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『シン・ニホン』を広めてくれるアンバサダー、募集します

この頃、少し自分が緊張気味に毎日を過ごしていることに気づきました。
びゅんびゅん流れるタイムラインを見逃すまいと、いつも力が入っている。

こんなときだからこそ、NewsPicksパブリッシングはゆっくりと根付くスローな「運動論」を始めることに決めました。
僕たちは読者発で『シン・ニホン』という本を、火を灯すように広めていくことにします。

何をやるのか

この講座は「『オンライン読書会を開く人』を育てるためのオンライン読書会」です(10名募集、全6回、無料)。

週1回1章ずつ、『シン・ニホン』のオンライン読書会を開き、全講座が終わったとき、自身がファシリテーターとなれるよう設計されています。
(参加はあくまで自身で『シン・ニホン』の読書会を開く意思のある方に限られます)

この連続講座で得られるのは、次の3点です。
①『シン・ニホン』をより深く理解する
② オンライン読書会で必要なファシリテーションスキルを身につける
③『シン・ニホン』について自分の感想を文章化する技術を身につける

『シン・ニホン』出版プロジェクトにプロデューサーとして加わってくれた岩佐さんは、僕がもっとも尊敬するファシリテーターです(これだけで受ける価値あります、ほんと…)。
各回、参加者の方には岩佐さんのレクチャーのもと、実際にファシリテーターを務めていただきます。

なぜ、やるのか

以前書いたnoteを読んでくださった方はおわかりかもしれませんが、『シン・ニホン』は著者の、「少しでもマシな未来を次の世代に残したい」という強烈な想いを起点に書かれました。

『シン・ニホン』の最後には、安宅さんが現在仕掛けている「風の谷を創る」プロジェクトが登場します。
その中で、安宅さんは「風の谷」について「数百年、少なくとも200年以上続く運動論の最初の型を立ち上げる」と語っている。
本気で100年先のことを考えて書かれた本だからこそ、僕たちも出版社として何年、何十年単位で広めていきたいと考えました。

そのためには、単なる一過性のプロモーションだけではなく、年単位の広がりのある取り組みが必要でした。

バズの真逆を行く

ファシリテーターとなってくれる10人を募集し、全6回の読書会を開催する。
その10人が「火種」となって次の読書会を開催する。その読書会に参加した人がまた次のアンバサダーを生み出す…。
けっこう、時間がかかります。
まったく効率的ではありません。バズの正反対にあるといってもいい。
でも、いいんです。
この本は、1年で売り切って終わるようなそんな本じゃない。
売ることがゴールでもない。
「このままのニホンでいいわけがない」と思う人の数を増やし、個々人がどんどん自分なりの「シン・ニホン」を仕掛ける世界がやってくるまで、プロジェクトは終わらないのです。

「アテンションの奪い合い」の次へ

NewsPicksパブリッシングを作ったとき、僕は「アテンションの奪い合い」から抜け出したいと言いました。その対局にあるのが、読者自身がその本の良さを語る本の広がり方です。

読むことで得られるメリットを理由に本が買われればそれは「取引」ですが、「この本はあなたの毎日をきっとよくすると思う」という誰かのオススメによって本が買われれば、それは「贈与」です。
贈与というと大げさですが、1冊の本が買われるとき「あの人が言うのだから信頼できる」「この出版社はいい本出すよな」のように文脈がいくつもくっついている、冗長で複雑な世界のほうが僕は好きなのです。

もしアンバサダーの方の活動を起点に一冊本が買われたならば、それは僕個人にとって単なる一冊以上の重みがあります。

長くなりました。
少しでも興味のある方はぜひこの運動論の同志になってください。

もしもこのアンバサダーの取り組みに応募してくれたら、サイコーです。
このnoteや、夏頃から順次開かれるであろうアンバサダー主催のオンライン読書会を広めてくれるだけでも万々歳です。
一読者としてシン・ニホンを広めてくださるだけでも十分にありがたい。

最後に。
『シン・ニホン』はもう読んじゃった、というあなた。
大丈夫! 20回以上読んだけど、僕もまだ全部は理解できていません!!
10年かけて付き合える、味わい深い本なのです。

それではご応募、お待ちしております!

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