまでかかりそうですが書く時間があるのか微妙・・・
時間がとれないと年を越して更新となるかもしれません( ´,_ゝ`)プッ

今年は激動の年だった。
去年の今頃~年明けにかけてはガールズバーを開業するつもりでいたし信じて疑わなかった。
しかし今では焼きとん屋一直線!!

今更ながら自分で自分のことを考えてみると意外に熱いハートと集中力の持ち主なんだな( ´,_ゝ`)プッ
以前はほぼ毎週通っていた海も今ではサッパリ。
ワンシーズン10回以上は行っていた山も1回行くかどうか。
休みの日は他店の視察に行きたいし資金は少しでも多く用意しておきたいから起業に関する事以外には金を使わなくなった。

いろいろあって(過去日記参照してください)ガールズバー開業を断念し大衆居酒屋で起業すると決めたのが春頃。
和民にアルバイトで入り居酒屋修行がスタート(スタートした当時はまだ居酒屋やろうとは思ってなかったけど)
その一ヶ月後には大衆居酒屋のメインメニューを「やきとん」にすると決め池袋の有名超繁盛店で修行開始。
数ヶ月におよび修行を積み「やきとん」以外のノウハウを習得。
が、肝心の「やきとん」の勉強が出来ないため店を移った。

それも一筋縄では行かず思いのほか苦労した。

が、結果オーライ。
今では「やきとん」と味噌料理をメインメニューにしたチェーン系居酒屋と有名やきとん店で修行をして独立した小さな街の赤ちょうちんの店で修行を積む。
今となってはこの赤ちょうちん店「やきとん万備」で修行出来てなかったらどうなってたんだろ?とまで思うほどいい経験を積ませてもらっている。

そして先週も貴重な経験を積ませてもらった。

焼き物のラストオーダーを終えて炭を消し炭壺へ入れようとするといつもの場所に壺がない・・・・
作業をしたときに場所がなく未使用の墨が入ったダンボールの中に壺はあった。
使い終わった炭は壺へ入れ蓋をすることで酸素をなくし消火するのが一般的。
万備も例外でなくこの方式を採用している。
炭を壺へ入れる時点では火がついて熱くなっている為トングを使って炭を壺へ片付ける。
全ての炭を壺へ入れビールサーバーの洗浄をしていた。

すると・・・・・・

「なんか臭くない?」
とマスター・・・・
ん?コゲくさい!?
パッと見ると焼き台の下のほうから煙が[m:76]

壺の入ったダンボールの横の部分が燃えてる[m:78]
急いで!しかし慌てず!マスターが消火活動!!
発見が早くて九死に一生を得た
原因は火のついた炭を入れた壺が高温になりダンボールのなかで炭を包んでいたビニールから発火していた。

一歩間違えば大惨事!!
危なかった・・・・・・
炭に慣れてきて気が緩んだのか・・・・


猛反省・・・・・・


このことを忘れることのないように写真を撮り恥を承知で日記で公開です。


そして最後にマスターの言葉。
「これは俺も想像出来なかったよ。危なかったけど貴重な体験が出来たね」
自分の城を燃やされそうになったにもかかわらず・・・・心に染みました。
俺が自分の店を持ってスタッフが同じことをした時、同じセリフを言えるのか・・・・自信がありません。

まだまだ人間修行も必要なようです。


次回、パートⅡへ続く。

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