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インクワイアのオープン社内報

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編集するクリエイティブカンパニー、インクワイアについてのお知らせや活動内容、メンバーによるコラムなどをまとめたオープン社報です。 URL: https://inquire.co…
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#インクワイア

「RENEW - インハウスデザイン 可能性と役割の現在地」を開催します

2024年11月、インクワイアが運営するデザインメディア『designing』で、近年盛り上がりを見せる「インハウスデザイン」をテーマにしたイベントを開催します。 今回はKOEL(NTTコミュニケーションズ)、Tangity(NTTデータ)、パナソニック、日立製作所の4社との共同で、インハウスの捉え方とそこで発揮する価値の捉え方を更新していく企画を展開します。 インハウスのなかでも特に変化と影響の大きい歴史ある企業の面々とともに、「これからのインハウス」を深めていく本企画

特定多数向けのメディアと、資産としてのコンテンツ

インクワイアでは、さまざまなメディアに関わっていますが、一貫しているのが「コミュニティメディア」とも言えるサイズだということ。これは会社を創業する前、自分がフリーランスだった頃から変わっていません。 メディアとコミュニティ小林弘人さんは著書『新世紀メディア論』において、メディアビジネスの未来について語るなかで、コミュニティ創出の重要性について触れていました。元々、雑誌やラジオといったメディアはコミュニティとセットで存在していましたが、インターネットの浸透やSNSの普及によっ

インクワイアの仕事をまとめてみました

最近のインクワイアの活動をまとめつつ、どんな仕事の相談ができるのかをまとめました。ちょっと長いですが、お時間ある際にご覧ください。 インクワイアの活動の全体像インクワイアは、社会変容の触媒となることを目指して活動を続けています。様々な活動を行っていますが、大きく以下の3つに分けられます。 inquire.jp inquire Studio inquire Lab それぞれ、順番にどのような活動をしているのかを紹介していきます。 inquire.jp|オルタナティブ

インクワイア、2023年の振り返り

ここ数年、年末の振り返りができていなかったのですが、久々に振り返りのエントリを書きました。自身が代表を務めるインクワイアにおけ1年の動きをダイジェスト的にまとめたものです。こうして挙げていくと今年もいろいろありました。 インクワイアでは、自社事業のinquire Labと、クライアントワークを行うinquire Studioの両輪で活動しています。順番に、それぞれの動きを記載していきます。 inquire Labいくつか展開している自社プロジェクトたちそれぞれで今年は新た

『UNLEASH』という名前とロゴに込めた「解放」という願いを形を引き継ぐ

インクワイアから新たなプロジェクト「UNLEASH Equipment 」をリリースしました。「想像力を羽ばたかせて、生活を解放する」をテーマに掲げ、生活用品、アウトドア用品、おもちゃなど、さまざまな商品を「解放のための装置」と定義して、キュレーションストアとして販売していきます。 もともと、『UNLEASH』という名称は、インクワイアの自社メディアとして生まれました。「創造力を解放する」という目標のために、領域を横断して様々な発信を行ってきました。 ブログサービスの『M

これからの社会でよりよく生きるための知恵や技法を共有する

今年4月からinquireにて新たにスタートした「inquire University」の初回講座が先月終了しました。 現代では、仕事と生活の切り分けが難しくなり、社会性と経済性の両立を目指す動きも活性化しています。必ずしも活動の主体が会社であるとも限らず、プロジェクトベースやコミュニティでの活動も珍しくありません。 そんな環境において、個人がどのように働いて、社会に関わりながら生きていくかは重要なテーマです。一方で、この状況下でよりよく生きるための知恵や技法は十分に共有

デザインの可能性を探究する運動体を目指して

今週はインクワイアが運営するメディアのひとつ『designing』からもお知らせが2つありました。ひとつは、オフラインのイベントを開催するというもの。初回はデザインと人類学についてです。 もうひとつは、法人パートナー制度のご案内。“デザインの可能性を探究する”というdesigningのミッションに共感し、共に歩んでくださる企業を募集しています。詳細はこちらからどうぞ。 designingは最近、深澤直人さんのインタビュー記事も掲載して様々な方に読んでいただきました。元々の

インクワイアで編集の可能性を探究する「editorial studies」を始めます

インクワイアにて、広がり続けるメディアや編集の可能性を探究し、その担い手として未来の創造に貢献する。そのためのヒントを探るオンラインイベント「editorial studies」を開催することになりました。 個人や法人のメディア化を筆頭に、メディアを取り巻く環境はここ数年でより大きく変化しています。そのなかで、情報や知識を媒介する「編集」が果たす役割は、一層大きくなっていくはず。 企業の中でも経営、事業、組織への貢献が求められるなど、これまでにないほどメディアや編集の射程

2023年4月8、9日に開催するデザインの祭典『Featured Projects 2023』チケット販売を開始しました

インクワイアが手がける『designing』事業の一環として、“よいものづくりは、明日を拓く”をテーマに掲げる領域横断型のデザインフェスティバル「Featured Projects 2023(フィーチャード・プロジェクツ2023)」を、2023年4月8日(土) - 9日(日) の2日間にわたって、コクヨ株式会社東京品川オフィス『THE CAMPUS』で開催します。 今週、イベント情報詳細を公式サイトにて公開し、チケットの発売を開始しました。クリエイターズマーケットは無料チケ

想いを持ったメディアが持続する生態系をつくりたい

私が代表を務めるインクワイアでは、さまざまな「メディア」にカテゴライズされる仕事をしています。その仕事を大きく分類すると以下のようになります。 自社メディア事業 事業会社のメディア支援 メディアのビジネスモデルも多様化しており、多様な事業を営む企業がなにかしらの形でメディアを運営するようになっています。この両方に関わることでメディアと事業に対する知見を蓄積していこうと取り組んでいます。 メディアは、持続することが前提の取り組みです。一時的な活動で効果がないわけではあり

「sentence」のコミュニティ運営終了に寄せて

ライティングを学び合う場として、2016年から運営してきた「sentence」のコミュニティをクローズすることになりました。運営メンバーからのお知らせはこちら。 これまでの歩みを振り返ってsentenceは、インクワイアを創業して間もない2016年の春に、ライターの西山くんと立ち上げました。もともと、「ライター育成の場の少なさ」に問題意識を持っていた私たちは、少しでも改善のためにできることはないか、と議論を重ねていました。 ちょうど、議論を重ねているタイミングに、大ナゴヤ